ゴルフ百科事典

ラフのライは、何を見れば脱出しやすさを判断できる?

ラフ・プレー性/ライ判断

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まず答え

芝の高さだけでは判断できません。ボールの沈み具合、葉や茎の密度と向き、、水分、地面の状態を合わせて見ます。特に、ボールの周囲にどれだけ茎葉が絡み、クラブヘッドが通る空間があるかを見ると、実際の脱出難度を判断しやすくなります。

詳しい解説

ラフの難しさは、見た目の高さだけでは決まりません。USGAは、のラフでは横方向へ伸びる茎や葉が絡み合い、冷涼地型芝より低いでもクラブヘッドへ強い抵抗を生み得ると説明しています。逆に、芝が高くても葉が細くまばらなら、ボールが見つけやすく、前へ運べる場合があります。

次に見るのは、ボールが芝のどの高さに止まっているかです。芝が密なら葉や茎がボールを支えて高い位置に止まることもありますが、生育が落ちて密度が下がった時には、ボールがキャノピーの下へ沈みやすくなる例もあります。つまり『密なラフ=必ず深く沈む』『薄い=簡単』とも限りません。

水分も判断を変えます。雨後や湿った場所では葉がまとまり、地面も軟らかくなりやすいため、乾いた時と同じ高さでもクラブの抜けや足元の条件が変わります。さらに、芝種や季節によって葉の硬さ、生育量、絡み方が変わるため、前日のラフと今日のラフが同じ見た目でも同じ難度とは限りません。

実戦では、①ボールがどこまで沈んでいるか、②ボールの前後に茎葉がどれだけあるか、③芝が絡む向き、④濡れているか、⑤地面が硬いか軟らかいか、を順に確認します。複数の条件が悪い時ほど無理に距離を取りに行かず、まず確実に脱出できる番手と方向を優先する方が安全です。