ゴルフ百科事典

ボールマークは、底を持ち上げて直すより周囲の芝を寄せた方がいい?

グリーン損傷・ボールマーク

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まず答え

はい。研究では、くぼみの底を持ち上げる方法より、周囲の健全な芝を中心へ寄せる方法の方が、修復直後の表面品質と回復が良好でした。底を強く持ち上げると根や芝を傷め、傷跡が長く残ることがあります。

詳しい解説

の修復は、道具の種類だけでなく使い方で回復速度が変わります。基本は、くぼみの周囲から健全な芝を中心へ寄せ、最後に表面を軽くならす方法です。くぼみの底へフォークを差し込んで強く持ち上げる方法は、根域を余計に乱して傷跡を残しやすくなります。

クリーピングベントグラスで行われた2005年の原著研究では、伝統的な修復具を正しく使った場合と、周囲の芝を寄せる専用具を使った場合は16〜21日で完全回復しました。一方、伝統的な修復具を誤って使った処理では、17日を過ぎても表面品質が最も悪く、傷跡が残りました。

のグリーンで9種類の修復具を比較した2007年の研究でも、周囲の芝を中心へ押し寄せる方法や、周囲の芝を穏やかに寄せる方法は修復直後の品質が高く、くぼみ中央の土を持ち上げる方法は低品質でした。この差は回復まで約3〜4週間続きました。

つまり、ボールマーク修復で重要なのは『へこんだ土を元の高さへ持ち上げること』ではなく、傷んでいない周囲の芝を寄せて表面を閉じることです。深く差し込みすぎたり、中央をこじ上げたりすると、見た目は平らになっても根を傷める可能性があります。

実際の修復では、マークの外周から数か所に修復具を入れ、芝を中心方向へ押し寄せます。最後にパターなどで軽く押さえて平らにします。早く直すことに加え、正しい方向へ芝を寄せることが、回復と転がり面の品質維持に重要です。