ゴルフ百科事典

ティー新設やグリーン改修のあと、コース内の距離表示はどう更新する?

コース備品・日常セットアップ

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まず答え

改修前の数字を流用せず、影響したホールを恒久的な基準点から規定の方法で再測定し、スコアカードやティーサインのホール全長を更新します。残り距離の表示も、その表示位置とグリーンの基準位置に応じて測り直します。恒久的なコース変更は所管のハンディキャップ機関へ通知し、レーティングの見直しが必要か確認します。

詳しい解説

ティーを新設したり、グリーンの位置や形を大きく改修したりした場合は、以前の距離表示を目測で修正するのではなく、まず影響したホールを正式な手順で測り直します。

改修で影響したホールを正式に測り直し、カードや看板、デジタル情報へ対応する値を反映します。残り距離は表示ごとの基準位置を確かめます。図の直線は起点と終点の概念で、ドッグレッグなどの測定経路を指定するものではありません。

World Handicap System Appendix Gでは、各ティーセットの恒久的な距離基準点を使い、コースレーティングの規定手順に従って、有資格者または認められた組織が各ホールを最も近いヤードまたはメートル単位で測定するとしています。旧USGAの測定手順には、恒久的な基準点からグリーン中心まで測り、ドッグレッグでは規定の折れ点を経由する方法も示されています。現行の詳しい測定手順は所管の認定機関に確認します。

改修後は、正式な測定値に合わせてスコアカードとティーサインのホール全長を更新します。一方、フェアウェイの残り距離表示は、表示位置からグリーンの手前や中心など、採用している基準位置までの距離です。ホール全長と同じ数値へそろえるのではなく、各表示の起点と終点を確認して再測定します。運営側のデジタル情報も対応する測定値へ更新します。

恒久的なコース変更を行った場合は、ゴルフクラブが所管の認定機関へ通知する必要があります。Appendix Gでは、認定機関が現在のCourse RatingとSlope Ratingを見直し、再評価が必要か判断するとしています。

距離表示の更新は、看板の数字だけを変える作業ではありません。正式な測定記録を基に、紙・現地表示・デジタル情報のそれぞれが何の距離を示すかを明確にし、対応する数値を更新します。