コース管理は、 プレー中に 作業を 続けるより ティータイムを 一時的に 空けた 方が 効率的?
コース管理・作業計画
まず答え
混雑したコースでは、短い「管理作業用の空白時間」を作る方が効率を上げやすいです。作業員がプレーヤーを待つ回数を減らし、刈込み・バンカー整備・目砂などをまとまって進められます。ただし、必要な長さや頻度は作業内容と予約状況で変わります。
詳しい解説
コース管理では、作業員がプレーヤーへ近づくたびに機械を止め、安全な場所へ退避し、通過を待つ必要があります。満員のコースでこの中断が何度も起こると、同じ作業でも所要時間が長くなります。
USGAは、この問題への方法として「maintenance gap(管理作業用の空白時間)」を紹介しています。一定時間だけティータイムを止め、プレーの列の中に作業員がまとまって動ける空白を作る方法です。USGAの事例では、ラフ刈込み、バンカー整備、グリーンの通気作業、目砂などを、プレーに繰り返し遮られず進めやすくなると説明されています。
別のUSGA事例では、昼間に2〜3組分ほどティータイムを空けるだけでも、約20分の空白がコース内を移動し、その中で管理チームが作業を続けられる方法が紹介されています。グリーン刈込みをこの時間に行い、朝露が乾いた状態で刈ることで刈込み品質を高めたり、早朝の時間を別の重要作業へ回したりする例もあります。
ただし、長く止めれば止めるほど良いわけではありません。必要な空白時間は、作業内容、コースの混雑、スタート間隔、人員、機械、前後の組の進行で変わります。USGAも一律の方式はなく、作業を終えられる長さを確保し、ゴルフショップと管理部門で運用を共有することを重視しています。
したがって、混雑中に細切れで作業するしかない施設では、短い管理作業枠を設けることが効率化の候補になります。判断するときは、空白時間を設けた日と通常日で、作業完了時間、人時、待機時間、プレーヤーへの影響を比較して、自コースに合う長さと頻度を決めます。