ゴルフ百科事典

レッスンで直すべき問題と、クラブフィッティングで補うべき問題はどう切り分ける?

レッスン・クラブフィッティング

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まず答え

まず今のクラブで基準を取り、同じ意図で打ったままクラブ仕様を変えたときに弾道や、ばらつきが安定して改善するかを見ます。仕様変更で改善する部分はフィッティング候補、動きそのものを変えないと改善しにくい部分はレッスン候補です。ただしスイング改造中は二者択一にせず、コーチとフィッターで情報を共有します。

詳しい解説

レッスンとクラブフィッティングは、どちらか一方が常に先という関係ではありません。切り分けるときは、まず今使っているクラブで基準を作り、そのうえでクラブ仕様だけを変えたときに結果がどう変わるかを見ると整理しやすくなります。

の公式フィッティング手順では、最初に現在のクラブや悩み、求める性能を確認し、現在のクラブで弾道計測を行って基準データを取ります。その後、ヘッド、シャフト、重量、、長さなどを変えながら、弾道とショット品質、再現性がどう変わるかを比較します。つまり、スイングを大きく変えなくても仕様変更だけで打ち出し、スピン、、散らばりなどが安定して良くなるなら、その部分は用具側で補える可能性があります。

一方、クラブをいくつか変えても同じミスが続き、本人が作ろうとしている動き自体に課題がある場合は、クラブだけで解決しようとせずレッスン側で扱う方が自然です。例えば、特定のクラブだけでなく複数のクラブで同じ方向へ大きく外れる、狙った動作を再現できない、といった場合は、まず動きの原因を確認する余地があります。ただし、ここを一球や一つの数値だけで断定しないことが重要です。

スイング改造中はさらに境界が曖昧です。Titleistは、レッスンを受けながらスイングを変えている場合、まず指導者と話し、その内容をフィッターへ共有することを勧めています。フィッターは、目指している動きに対してクラブ仕様の違いがどう影響するかを示し、移行中のスイングに合う仕様を提案できます。

実務では、①現在のクラブで基準を取る、②スイングの意図を変えずに仕様を変えて比較する、③複数球で改善が安定するならフィッティング候補、④仕様を変えても課題が残る、または目標動作そのものを変える必要があるならレッスン候補、⑤スイング改造中はコーチとフィッターの情報をそろえる、という順で考えると混同しにくくなります。クラブはスイングの欠点を何でも消す道具でもなく、レッスンは用具の不適合を無視してよい理由でもありません。