植物成長調整剤は、 決めた 日数ごとに 同じ間隔で 再散布すればいい?
生育管理/植物成長調整剤
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まず答え
固定日数より、気温の積算を使う方が適切な場合があります。植物成長調整剤は高温ほど効き目が早く切れやすく、再散布が製品ごとの積算温度の目安を超えると、刈草量が一時的に増える「リバウンド成長」が起こることがあります。芝の伸びと刈草量も見ながら間隔を調整します。
詳しい解説
植物成長調整剤の再散布は、「毎週○曜日」のような固定日数だけで決めると、季節によって効き方がばらつくことがあります。気温が高い時期は芝の代謝が速くなり、同じ薬剤でも抑制効果が短くなりやすいからです。
USGAは、植物成長調整剤の使用では、日数ではなく積算温度(Growing Degree Days:GDD)を使って再散布時期を決める方法を推奨しています。暖かい時期はGDDが速く積み上がるため再散布間隔が短くなり、涼しい時期は長くなります。
再散布が製品ごとのGDD目安を超えて遅れると、抑えられていた成長が反動で増える「リバウンド成長」が起こることがあります。USGAは、条件によって刈草量が約20%増える例を示しています。反対に、短すぎる間隔や高すぎる量では過度な生育抑制が起こるため、早く入れれば良いわけでもありません。
実務では、使用する製品の表示と研究で示されたGDD目安を基準にしながら、刈草量、芝の色・密度、気温、芝種、ストレス状態を一緒に確認します。固定した曜日管理より、温度と実際の芝の反応を組み合わせる方が、年間を通して生育を一定に保ちやすくなります。