ゴルフ百科事典

練習施設運営における芝打席ローテーションとは?

芝打席管理

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まず答え

芝ローテーションとは、練習場の天然芝打席を同じ場所で使い続けず、打席位置を定期的に移して、傷んだ区域に回復時間を与える運用です。利用量、芝の生育速度、天候、使える面積に合わせて移動幅や休止日を調整します。

詳しい解説

天然芝の練習打席では、アイアンショットのたびにディボットができるため、同じ場所を連日使うと芝が回復する前に裸地化していきます。芝打席ローテーションは、打席ラインを前後などへ計画的に移し、使い終えた区域を休ませながら練習面全体を循環利用する方法です。

天然芝打席では使用する区域を移し、傷んだ区域が回復する時間を確保します。移動幅や戻るまでの日数は利用量・芝種・季節等で調整し、必要に応じてマット利用を組み合わせます。図は固定の日程ではありません。

USGAは、練習ティーの品質を保つには、ディボットの回復速度より利用による損傷が上回らないよう、打席位置を回す必要があると説明しています。十分な面積がない施設では、同じ区域へ戻るまでの時間が短くなり、芝が回復し切る前に再使用することになります。その場合は、人工マットの併用や芝打席の休止日を設ける方が有効です。

ローテーションの速度は固定ではありません。、季節、気温、日照、水分、降雨、来場者数によって回復速度が変わるためです。USGAは、生育が止まる時期や回復が遅い時期は天然芝の使用を減らし、マットへ移行することを推奨しています。濡れた状態ではディボットとの損傷が大きくなりやすいため、天候によって芝打席を閉じる判断も必要になります。

打席の使い方も面積消費に影響します。USGAは、球を前のディボットのすぐ後ろへ置いて一直線に打つ方法の方が、ディボットを無作為に散らすより芝の消失面積を抑えやすいとしています。利用者へ打ち方を案内することも、ローテーションを長持ちさせる運営策です。

つまり芝打席ローテーションは『毎日何メートル動かす』という固定作業ではなく、利用量と芝の回復量を合わせる管理です。前の区域が十分に回復してから戻れるように、打席位置、休止日、マット使用を組み合わせます。