飛行機移動の あと、 練習ラウンドは 到着 当日と 翌日の どちらに 入れるべき?
疲労・移動/遠征
まず答え
短距離移動なら一律に翌日へ回す必要はありませんが、長距離・時差移動なら、選べる場合は到着翌日以降に練習ラウンドを置く方が無難です。到着日は軽い運動や短い調整にとどめ、睡眠と疲労の回復を確認してから18ホールを回します。
詳しい解説
飛行機移動後の練習ラウンドを到着当日にするか翌日にするかは、移動時間と時差の大きさで分けて考えます。短い国内移動などで睡眠が十分に取れ、到着後の疲労も小さいなら、当日に軽くラウンドする選択肢があります。一方、長距離で複数の時間帯をまたぐ移動では、到着直後から通常どおり18ホールを回す前提にはしない方が安全です。
長距離の北東方向移動をした持久系選手12人を追った研究では、機内で睡眠時間が大きく減り、到着後最初の夜の翌朝には自覚的疲労が増えました。睡眠や疲労の変化は、おおむね到着48時間後までに出発前の水準へ戻りました。研究者は、少なくとも到着後最初の2日間は睡眠管理を重視する必要があるとしています。
この結果をゴルフへ当てはめるなら、長距離・時差移動の直後は、到着日は散歩、ストレッチ、パッティングや短時間のレンジなどで現地時間へ合わせ、18ホールの練習ラウンドは翌日以降へ置く方が合理的です。ただし、到着時刻が早い、時差が小さい、普段から移動に強いなど条件が良ければ、当日ラウンドが必ず悪いとは言えません。
判断材料は、①前夜と機内の睡眠、②現地との時差、③到着時の眠気と疲労、④翌日の大会までの日数、⑤18ホール後に回復時間を確保できるか、です。本番前に1回しか練習ラウンドを入れられないなら、コース確認を優先する価値もあるため、単純に『翌日が正解』とは決めません。
なお、この研究はトライアスロン選手を対象にしたもので、ゴルフの練習ラウンドを到着当日と翌日で直接比較した試験ではありません。そのため、固定ルールではなく、長距離移動後の睡眠・疲労の変化を基にした実務的な判断として扱います。