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グリーンのコアエアレーションは、「年に何回」より穴を開ける表面積で考えた方がいい?

更新作業/コアエアレーション

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まず答え

回数だけより、タインの太さ・間隔と回数から「年間にどれだけの表面積へしたか」を見る方が実態を比べやすくなります。USGAでは有機物管理の目安として年間約20%の表面介入がよく使われますが、これは絶対基準ではなく、有機物測定と芝の状態に合わせて調整します。

詳しい解説

コアエアレーションは「春と秋の年2回」のように回数だけで比べても、実際の管理強度は分かりません。同じ1回でも、太いタインを狭い間隔で使う場合と、細いタインを広い間隔で使う場合では、取り除く根域の量が大きく違うからです。

一回の表面介入面積は、穴の大きさと数の両方で変わります。図は面積の違いだけを示し、除去する量や砂の取込量、複数回施工の効果が必ず同じになることを示すものではありません。

そのためUSGAでは、タインの直径と穴の間隔から、その作業でグリーン表面の何%へ介入したかを考える方法が使われています。を抜く作業では有機物を物理的に除去し、穴を砂で埋めることで表層を希釈できます。過去から「年間約20%の表面介入」が有機物を管理する一つの目安として広く使われてきました。

ただし、20%はすべてのグリーンに当てはまる絶対的な基準ではありません。USGAも、特定の表面介入率と有機物量の関係を示す研究は限られ、20%未満でも硬いグリーンと適正な有機物を維持しているコースがあるとしています。逆に、生育量の大きいウルトラドワーフ・バミューダなどでは20〜25%を目標にする事例もあります。

実務では「年何回やったか」だけでなく、各回のタイン径・穴間隔・表面介入率、入れた砂量、表層有機物の測定値、回復時間を記録します。そのデータを見て、必要なら小径タインを複数回に分けるなど、同じ年間目標でもプレー面の一時的な荒れを小さくする方法を選びます。