ゴルフ百科事典

プレッシャー下でパットを外すときは、ストローク中のクワイエットアイが短くなりやすい?

視線・クワイエットアイ

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まず答え

熟練者を対象にした実験では、プレッシャー下で最後に外したパットは、その直前の成功パットよりクワイエットアイ全体が短く、とくにストローク開始後とインパクト後の注視が短くなっていました。打つ前の注視時間には同じ差が出ていません。

詳しい解説

50人の熟練ゴルファー(平均ハンデ3.6)が、外すまで続けるプレッシャー付きのパット課題を行った研究があります。研究では、最初のパット、最後から2球目の成功パット、最後に外したパットの視線を比較しました。

最後に外したパットでは、クワイエットアイ全体の時間が成功パットより短くなりました。内訳を見ると、開始前のクワイエットアイ(QE-pre)は大きく変わらなかった一方、ストローク中のQE-onlineと、インパクト後に同じ場所へ視線を残すQE-dwellが短くなっていました。

この結果は、プレッシャー下の失敗では『打つ前の準備時間が足りない』というより、動作が始まった後の視線によるオンライン制御が崩れる可能性を示します。ただし観察された関連から、クワイエットアイを意図的に長くすれば必ず入る、短くなったことだけがミスの原因だ、とまでは言えません。

この研究では注視の持続を、バックスイング開始前、ストローク中、衝突後に分けています。失敗時にどの区間が変わったかを読むための区分であり、図の棒の長さは成功・失敗の測定時間や推奨時間を表しません。各区間で実際に注視が続いた時間を測り、長さだけで原因や成功を決めないようにします。