ゴルフ百科事典

プレーペースを見るなら、18ホールの平均時間とホールごとの通過時間のどちらが重要?

プレーペース・進行管理

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まず答え

目的が違うので両方必要です。18ホールの時間は全体の体験や運営結果を見るのに向き、ホールごとの通過時間は『どこで遅れが生まれたか』を見つけるのに向きます。改善策を決めるなら、全体時間だけでなくホール別・累積の時間を見る方が原因を特定しやすくなります。

詳しい解説

18ホールの平均時間は、利用者がラウンドに何時間かかったか、日によって全体の進行が改善したかといった『結果』を見るのに便利です。繁忙日と閑散日、組人数、時間帯などで比較すれば、運営全体の傾向もつかめます。

ただし、18ホールの合計だけでは、遅れがどこで発生したかは分かりません。たとえば同じ4時間30分でも、序盤のパー3で詰まったのか、長い移動区間で遅れたのか、後半で徐々に間隔が広がったのかでは対策が違います。

R&Aのプレーペース資料は、ラウンド全体だけでなく各ホールの『標準所要時間』を設定し、ホールの長さ、難しさ、次のティーまでの歩行距離などを考慮する方法を示しています。また、一定数のホールを終えた時点の累積時間を使って、組が予定位置から遅れているかを見る考え方も示されています。

そのため、運営指標としては18ホールの時間で全体傾向を確認し、問題が見つかったらホール別・累積時間で発生場所を絞るのが実用的です。『どちらか一つ』ではなく、全体時間を結果指標、ホール別時間を診断指標として組み合わせると判断しやすくなります。