セルフプレーを 増やせば、 ゴルフ場の 人件費は 単純に 下がる?
ゴルフ場運営
あとで読む保存した記事へ →
まず答え
セルフプレーの割合だけでは、総人件費の増減は分かりません。キャディ業務で減る費用と、残る業務・新たに必要な業務の人員や時間を分けて比べます。
詳しい解説
セルフプレーが増えたという事実だけから、ゴルフ場全体の人件費がいくら下がったかは判断できません。キャディの配置を減らせるとしても、その費用と施設全体の費用は別です。
PGA of Americaの2023年の職務区分では、ゴルフ運営にはショップ、練習場、カート運用なども含まれます。また、USGAの労務分析の解説は、コース管理の作業を通常の整備、定期作業、緊急対応、準備や研修などに分け、作業時間を測る方法を示しています。プレーヤーへの帯同を減らすことが、これらの仕事を同じ割合で減らすことにはなりません。
セルフ化の影響を調べるには、減らしたキャディの勤務や委託費に加え、受付、カートの受け渡しや整備、案内、進行管理などの勤務時間と費用を前後で並べます。仕事が別の担当者へ移った場合も、その時間を残します。これは費用を比較するための集計案で、セルフ化による平均削減率を示した研究結果ではありません。
利用組数や営業日数、サービス内容、賃金条件が変われば、総額も変わります。人件費の総額と、同じ条件で1組を受け入れるのに必要な費用を分けて見ます。セルフという営業形態の名前より、実際にどの仕事と費用が変わったかで判断する必要があります。