ゴルフ百科事典

スキッドとスキッド距離は、どう区別する?

パット・転がり

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まず答え

スキッドは、パット直後にボールが十分なになる前に滑りを伴って進む運動状態です。スキッド距離は、その状態が続いている間にボールが進んだ距離です。現象と、その長さを表す数値の違いです。

詳しい解説

スキッドは、パターで打ち出されたボールが、回転と前進速度の関係がまだ純転がりの状態に達していない滑りを伴う局面を指します。スキッド距離は、その局面が始まってから転がり主体の状態へ移るまでにボールが進んだ距離です。

スキッド距離と純転がりに達するまでの時間は別の測定量です。純転がりでは中心の速さと回転による周速度が等しくなり、接地点はその瞬間、地面に対して滑りません。純転がりでも球は減速し得ます。測定器の指標名や算出方法は個別に確認します。

画像計測を使ったパット研究では、打球後の運動をバウンド、滑り、ロールのように区別して観察しています。つまり、スキッドは運動の種類・局面を示す言葉で、距離そのものではありません。

また、2018年のパット実験では、ボール速度、ロール距離、スキッド距離を別々の測定値として記録し、打つ距離によってそれぞれの値が変わることを検討しています。ここでもスキッド距離は、スキッドという現象を長さとして数量化した指標として扱われています。

実用上は、「スキッドが起きたか・どんな滑り方をしたか」と「何cm・何mスキッドしたか」を分けて見ます。さらに時間で評価する場合は、転がりへ移った後はロール距離やロール速度など別の指標になります。