ゴルフ百科事典

しばらく上達を感じないとき、目標を小さく分けると練習を続けやすくなる?

動機づけ・目標設定

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まず答え

役立つ可能性があります。大きな「上達する」をそのまま追うより、短期間で確認できる行動や技能の目標に分けると、進捗を確認しやすくなります。ただし、小目標にすれば必ず上達・継続できるわけではなく、結果だけでなく実行できる行動目標にするのが実用的です。

詳しい解説

上達を感じにくい時期は、最終結果だけを目標にすると進歩を確認しづらくなります。そこで、大きな目標を短い期間で確認できる目標へ分ける方法には、練習を続ける助けになる可能性があります。

運動継続を調べた無作為化研究では、目標設定を取り入れた群は対照群より運動プログラムへの出席が良く、脱落率も低くなりました。これはゴルフそのものの研究ではありませんが、目標を具体化して進捗を確認することが継続行動に関係し得ることを示しています。

ゴルフのパッティング課題を使った無作為化研究では、熟達を重視する目標、成績を重視する目標などを比較したところ、練習後の精度改善は群間で大きな差がありませんでした。一方、熟達目標の参加者は一部の成績目標群より自由練習を長く続けました。つまり、目標の置き方は「すぐ上手くなるか」だけでなく、どれだけ練習に取り組むかへ影響する可能性があります。

実践では、「ハンデを2下げる」のような遠い結果だけでなく、「今週は3回、20球ずつ同じ課題を試す」「10球中6球で狙ったに当てる」「1回の練習で変更点を1つだけ試す」のように、短期間で確認できる行動・技能目標へ分けます。達成できたかが見えるので、停滞中でも進捗を判断しやすくなります。

ただし、ここで参照した研究は「停滞中のゴルファーに小目標を設定すれば必ず継続できる」と直接証明したものではありません。小さく分けること自体を目的にせず、実行可能で、結果を確認でき、次の練習内容へつながる目標にするのが重要です。