ゴルフ競技の 「用具に 関する モデルローカルルール」って 何?
モデルローカルルール/用具制限
まず答え
大会の委員会が必要に応じて採用する、用具使用を追加で制限する選択式のローカルルールです。採用された競技では、通常の用具規則に適合しているだけでは足りず、その追加条件にも従う必要があります。採用されていなければ、その制限は自動的には適用されません。
詳しい解説
モデルローカルルールは、すべてのラウンドへ自動的に適用される規則ではありません。R&AとUSGAが用意した標準文を、競技委員会がその大会に必要だと判断したときに採用する仕組みです。
用具に関する代表例の一つがG-1です。これは、競技で使うドライバーをR&A/USGAの「適合ドライバーヘッドリスト」に載っているモデルとロフトへ限定できます。通常でもドライバー自体は用具規則に適合している必要がありますが、G-1が採用された競技では、さらにリスト掲載という条件が加わります。ただし、1999年より前に製造されたドライバーヘッドはリスト掲載条件の例外です。例外のヘッドでも、通常の用具規則には適合していなければなりません。
G-5では、電子距離計によって距離情報を得ること自体を禁止できます。通常の規則では距離や方向を知るための距離計は原則使用できますが、G-5が採用されていればその競技では使えません。
G-10では、パター以外のクラブについて、ストロークに使える最大長を46インチへ制限できます。通常のEquipment Rulesの上限は48インチなので、ここでも競技側が追加制限を設ける形になります。
したがって、用具が一般的にルール適合だからといって、すべての競技で必ず使えるとは限りません。競技へ出るときは、通常のゴルフ規則だけでなく、その大会の競技条件とローカルルールを確認する必要があります。特にドライバー、ボール、距離計、クラブ長さなどは追加条件が設定される場合があります。
2026年9月21日のR&A・USGAの告知では、上級競技向けにボールの試験距離、ドライバーのCT、クラブ長さをさらに制限する案が示されました。早ければ2028年1月に導入できる選択肢を研究する段階で、2026年10月12日時点で採用済みの条件ではありません。適合している用具が、この告知だけで不適合になることもありません。