用具の 適合を 確認する |反発・溝・適合リスト・改造後の 扱い
クラブ・用品のまとめ
『リストにあるか』と『この大会で使えるか』を順に確認する。
反発性能、溝、適合リストには別々の役割があります。大会前に何を調べ、疑問をどこへ持ち込むかを整理します。
一般の用具規則と、追加のリスト要件は別
クラブは用具規則へ適合している必要があります。そのうえで、大会がモデルローカルルールG-1を採用していれば、ドライバーヘッドについて現行リストの要件も確認します。
適合リストにないドライバーが直ちにすべてのプレーで不適合、という関係ではありません。大会の条件を読み、モデル、ロフト、識別表示を照合し、例外や不明点は競技委員会に確認します。
| 順序 | 見るもの | 判断すること |
|---|---|---|
| 1 | 大会のローカルルール・競技条件 | G-1・G-2などの採用 |
| 2 | 公式の用具情報と現物表示 | 対象モデル・ロフト・溝の情報 |
| 3 | 個体の改造・加工の履歴 | 審査時と異なる状態になっていないか |
| 4 | 委員会や統括団体の回答 | 判定できない用具をどう扱うか |
反発と溝は、手触りや飛距離では判定できない
CORは衝突前後の相対速度に関係する反発係数です。現在のクラブの適合確認ではCTなどの公式試験が用いられ、飛んだ距離から規則適合を逆算できるものではありません。
溝も幅、間隔、断面や縁の形状などを規定の方法で評価します。古いウェッジは製造年だけで一律に使用不可とはせず、適用される仕様と大会のG-2採用を確認します。
モデルの掲載と、改造した個体の状態を分ける
適合リストにあるモデルでも、フェースや溝などを加工した個体は別途問題になり得ます。通常使用の摩耗と、意図的な加工は規則上の扱いを分ける必要があります。
メーカーが許可する可変設定の適合性と、ラウンド中に意図的に設定を変えて使えるかも別です。大会前に個体と条件を確認し、判断を持ち越したままストロークしないようにします。
飛距離規制は、現行の条件と検討中の案を分ける
2026年9月21日のR&A・USGAの告知では、上級競技向けの追加条件が検討されています。2026年10月12日時点では案の段階で、現在の用具規則を変更したり、適合済み用具を不適合にしたりする告知ではありません。
現在のCTの基準と試験許容差、ボールの総合距離基準(ODS)、大会ごとの用具に関するモデルローカルルールを区別して確認します。告知された案を、今日の大会で採用された条件として扱わないようにします。
| 対象 | 検討中の内容 |
|---|---|
| ボール | 試験での総距離317.0ヤード以下の適合球モデルに限定 |
| ドライバー | 競技前の試験でCTが最大239マイクロ秒 |
| クラブ長さ | パター以外を、現行G-10の46インチより短く制限(具体的な長さは未提示) |