芝草の 「必須養分」には、 何が 含まれる?
施肥・芝草栄養
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まず答え
芝草が正常に生育するために欠かせない養分です。窒素・リン・カリウムだけでなく、カルシウム、マグネシウム、硫黄や、鉄・マンガンなどの微量要素も必要です。ただし、必要だからといって全種類を毎回肥料で足すわけではなく、土壌分析や芝の状態を見て不足分だけ補います。
詳しい解説
芝草の生育には、量の多い少ないにかかわらず欠かせない元素があります。芝草管理の資料では、炭素・水素・酸素に加えて、窒素、リン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、硫黄、鉄、マンガン、亜鉛、ホウ素、銅、モリブデン、塩素、ニッケルが必須養分として扱われます。炭素・水素・酸素は主に空気や水から得るため、通常の施肥で補う対象とは分けて考えます。
肥料でよく見るN・P・Kは、窒素・リン・カリウムです。特に窒素は芝の葉や根の生育、密度、色、回復力に大きく関わるため管理上の中心になります。ただし、リンやカリウムを含め、必要量を超えて入れれば芝がさらに良くなるわけではありません。カルシウムやマグネシウム、硫黄も必要ですが、土壌条件によっては追加施用が不要な場合があります。
鉄、マンガン、亜鉛、ホウ素、銅、モリブデン、塩素、ニッケルなどの微量要素は必要量が小さいものの、欠乏すれば生育を制限します。一方で過剰に与える問題もあるため、「必須=常に散布する」とは考えません。
ゴルフ場では、芝種、根域材料、季節、水分、生育量によって養分要求が変わります。特に砂主体のグリーンは一般土壌と養分保持の性質が異なるため、土壌分析や必要に応じた植物体分析を使い、その場所で不足している養分を確認して施肥します。濃い緑色にすることではなく、健康とプレー性能を保てる必要量へ合わせるのが基本です。