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ゴルフ百科事典

インパクト幾何・ハンドレイト/ダイナミックロフト

インパクトでハンドレイトになると、何が変わる?

「ハンドレイト」は標準化された弾道計測の項目名ではなく、一般にインパクトで手元の目標側への先行が少なく、シャフト前傾が弱い、または逆向きになった状態を指す言い方です。ほかの条件が同じならダイナミックロフトが増え、打ち出しが高くなる方向へ働きますが、手元位置だけで球筋や良否は決まりません。

「ハンドレイト」は、TrackManなどの標準パラメータ名ではなく、ゴルフ指導で使われる表現です。一般には、インパクトでグリップがクラブヘッドより十分に目標側へ先行せず、前方へのシャフト傾きが小さい、またはヘッド側が先行して見える状態を指します。

最も分かりやすく変わりやすいのは、インパクト時の実際のロフトであるダイナミックロフトです。Titleistは、ハンドルがクラブヘッドより先行する前方へのシャフト傾きがロフトを減らし、逆にクラブが先にほどけるとロフトが増える方向になると説明しています。TrackManも、ダイナミックロフトはクラブの届け方、リリース、シャフトのたわみ、フェース向き、打点などで変わるとしています。したがって、手元の先行が減ったからといって、増えるロフト量を手元位置だけから一意には決められません。

ダイナミックロフトが増えれば、ほかの条件が近い場合は打ち出し角も高くなりやすくなります。TrackManでは、打ち出し角は入射角よりダイナミックロフトに近い方向へ決まるとしています。また、入射角が同じままダイナミックロフトが増えれば、スピンロフトも大きくなる方向です。TrackManは、ほかの条件が同じならスピンロフトが大きいほどスピン量が増え、スマッシュファクターは下がる方向になると説明しています。

ただし、ハンドレイトを見ただけで「悪いインパクト」と決めるのは適切ではありません。クラブや狙う弾道によって必要なダイナミックロフトは違い、手元位置だけで入射角、打点、フェース向き、ボール初速まで決まるわけでもありません。確認するときは、ハンドレイトという見た目のラベルより、ダイナミックロフト、入射角、スピンロフト、打点、ボール初速、打ち出し角、スピン量、キャリーが狙い通りかをセットで見ます。

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