芝の 「低刈り耐性」って 何?
芝品種・刈高
あとで読む保存した記事へ →
詳しい解説
低刈り耐性は、芝を低い刈高で維持したときに、密度や被覆、生育を保てる能力です。ゴルフではグリーン、ティー、フェアウェイで求める刈高が違うため、その場所に合う芝種・品種を選ぶ重要な条件になります。
芝を短くすると、葉の面積が減って光合成できる量も減り、根や地下部へ回せるエネルギーが不足しやすくなります。限界を超えて低く刈り続けると、芝が薄くなり、環境ストレスや病害への弱さが増えることがあります。だから「短く刈れば速い・きれいになる」という単純な話ではありません。
NTEPは、芝品種の評価で低い刈高での性能差も扱っています。USGAも、細い葉と高い分げつ密度を持つクリーピングベントグラスやウルトラドワーフ・バミューダなどは低い刈高へ適応しやすい一方、草種・品種によって適正範囲が異なると説明しています。
実際の選定では、最低何ミリまで刈れるかだけを見るのではなく、その刈高を通常管理として続けたときに、密度・根・病害・回復力・プレー品質が維持できるかを見ることが重要です。大会前だけ一時的に刈高を下げる運用と、年間を通じた通常管理も分けて考えます。