ゴルフ百科事典

自分の打感と弾道計測器の数字が食い違ったとき、どちらを先に確認する?

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まず答え

どちらかを先に「正解」と決めません。まず球筋・と計測が正常に成立しているかを確認し、同じ条件で数球取り直します。打感は本人の感覚、計測器は特定の物理量を測る道具なので、繰り返し一致する部分とズレる部分を分けて使います。

詳しい解説

打感と計測値が食い違ったときは、最初に「同じものを比べているか」を確認します。「芯に当たった感じ」「重い感じ」「振れた感じ」は身体から得る主観的な情報で、クラブ速度、打点、、など一つの計測項目と一対一に対応するとは限りません。

次に、球の結果と計測条件を確認します。実際の出球、曲がり、キャリー、打点を見たうえで、機器が正しく設置されているか、ボールやクラブ設定、屋内・屋外のモードなどが適切かを確認し、同じ条件で数球取り直します。1球だけの違和感で「自分の感覚が間違い」「機械が間違い」と決めない方が安全です。

TrackMan 4を使った再現性研究では、クラブ速度、、キャリーなど多くの項目は良好な再現性を示しましたが、すべての項目が同じ安定性ではありません。別の弾道計測器との比較研究でも、複数項目で良い一致が見られる一方、項目によって絶対値の差が残りました。計測器の数字は有用ですが、表示された1つの値を誤差のない真値として扱うものではありません。

数球で同じ傾向が続き、球筋・打点と計測値が整合するなら、その数字を基準に自分の感覚を校正します。逆に、1球だけ極端な数値が出た、球筋や打点と明らかに整合しない、といった場合は計測エラーや設定も候補に残します。

実用上は「感覚→球の結果→打点→計測値」の順で短く照合します。良い感覚が毎回同じ打点や弾道につながるなら、その感覚は再現用の合図として価値があります。数字と感覚は競わせるのではなく、感覚を実測結果で校正する組み合わせとして使うのが合理的です。