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ゴルフ百科

バランス・安定性/傾斜地

傾斜地では、なぜ平らな場所よりバランスを崩しやすい?

傾斜地では、足元の傾きによって身体の重心と、足元で身体を支えられる範囲の位置関係が平地と変わり、スイング中に姿勢を保つための調整が増えるからです。傾斜の向きや強さによって、構えや重心の動き方も変わります。

傾斜地で難しくなるのは、単に「足場が不安定だから」だけではありません。足元が傾くと、足首・膝・股関節の位置関係と、身体の重心を支える範囲が平地と変わります。その状態でクラブを振るため、平地と同じ構えや身体の動かし方では姿勢を保ちにくくなります。

傾斜上のゴルフスイングを調べた研究では、平地と比べて身体の重心移動が制限されることが示されています。上り・下りの傾斜を調べた別の研究でも、足元の圧力の動きやショット結果が変化しました。PGAの不整地ライ解説でも、傾斜ごとに姿勢や重心の置き方を調整し、まずバランスを確保することが重視されています。

傾斜地で少し身体が揺れること自体を「スイングが悪い」とは判断できません。見るべきなのは、傾斜に合わせて姿勢を調整しながら、打点と出球を保てているかです。傾斜が強いほど必要な調整量は増え、つま先上がり・つま先下がり・左足上がり・左足下がりでも難しさの出方は変わります。

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