ルーティング・自然地形
ゴルフ場を造るとき、地面の下の岩盤や地質はなぜ重要なの?
掘削・地形造成・排水・表土の扱い・工事費まで変わるからです。岩盤が浅い土地や水を通しにくい地層では工事方法が変わり、水を通しやすい地盤では必要な排水設計も変わります。
コースの見た目は地表ですが、工事はその下の地盤まで影響を受けます。岩盤が浅ければ、切土や排水溝を掘る際に岩を除く作業が必要になり、地形を大きく変えるほど工事負担が増えます。逆に、土が掘りやすく現地の表土を再利用できれば、造成を抑えやすくなります。
水の動きも地質と土質で変わります。水を通しやすい砂質層や多孔質の岩盤では水が抜けやすく、粘土質など水を通しにくい層では暗渠や表面排水の重要度が上がります。土壌の材料は芝の根域にも影響するため、必要に応じて表土や砂を入れ、プレー面だけ別の構造に作り直します。
そのため候補地では、地形だけでなく土壌や地下の状態、水の流れを調べてからルーティングや造成量を決めます。地下条件は見えませんが、コースの造りやすさ、排水、維持管理費まで左右する土台です。
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