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ゴルフ百科

エアレーション

グリーンにエアレーションで穴を開けるのはなぜ?

踏圧で締まった根域をほぐし、たまった有機物を減らし、空気と水の通りを改善して芝の根を健全に保つためです。表面は一時的に荒れますが、長期的に硬く滑らかで安定したグリーンを維持するための更新作業です。

グリーンは人や管理機械の通行が集中するため、根の周りの土が締まりやすく、表面近くには枯れた茎や根などの有機物もたまります。有機物が増えすぎるとスポンジのように水を抱えやすくなり、表面が柔らかくなったり、ボールマークや足跡が残りやすくなったり、芝の根が弱くなる原因になります。

コアエアレーションでは、小さな土の栓を抜いて根域に空間を作ります。これにより締まりを和らげ、余分な有機物を取り除き、空気や水が動きやすい状態へ戻します。作業後に砂を入れることが多いのは、穴を埋めながら有機物を薄め、排水や通気を助け、表面を整えるためです。

ただし、エアレーションは全部同じではありません。土を抜くコア方式のほか、土を抜かずに穴だけ開けるソリッドタインや、細い針で低侵襲に通気する方法もあります。表面へのダメージ、有機物を減らす力、回復時間は方式によって違います。

一見きれいなグリーンに穴を開けるのは、芝が元気で生育している時期ほど回復が早いからです。回復期間は芝種、穴の大きさ、芝の健康状態、天候などで変わります。つまりエアレーションは「悪くなったグリーンを直す緊急作業」ではなく、悪くなる前に状態を維持する予防的な管理でもあります。

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