人と道具の相互作用/振り感
同じクラブでも、人によって「振りやすい・振りにくい」が違うのはなぜ?
クラブの物理特性を、人が同じように感じ・同じように動かすわけではないからです。重量や慣性、シャフトの剛性分布・トルク、グリップ、振動や音などがまとまって「振り感」になり、本人のテンポや感覚との組み合わせで評価が変わります。
同じクラブでも、振りやすさは人によって変わります。理由は「振り感」が1つの物理量ではないからです。総重量、重量配分やクラブ全体の慣性、シャフトの剛性分布・トルク、グリップの太さ・重量、インパクト時の振動や音まで、複数の刺激を人がまとめて感じています。さらに、同じ仕様変更でもクラブ速度やインパクト条件への反応はゴルファーごとに異なることが実験で確認されています。そのため「軽いほど振りやすい」「硬いほど安定する」と一律には決められません。振りやすいという感覚は候補を絞る重要な情報ですが、適合の最終判断は複数球の打点、速度、出球、散らばりと一緒に見ます。感覚が良く、結果も再現するクラブが、その人に合う可能性が高いと考えるのが実用的です。
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