ゴルフ百科事典

グリップ重量で、クラブの振り感は変わる?

グリップ・重量/クラブバランス

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まず答え

はい。グリップが重くなると総重量が増え、手元側へ重量が寄るため、測定上のは小さくなりやすく、ヘッドが相対的に軽く感じる人がいます。逆に軽いグリップではヘッド側を感じやすくなる方向です。ただし、球筋や安定性が良くなる方向は人によって違います。

詳しい解説

グリップ重量を変えると、クラブ全体の総重量と重量配分が変わるため、振り感も変わり得ます。

同じヘッド・シャフト・長さなら、重いグリップへ替えるほど手元側の重量が増え、一般的なスイングウェイトの数値は小さくなる方向です。ゴルフプライド(Golf Pride)は、今のグリップより4g重くなるごとにスイングウェイトが約1ポイント下がり、4g軽くなるごとに約1ポイント上がる目安を示しています。これは静的なバランス指標の変化で、ヘッドそのものが軽くなったわけではありません。

同じクラブのグリップ側へ重りを追加する例。長さとヘッドが同じなら総重量は増えますが、14インチ支点でのスイングウェイト値は下がる方向です。ヘッド自体が軽くなるわけではなく、スイング中の慣性や振りやすさを直接表す図でもありません。

市販グリップは、同じシリーズでもサイズ違いで数十グラムの重量差が出ることがあります。そのため交換後に「ヘッドが軽く感じる」「重く感じる」といった変化が出ても不思議ではありません。サイズ、、素材まで同時に変われば、重量だけの影響とは切り分けにくくなります。

重いグリップにすれば安定する、軽いグリップにすれば速く振れる、という万能なルールもありません。40人の経験者がドライバーでグリップ側へ50g・100gの質量を加えた研究では、最も重い条件で平均クラブヘッド速度がわずかに低下し、も変化しましたが、飛距離には差がなく、個人ごとの球筋や安定性の改善は一貫しませんでした。

グリップ重量は振り感を変える重要な要素ですが、性能の良し悪しを単独で決める値ではありません。交換時は太さと重量をセットで確認し、総重量・スイングウェイト・・速度・散らばりを同じ条件で比べます。