ゴルフ百科事典

新製品で特定のシャフトやロフトだけ納期が長くなるのはなぜ?

サプライチェーン・カスタム注文

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まず答え

同じモデルでも、選んだ仕様ごとに必要な部品や組立工程が違うからです。特定シャフトなどの部品在庫が不足していたり、標準外のロフト調整が必要だったりすると、その仕様だけ完成待ちになり、標準仕様より納期が長くなることがあります。

詳しい解説

カスタムクラブは「モデル名が同じなら全部同じ在庫」ではありません。実際の注文は、ヘッド、シャフト、フレックス、長さ、グリップ、ロフト・ライなどの組み合わせで完成します。そのため、一つでも必要な部品や工程がそろわなければ、その仕様だけ出荷が遅れることがあります。

COBRAの公式カスタムフィッティング案内では、必要なカスタム部品がすべて在庫にある場合、カスタム注文はおおむね3〜5営業日で出荷するとし、部品の在庫状況は変動すると明記しています。つまり、同じヘッドでも標準シャフトは在庫があり、別のシャフトだけ不足していれば、後者だけ待ち時間が長くなることがあります。

ロフトも同じです。ロフト違いが必ず別ヘッドを意味するわけではありません。メーカーによって、専用ロフトのヘッドを用意する場合もあれば、標準ヘッドを規定範囲で調整して仕上げる場合もあります。のでは標準ロフトに加えてPower Spec、Retro Specというカスタムロフト設定が用意され、標準外ロフトでは角も少し変わると説明されています。こうした仕様では、標準在庫品をそのまま出すのではなく、注文仕様に合わせた部品確認や調整工程が必要になる場合があります。

したがって「10.5度は早いのに9度は遅い」「標準シャフトは早いのに特定シャフトだけ遅い」といった差が出ても、性能の優劣とは関係ありません。主な確認点は、その注文仕様に必要な部品がそろっているか、標準在庫品か受注組立か、追加の調整工程があるかです。

納期はメーカー、時期、地域、仕様で変わります。モデル全体の在庫表示だけで判断せず、注文するシャフト・フレックス・ロフト・左右・グリップまで含めた「その仕様」の在庫と納期を販売店やメーカーに確認するのが確実です。