ダイナミックゴールド全シリーズの違いと選び方
HT・EX・120・105・95・85、MIDとウェッジまで
DGが重いから120へ。球が低いから軽い95へ。名前だけ見ればそれで決まりそうだが、打ってみると、120の方が張って感じられたり、同じ重さのMIDで球の上がり方が変わったりする。
DGを選ぶときに残したいのは、重さなのか、切り返しの粘りなのか。変えたいのは振る負担か、グリーンで止める高さか。ここが分かると、似た名前の中から比べる二本を絞りやすい。
国内の現行アイアン用を中心に、EXの重量管理、MID、ウェッジ専用115、黒・ガンメタル・桜の仕様まで見ていく。中古の旧型と海外仕様も、混同しやすい所を押さえた。
メーカー公表仕様と試打者本人の評価による比較。GOLF DNAの実打測定ではない。試打条件と資料の食い違いは末尾に記載。
重さを減らすか、同じ重さで球を上げるか
DGが重くなってきた。ただ、あの切り返しで重さが手に残る感じは好き。こういうときは120が候補になる。一方、重さには困っていないのに、7番から上がグリーンで止まらないなら、先に比べたいのはMID TOUR ISSUEだ。軽量化と高弾道化では、選ぶ方向が違う。
| モデル | 重量 | まず比べたい理由 |
|---|---|---|
| DG HT | 129g | 従来の重量感と、低い打ち出しを好む |
| EX TOUR ISSUE | 131g | 重量級DGを使い、重量の揃い方まで重視する |
| DG120 | 118g | 重さを少し落とし、手元のしなりを使いたい |
| DG105 | 103g | 大きく軽量化しつつ、手元の感触を残したい |
| DG95 | 95g | 全体のしなりと軽快さで高さを出したい |
| DG85 | 87g | さらに負担を減らし、先端のしなりも使いたい |
| MID TOUR ISSUE | 130g | 重量級のまま、打ち出しとスピンを増やしたい |
| MID115 | 115g | 中軽量で張りも感じながら、高さを足したい |
| MID95 TOUR ISSUE | 98g | 軽さとしなやかさに、高い弾道も欲しい |
表は試す順番を決めるためのもの。元調子だから全部同じ感触になるわけではないし、軽くすれば必ず球が高くなるわけでもない。DG120とMID115は3g差だが、DG120は通常DGに近い低弾道志向、MID115は打ち出しとスピンを増やす設計という違いがある。
DG HT:切り返しで重さを受け止め、先を急がせずに打つ

普通のDGの持ち味は、振り下ろした瞬間にヘッドだけが先に行かず、手元に重さとしなりの手応えを残して打てること。力を入れたら先端がすぐ弾いてくれる、という感触を求める人より、自分のリズムで押し込んでいきたい人が比較の基準にしやすい。
GDOのトゥルーテンパー特設でも、通常DGは低い打ち出し・低スピンの位置づけ。ここでいう低弾道は製品の狙いで、同じ番手を打った全員の球が低くなるという意味ではない。重さで振り遅れれば右へ出ることもあり、低く強い球が打てるかどうかは、振り切れる重さかが先になる。
HTはHigh Trajectoryではない。国内公式は、従来のDGからラベルデザインだけを変え、仕様変更はないと説明している。中古のシールラベルと現行HTを見比べて、HTの方が球が高い新設計だと思わなくてよい。
EX TOUR ISSUE:重量の揃い方にこだわるなら、ここを見る
普通のDGが合っていて、セットの中の微妙な重量差や、後から一本足すときの揃い方も気になる。EXを選ぶ理由はここにある。重い球が打てる上位版、S200なのにX並みに硬い特別版、という選び方ではない。
EXは製造時の重量管理に加え、重量調整用の素材「ウエイトロック」をシャフト内部に使う。メーカーは、この素材を入れても性能や打感に違いはないと説明する。重量管理の仕組みと、しなり方の変更を混同しないでおきたい。
公表重量はEXのS200が131g、X100が132g。HTのテーパーはS200が129g、X100が130gなので、数字まで同じではない。組み上がった長さや総重量も含めて選ぶことになる。
「TOUR ISSUE」と書いてあれば、どのDGでもEXと同じ重量管理というわけでもない。2026年8月の国内仕様表は、MID TOUR ISSUEとMID95 TOUR ISSUEの重量公差を一般スチールシャフトと同等と注記している。一方でMID95の商品ページにはTour Issue基準の重量調整についての記載も残る。MID95をEXと同じ基準だと決めつけず、重量選別が購入理由なら対象の品番と管理基準を販売店・メーカーへ確認したい。
DG120:軽くなる。でも「粘りまでそのまま」とは限らない
HT S200の129gから、DG120 S200の118gへ。公表値では11g軽くなる。重さが少しつらくなったDGユーザーなら、まず比べたい重さになる。ただし、軽くなった分だけ柔らかく感じるとは限らない。
同じMizuno Pro 518の7番・32度に120/105/95のS200を入れて比べた「楽しいGOLF LIFE」の試打では、120は手元がしなり、先端が落ち着いている一方、通常DGほどゆっくり粘る感触がなく、戻りが速く硬めに感じられたと報告されている。
この感触が合えば、重さを減らしてもヘッドの居場所を見失いにくく、狙った高さへ運びやすい候補になる。反対に、普通のDGでしなりを待つ間が好きだった人は、120で振り急いだり、手応えが薄く感じたりしないか見たい。球を高くするためだけに替えるなら、先にMID115も打ちたい。
DG105:軽さの中に、手元がしなる感触を残す
105 S200は103g。HT S200から26g、120 S200から15gの軽量化になる。120で少し楽になる、という変化より大きい。終盤まで振る負担を減らしたい人には候補だが、クラブ全体の重さが急に変わることも意識したい。
先ほどの同一ヘッド試打では、105は軽快に振り抜け、手元のしなりを感じやすく、球も上がりやすいという評価だった。試打者は120より105の方にDGらしい粘りを感じている。同じ元調子の軽量版でも、重量順に通常DGへ近づくわけではない。
軽いシャフトで切り返すと、どこに力をかければよいか分からなくなる。そんな人は105で、手元にしなりの手応えが残るかを見たい。つかまりが良くなるという試打結果はあるが、誰でも左に曲がるという話ではない。自分では出球が左へ寄らないか、逆に重いDGで出ていた右への抜けが減るかを比べる。
DG95:全体のしなりを使って、軽快に球を上げる
95はS200もR300も95g。105/120が元調子なのに対し、中元調子になる。メーカーは通常DGに似た剛性カーブを狙っているが、実際に打つと、130g近いDGの重さを使って押し込む感触とは違って感じられる。
Mizuno Pro 518での試打では、95は全体のしなりを感じつつ先端が落ち着き、比べた6仕様の中で最も高い球が出たという。この結果は、その試打者・その7番でのもの。それでも、105から95へ替える理由が単なる8gの軽量化だけではないことは分かる。
5番や6番で高さが足りず、強く振らないとキャリーが出ない人は、95で同じ力感のまま球が上がるかを見たい。一方、すでに高い球が出る人は最高到達点だけで喜ばず、向かい風で距離が揃うかも比較したい。
同じDG95に40インチ・100gのパラレル仕様もあり、国内商品ページではユーティリティ用として掲載されている。ここまでの95gはアイアン用テーパーの値。中古や工房の表記で100gを見ても、どちらかが誤記とは限らない。
DG85:しなりを使い、軽い力で球を上げたい人へ
S200で87g、R300で86g。国内の現行DGで最も軽いアイアン用だ。メーカーは細めの手元としなる先端によって、柔らかな感触と高い弾道を狙っている。95まで軽くしても振り続ける負担が残る人や、カーボンから軽量スチールを試す人が候補に入れやすい。
切り返しで130g級の重さを受け止めてから打つ感触を探すと、85は物足りないかもしれない。むしろ、小さな力でもシャフトをしならせて、無理に球を持ち上げず高さが出るかを見るモデルだ。これは公式設計からの選び方の提案で、GOLF DNAの実打結果ではない。
工房スルーザグリーンの実測では、GTD Black ICEの7番に組んだ一本は、シャフトのカット前87.9gからカット後85.7gへ変わった。95/105/120とは元の長さも違うため、カット前の10g差が、そのまま完成クラブの差になるとは限らない。掲載された振動数もヘッドや長さの違うクラブ同士なので、硬さの共通換算には使わない。
MID TOUR ISSUE:重さは残して、もっと高い所から落とす

DGの重さも切り返しの感触も好きなのに、長い番手の球が低く、グリーンに当たってから奥へ行く。130gのMID TOUR ISSUEは、そういう人が通常DGと比べたい一本になる。中間部を硬め、先端を柔らかめにして、打ち出しとスピンを増やすのがメーカーの設計意図だ。
ゴルフサプリの高橋良明プロの試打では、切り返しの粘りは残り、インパクト付近でしなりがほどけて球を上へ送り出す感触が報告されている。田所嵩瑛プロも、通常DGより前へ押し出すように振り抜け、打ち出しと頂点が高くなると評価した。手元の手応えを残しながら、その先の球の出方を変えたい人向けの違いだ。
MIDに替えれば必ず止まる、とは言い切れない。高さが増えてもスピンやキャリーが揃わなければ狙いにくいし、元から十分に上がっている人には増やす必要がない。普通のDGで狙えている高さと、MIDで増える高さのどちらが使いやすいかで選びたい。
MID115:軽いのに、MID130より張りを感じることもある
S200は115g。通常DGのS200から14g軽く、DG120 S200より3g軽い。重すぎず、高さも欲しいという人には比較しやすい重量だ。ただし、130gのMIDをそのまま柔らかく軽くした感触を想像すると、違って感じることがある。
高橋プロはMID115の方に張りを感じ、田所プロは130g版より戻りの速さや弾く感触が強く、しなり量が控えめと評価している。切り返してからいつまでもシャフトがたわんでいるより、手応えがあって振り抜ける方が好きなら、115の方が気持ちよく打てる可能性がある。
DG120と迷ったら、最初は同じS200、同じヘッドで比べたい。120で低く抑えた球を打ちやすいか、MID115で頑張らずに高さが足せるか。3g差より、この違いの方が選ぶ理由になる。軽くしたら硬く感じた人も、重い方へ戻す前に、しなる場所と戻る速さが合っているか見直せる。
MID95 TOUR ISSUE:しなりを感じやすく、軽い力で高さを出したい
標準仕上げのS200は98g、R300は96g。95という名前でも、S200の通常DG95と同じ重量ではない。軽さだけで選ぶなら3gの差に見えるが、MID95は高い打ち出しとスピンを増やす狙いで選ぶモデルになる。
田所プロの試打では、130g版よりしなりを感じやすく、強く振らなくても球を前へ運べるという評価。ヘッドが返りすぎる感触が少なく、ドローを打ちやすかったとも述べている。ただし、MID95なら全員がつかまりすぎなくなるわけではない。軽量化で自分の振り方が変わったときの左右差まで見たい。
普通の95で十分な高さが出ている人なら、MID95でスピンを増やす必要があるかが比較点になる。反対に、軽量スチールを使っていても低い球がグリーンを転がり抜けるなら、重さを大きく増やさずに試す理由がある。
MIDで球はどう変わる? メーカー公表の一例
| モデル | 打ち出し角 | スピン量 | 落下角度 |
|---|---|---|---|
| EX TOUR ISSUE | 19.4° | 4,434rpm | 45.0° |
| MID TOUR ISSUE | 20.6° | 4,762rpm | 46.0° |
| DG95 | 19.9° | 4,269rpm | 44.0° |
| MID95 TOUR ISSUE | 20.5° | 4,596rpm | 46.1° |
この公表例では、重量級も軽量級もMID側で打ち出し・スピン・落下角度が増えている。球をただ高く打ち上げるというより、上からグリーンへ入れるための設計だと分かる。
ただし、掲載ページの表だけではヘッド、ロフト、長さ、フレックス、ボール、計測器、集計球数まで確認できない。「MIDなら1.2度高くなる」「必ず300回転増える」と自分のクラブへ当てはめることはできない。自分の試打では同じヘッドで比べ、打ち出しに加えて、キャリーが揃うか、落ちてからどれだけ転がるかを確かめたい。
S200でも87gから131g。硬さの読み替えはしない
| モデル | R300 | S200 | X100 |
|---|---|---|---|
| DG HT | 掲載なし | 129g | 130g |
| EX TOUR ISSUE | 掲載なし | 131g | 132g |
| DG120 | 掲載なし | 118g | 120g |
| DG105 | 101g | 103g | 105g |
| DG95 | 95g | 95g | 掲載なし |
| DG85 | 86g | 87g | 掲載なし |
| MID TOUR ISSUE | 掲載なし | 130g | 130g |
| MID115 | 114g | 115g | 116g |
| MID95 TOUR ISSUE | 96g | 98g | 掲載なし |
| DG115(ウェッジ) | 掲載なし | 115g | 掲載なし |
同じS200でも、重量帯も設計も違う。普通のDG S200が振れたから85 S200も同じしなり方になるわけではないし、MID115のS200が硬く感じたからDG120のRへ替えれば解決、という換算もできない。国内現行の120には、今回確認した仕様表・商品ページともR300の掲載がない。古い仕様や海外の表と混ぜずに選びたい。
S200・S300・S400の末尾も、シリーズをまたいで使える共通の硬さ目盛りではない。海外仕様や完成品クラブの標準装着でS300/S400を見たときは、正式なモデル名・仕向け地・ティップ形状まで確かめる。
クラブに付いた状態では、カット量、長さ、ヘッド、グリップも変わる。ヘッドスピードだけで重量と硬さを決めるより、連続して打っても振り遅れないか、短い番手だけ左へ出ないかまで見た方が、セットを組んだ後の失敗を減らせる。
DG115はウェッジ専用。アイアン用MID115とは別製品

アイアンを105や95に軽くしたのに、ウェッジだけ昔の重いDGのまま。持ち替えた途端に重く感じ、短い振り幅で距離を合わせにくいなら、DG115を比べる理由がある。公式は110g以下のアイアンシャフトからのつながりを想定し、中低弾道の打ち出しとスピン性能を狙っている。
S200で115g、中元調子、37インチのウェッジ専用だ。アイアン用のMID115 S200も115gだが、こちらは中調子で高い打ち出しを狙う別設計。同じ115だから、そのままアイアンからウェッジまで揃ったことにはならない。
軽いアイアンに替えても、グリーン周りでは重いウェッジの方が距離を合わせやすい人もいる。115でフルショットのキャリーが揃うかに加えて、30ヤードで振り幅を小さくしたとき、重さが足りず手で加速してしまわないかも見たい。ここは重量フローの数字だけでは決めにくい。
海外公式にはウェッジ用Dynamic Gold Spinnerもある。国内の販売終了一覧に載る旧DG SPINNERと、現行の海外商品を同じものとして扱わない。今回見た海外ページは重量の表示にも食い違いがあるため、数字を国内DG115と並べた比較には使っていない。Spinnerを装着した完成品は、そのクラブメーカーの仕様を優先して確認したい。
黒・ガンメタル・桜。色だけで片づけられない仕様もある
| モデル | カット前重量 | 見分けたい点 |
|---|---|---|
| DG105 ONYX BLACK | S200 103g | アイアン用。標準105と公表重量は同じ |
| TOUR ISSUE ONYX BLACK PCB | S200 129g/X100 130g | 国内現行は37インチのウェッジ専用 |
| MID95 TOUR ISSUE Gunmetal | S200 95g/R300 93g | 標準仕上げ98g/96gと公表仕様が異なる |
| DG115 TOUR ISSUE SAKURA | S200 116g | ウェッジ専用。日本限定1,000本、重量管理も特別仕様 |
ガンメタルのMID95は、標準MID95と色だけ違うから重量まで同じ、とは扱えない。公表重量に加え、元の長さの設定も異なる。色で球が低くなる・硬くなると推測する必要はないが、注文時には仕上げを含めた正式名を指定したい。
桜のDG115は、通常115の115gに対して116g。2026年3月発売の数量限定品で、メーカーは通常115よりタイトな重量公差で管理すると説明する。ウエイトロックを使う場合もある。桜のラベルが付いただけの通常品、とも、別の球筋を狙うMID115、とも違う。限定品なので、掲載があっても在庫があるとは限らない。
黒いウェッジ用DGは、国内公式では通常DGと同じ性能という説明。黒だから低スピンになる、という選び方はしない。見た目や反射の少なさを気に入ったうえで、必要な重量と用途に合う仕様を選べばよい。
VSS・SL・CPT・AMT・海外仕様は、現行DGと分けて探す
中古には、振動吸収機構を持つVSS、軽量のSL、CPT、DG PRO、旧TOUR ISSUE、旧DG SPINNERなど、現行の国内ラインアップ表にない名前も出てくる。国内公式はこれらを販売終了シャフトのページで案内している。今から同じ仕様を全番手揃えるつもりなら、一本だけ見つかった段階で決めない方がよい。
販売終了一覧に「Dynamic Gold」があるからといって、DGシリーズ自体がなくなったわけではない。従来DGを引き継ぐ現行国内品はHT。旧シールラベルとの違いは、前述のとおりラベル仕様だ。
旧名Dynamic Gold AMTも中古で見かける。現行の国内公式ではAMT WHITE/SILVER/BLACK/REDを別のシリーズとして掲載している。番手ごとに重量を変えるAMTまで通常DGの軽量版と一括りにすると、選ぶ話がずれてしまう。
海外公式にはMID100、120 TOUR ISSUE、MID115のONYXなど、国内の現行表と違う展開もある。海外のS300/S400や黒仕上げの仕様を、国内S200の表へ足して一枚の重量表にはしない。日本でいま買う一本を選ぶなら、まず国内のモデルと品番を決め、そのうえで純正装着品・輸入品の違いを確認したい。
迷ったらこの二本。変えたいのは重さか、球の高さか
| いまの悩み | 比べる二本 | 違いを見る場所 |
|---|---|---|
| 普通のDGが少し重い | HT S200/120 S200 | 11g軽くしても、切り返しの間と出球が揃うか |
| 重さは合うが球が低い | HTまたはEX/MID TOUR ISSUE | 無理に上げず、キャリーと落下の角度が足せるか |
| 110g台で迷う | 120 S200/MID115 S200 | 重さより、張りとインパクト前後の動きが合うか |
| 100g前後へ軽くしたい | 105 S200/95 S200 | 手元の手応えと、全体がしなる感触のどちらで打ちやすいか |
| 軽いのに球が止まらない | 95 S200/MID95 S200 | 高さ・スピンを増やす必要があるか |
| 95でも振り続けるのがつらい | 95/85 | さらに軽くして、長い番手のキャリーが揃うか |
| 軽いアイアンからウェッジが重い | 今のウェッジ/DG115 | フルショットと小さい振り幅の両方で距離を合わせやすいか |
一発だけ真っすぐ飛んだクラブより、普段の力で繰り返し打ったときに、左右とキャリーが揃う方を残したい。7番で候補が決まったら、上がりにくい長い番手と、左へ行かせたくない短い番手も試せると、セットの中で困る場所が見えてくる。
よくある疑問
DGの現行シリーズは何がある?
国内の主なアイアン用はHT、EX TOUR ISSUE、120、105、95、85、MID TOUR ISSUE、MID115、MID95 TOUR ISSUE。別にウェッジ専用115、黒・ガンメタル・桜の仕様もある。旧型や海外品は国内の現行仕様と分けて確認する。
DG120は通常DGをそのまま軽くしたもの?
軽量化しつつDGの感触を狙う設計だが、同じ感触を保証するものではない。同一ヘッドの原試打でも、120の方が戻りを速く、硬めに感じるという評価がある。
MID115とDG115は同じ?
別製品。MID115はアイアン用の中調子、DG115はウェッジ専用の中元調子。S200のカット前重量が同じ115gでも、用途と狙う弾道が違う。
重量のばらつきが気になるならEX?
重量管理が選ぶ理由ならEX TOUR ISSUEが比較の中心になる。内部のウエイトロックで重量を調整する仕組みがある。TOUR ISSUEという名前だけで、MIDなども同じ管理基準だとは判断しない。
DG95とMID95は同じ重さ?
国内のアイアン用S200ではDG95が95g、標準仕上げのMID95 TOUR ISSUEが98g。MID95のGunmetalは95gで、標準仕上げとも公表仕様が異なる。
DGのS200はどのモデルも同じ硬さ?
共通の硬さへ換算できる表記ではない。S200でも85からEXまで重量帯と設計が大きく違う。モデルを決めたうえで、用意されているフレックスを比べる。
HTは高弾道のDG?
HTはヒートトランスファーの略で、ラベルを熱圧着した仕様。国内公式は従来DGからラベルデザインのみの変更と説明している。
MIDなら必ずスピンが増えて止まる?
打ち出しとスピンを増やす設計だが、増加量やグリーンでの止まり方は人とクラブ条件で変わる。公表試打の差を、そのまま自分の番手の差にはできない。