公表資料調査 · 2026年10月28日公開
ゴルフ練習場・インドアの市場と出店動向|調査レポート
市場・施設・利用・企業の動きを、定義・出典・計算式まで詳しく読む。
GOLF DNA編集部 · 調査 2026年10月24日
JAPAN GOLF PRACTICE AND INDOOR
練習場市場の公表推計は
2023年と2024年で横ばい
1,230 億円
2024年の推計
2021年からの3年間で 約14.0%減
調査基準日 2026年10月24日
国内の屋外ゴルフ練習場とインドア施設について、市場金額、施設数、利用、料金・収入モデル、確認できる企業の規模と財務を調べた。公表時点と対象範囲を保持し、単年度の規模と複数年の変化を区別する。金額は円建てで示す。国内市場と異なる海外関連事業は参考として明示した。
調査で確認した変化
GMAC掲載の練習場市場推計は2020年1,300億円、2021年1,430億円、2024年1,230億円。2023→2024年は横ばいで、採用系列の山である2021年より約14.0%小さい。屋内外の市場金額の内訳は同資料から得られない。GMAC ゴルフマーケットデータ2026
JGRAの最新集計は屋外2,259・インドア2,541施設。調査方法変更を伴うため、前回との差を新設数とせず、施設数が上回ったことと利用能力・売上の規模を分ける。JGRA 全国練習場施設数調査 2026年1月30日現在
経産省の対象事業所では2021→2024年の利用回数が約13.2%減少。ステップゴルフとSMART GOLFの出店発表、GDOの国内計測サービスの増収は、全国需要の同率の拡大を意味しない。市場統計と企業の競争・事業範囲の変化を接続して読む。経産省 特定サービス産業動態統計 長期時系列表11 年次実数。ステップゴルフ 2026年8月17日 累計11万人発表。SMART GOLF 公式店舗検索。GDO 2024年12月期 通期決算説明資料
1 対象と比較の単位
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| 対象 | 主な数値 | 対象期間 | 比較上の意味 |
|---|---|---|---|
| 市場推計 | 練習場市場 億円 | 2020〜2024年 | 同一資料の推計系列 |
| JGRA施設数 | 屋外・インドア施設 | 2023年10月・2025年1月・2026年1月 | 調査方法変更あり |
| 政府統計 | 売上・延べ利用・打席・従業者 | 2019〜2024年 | 特定地域の対象事業所 |
| インドアチェーン | 店舗・打席・累計会員 | 主に2024〜2026年 | 準備中・グループの範囲を保持 |
| GDO国内練習場 | 事業売上・導入残高 | 2023・2024年と2025年Q1 | システム・サービス側の売上 |
| 平和の練習場関連 | 事業内の売上項目 | 2025・2026年の4〜6月 | ゴルフ事業全体とは別項目 |
屋外、インドア、スクール、機器・サービス供給は価値の流れの異なる段階にある。同じ客の支払が施設売上とサービス利用料に順に現れることもあるため、企業売上の単純合計で市場金額を作らない。会社全体の利益から練習場単独の利益を按分しない。
2 市場金額の5年推移
| 暦年 | 練習場市場の推計 |
|---|---|
| 2020 | 1,300億円 |
| 2021 | 1,430億円 |
| 2022 | 1,240億円 |
| 2023 | 1,230億円 |
| 2024 | 1,230億円 |
2020→2024年は約5.4%減、2021→2024年は約14.0%減、2023→2024年は0.0%。同じ公表版の5点を比較した名目額で、物価調整後の実質規模ではない。2021年を比較基準にすると、コロナ期に増えた部分がその後落ち着いた動きが見える。市場推計 6頁
GMACはレジャー白書関連の推計を掲載しているが、無料公開資料には屋内外の売上区分や全収入項目、元の推計式が示されていない。1,230億円をインドア専用の市場規模と呼ばず、同額に各社の売上を足してインドア込み総額を作ることもしない。2025・2026年の同一定義の市場金額は今回確認できていない。
3 全国施設数の変化と調査方法の変更
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| 実際の調査時点 | 屋外 | インドア | 合計 | 採用資料 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年10月 | 2,322 | 1,518 | 3,840 | 2024年総会資料20頁 |
| 2025年1月 | 2,299 | 1,507 | 3,806 | 2025年総会資料22頁 |
| 2026年1月30日 | 2,259 | 2,541 | 4,800 | 最新公式施設数表 |
各行は各時点の公表値であり、年末同士の等間隔の系列ではない。屋外は3時点で減っている一方、インドアは2023年から2025年の公表値では減少し、最新回で大きく増えた。最新回についてJGRAは、実態を正確に把握するため調査方法を変え、インドアの前年差に大きな差異が出たと注記する。最新の2,541施設は集計結果として採用し、従来と同じ捕捉率での自然増とは扱わない。JGRA 2024年度総会資料 2023年度事業報告。JGRA 2025年度総会資料 2024年度事業報告。JGRA 全国練習場施設数調査 2026年1月30日現在
最新表が公表する前年差は屋外−41・インドア+1,029・合計+988。保存した前回報告の2,299・1,507・3,806からの差はそれぞれ−40・+1,034・+994であり、基準値が一致しない。改訂や捕捉差の内訳は示されていないため、旧資料を最新版の前年差に合わせて書き換えない。
最新の集計内ではインドアが約52.9%を占める。これは施設数の構成比で、打席数・会員・利用回数・売上のシェアではない。1〜数打席の施設と数十打席以上の施設を同じ1施設として数えることの影響がある。
3.1 地域差の例
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| 2026年1月の公式表 | 屋外 | インドア |
|---|---|---|
| 東京都 | 137 | 778 |
| 大阪府 | 70 | 269 |
両地域の公表値は都市部の業態構成の一例になるが、全国の地方部でも同じ構成とは言えない。公式表には小計・個別行の整合しない箇所があるため、47都道府県を独自補正して全国の確定名簿にしたとは扱わない。全国値は総合計欄、上の地域例は当該行の原表示を引用する。
4 政府統計の利用回数と売上の6年推移
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| 暦年 | 売上 百万円 | 延べ利用 回 | 売上÷利用回数 |
|---|---|---|---|
| 2019 | 29,103 | 19,502,580 | 約1,492円 |
| 2020 | 30,951 | 21,281,859 | 約1,454円 |
| 2021 | 36,840 | 25,068,816 | 約1,470円 |
| 2022 | 36,268 | 24,386,218 | 約1,487円 |
| 2023 | 33,504 | 22,487,640 | 約1,490円 |
| 2024 | 32,975 | 21,753,968 | 約1,516円 |
売上は2019年291.03億円、2021年368.40億円、2024年329.75億円。利用回数は2019年約1,950.3万回、2021年約2,506.9万回、2024年約2,175.4万回となる。2021→2024年は売上約10.5%減・利用約13.2%減。一方、2019→2024年は売上約13.3%増・利用約11.5%増で、比較基準によって方向が変わる。経産省 特定サービス産業動態統計 長期時系列表11 年次実数
2023→2024年は売上約1.6%減・利用約3.3%減、一利用あたり売上約1.7%増。約1,516円は原表の32,975百万円×1,000,000÷21,753,968回から計算した。料金改定だけでなく商品や顧客構成の変化も含み得るため、同じ利用者の同じ商品の値上げ率とはしない。
4.1 対象範囲
経産省概要では、ゴルフ練習場は北海道・宮城・東京・愛知・大阪・広島・香川・福岡の特定地域の事業所が対象で、北海道は札幌市に限る。対象は売上上位等の条件を持ち、全国全事業所の悉皆ではない。全国市場の1,230億円と329.75億円を競合する推計として比較しない。経産省 特定サービス産業動態統計 調査概要
施設の入替・対象構成の変化があるため、同じ既存店だけの成長率でもない。屋外とインドアの値を別々に取り出せないため、利用減をどちらか一方へ全額配分できない。利用回数をユニークな参加人口に変換せず、同じ人の複数回来場を含む値として扱う。
4.2 月次と年次の使い分け
年次表は公表された年次原表を採用した。別保存した72カ月の月次表示値を足すと、一部の年で百万円単位の差が出る。例えば2024年は月別表示値の計32,977百万円、年次原表32,975百万円。表示値を足した方へ公表年計を置き換えず、両方を原本として保持する。経産省 同統計 月次実数
本調査は2024年12月で終了している。2025年以降の別のサービス産業統計を、範囲の確認なしでこの系列の続きとして接続しない。総貸球数は2008年7月から調査項目外であり、2019〜2024年の欠測はゼロ球を意味しない。
5 打席数と従業者数
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| 年 | 稼働打席数 | 従業者計 | 正社員 | その他 パート等 |
|---|---|---|---|---|
| 2019 | 14,056 | 3,454 | 892 | 2,562 |
| 2020 | 15,491 | 3,953 | 1,011 | 2,942 |
| 2021 | 15,548 | 4,098 | 1,027 | 3,071 |
| 2022 | 15,529 | 4,134 | 1,029 | 3,105 |
| 2023 | 15,162 | 4,199 | 999 | 3,200 |
| 2024 | 15,066 | 4,193 | 985 | 3,208 |
年次原表のこれらの値は各年12月の月次値に一致する。利用・売上の年間合計とは異なる末時点の残高として表示し、12カ月分を足した「年間従業員数」にはしない。対象事業所では2019年末から2024年末に稼働打席が14,056→15,066、従業者が3,454→4,193へ増えた。2021年末との比較では打席15,548→15,066と小幅減、利用回数はより大きく減っている。経産省 特定サービス産業動態統計 長期時系列表11 年次実数。経産省 同統計 月次実数
従業者には正社員以外も含まれ、労働時間・賃金・コーチ配置・外注費の総額はこの表から得られない。人数が増えた率を人件費の増加率に代用しない。打席数の残高と年の利用回数を割る指標も、営業時間や予約可能時間を反映した実稼働率とは異なる。
6 収入を生む単位の違い
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| 運営・供給モデル | 主な収入の単位 | 追いたい運営指標 |
|---|---|---|
| 屋外の球数制 | 球数・打席料等 | 来場、打球、料金、稼働する打席 |
| 時間制・打ち放題 | 利用枠・時間 | 利用時間、時間帯ごとの予約、料金 |
| 定額のインドア | 月会費・入会金・追加利用等 | 有効会員、退会、予約枠と稼働 |
| 指導中心のスクール | レッスン・会費・チケット | 継続、受講、コーチ供給、消化率 |
| FC本部 | 加盟・ロイヤルティ等 契約による | 加盟店数、稼働店、加盟店の存続 |
| 計測システムの提供 | 固定利用料・従量料等 | 導入施設・打席、サービスの利用 |
これは収益構造を読むための整理であり、すべての施設が同じ課金方式という意味ではない。施設の売上、加盟本部の売上、設備販売、継続サービス料は異なる段階の金額になる。初期の機器販売と月々の利用料も区別が必要である。
仮に月会費1万円・有効会員100人・追加料金なしなら月会費収入は月100万円。この仮定では来場頻度だけが増えても月会費収入は増えない。実際の店舗の家賃、人件費、機器利用料、投資回収、税金は含めていないため利益モデルとは呼ばない。累計入会者が100人という情報だけでも同じ計算はできない。
7 ステップゴルフの出店と累計会員
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| 発表時点 | 店舗 | 打席 | 対象の注記 |
|---|---|---|---|
| 2024年11月21日 | 126 | 未採用 | 会社発表 |
| 2025年3月19日 | 129 | 未採用 | エリアFCの会社発表 |
| 2026年1月26日 | 138 | 713 | 発表時の店舗・打席 |
| 2026年8月17日 | 162 | 838 | 開業準備中を含む |
2024・2025・2026年の出店規模を会社の公表時点で並べた。年末値ではなく、最後の行には準備中が含まれるため、単純な既存稼働店の年次成長率とはしない。ステップゴルフ 2024年11月21日 会社発表。ステップゴルフ 2025年3月19日 エリアFC発表。ステップゴルフ 2026年1月26日 累計10万人発表。ステップゴルフ 2026年8月17日 累計11万人発表
| 累計会員の基準時点 | 会社公表の累計 |
|---|---|
| 2025年12月末 | 101,495人 |
| 2026年7月 | 110,689人 |
後者の発表は2026年8月17日。累計は過去の入会者を積み上げるため、有効会員・当月支払会員・同時利用者を表さない。累計の増加だけで継続率や退会率は算出できない。会社公表の初心者比率等も会社が把握する会員に関する説明で、全国の新規ゴルファー人口そのものではない。
同社は5打席程度の店舗を基本とした店長兼コーチ、レッスン、地域企業とのエリアFC展開を説明する。本部の仕組みや計画は把握できる一方、チェーン全店の売上、本部の連結売上、各店舗の利益率を同じ複数年の財務系列としては今回確認できていない。宣伝上の収益性を監査済みの実績利益に代用しない。ステップゴルフ エリアFCパートナー募集
8 SMART GOLFの店舗展開と商品
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| 公表・採録時点 | 施設規模 | 数字の範囲 |
|---|---|---|
| 2024年7月末 | 100店舗 | 100店舗到達の発表 |
| 2025年8月19日 | 150店舗 | 当日の会社発表 |
| 2026年4月 | 190店舗 | 5周年時点の発表 |
| 2026年10月24日採録 | 224店舗 | 公式サイトのグループ全体表示 |
各時点の公表値と将来出店目標を分けた。最新の224は採録時に表示されたグループ数で、元の公表日・過年度と完全に同じブランド範囲かは明示されていない。このため100→224を同じ単独ブランドの厳密な増加率にしない。SMART GOLF 2024年8月8日 100店舗発表。SMART GOLF 2025年8月19日 会社発表。SMART GOLF 2026年4月2日 5周年発表。SMART GOLF 公式店舗検索
同社の説明は定額利用、24時間営業、個室・半個室のシミュレーター、指導者との接続を中心とする。2025年8月発表では2打席店舗について100名限定というモデルを示したが、全店の実在する有効会員が100名という意味ではない。定員から実売上を逆算しない。
新業態「スマゴル」は、2025年の発表で月額8,800円税込の通い放題とGOLFZON WAVE導入を説明した。これは発表時の特定商品で、現在の全ブランド・全店・全プランの共通価格ではない。入会金等を含む初回支払総額とも区別する。SMART GOLF スマゴルへのGOLFZON機器導入発表
同社の単独・連結財務、チェーンの全売上、店舗別利益率、退会率を同一定義の複数年実績としては確認できていない。施設規模は公表値で示し、売上欄を推測で埋めない。
9 GDOの国内練習場ビジネス
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| 対象期間 | 国内練習場事業売上 | 比較の扱い |
|---|---|---|
| 2023年通年 | 15.55億円 | 12カ月 |
| 2024年通年 | 17.05億円 | 12カ月 会社公表+9.6% |
| 2024年1〜3月 | 4.11億円 | 2025年Q1の比較対象 |
| 2025年1〜3月 | 4.19億円 | 3カ月 会社公表+2.1% |
2024年通年は会社表示で1,555→1,705百万円と増えた。2025年Q1の411→419百万円から直接計算すると約1.95%だが、資料の公表率は2.1%。表示百万円と元の丸め前値の違いがあるため、公表率と表示額からの計算を分ける。3カ月の売上を4倍して通年実績にはしない。2024年通年の事業別表 15・21頁。2025年Q1の事業別表 15・22頁
GDOはトップトレーサー・レンジを日本の施設へ展開する。高性能カメラと打席モニターなどで弾道を表示し、練習やゲームに使うサービスである。GDO資料は打席数に応じた固定料金と利用者数に応じた従量料金を示す。この売上は、施設側の全ボール売上や月会費を集めた金額ではない。GDO 練習場ビジネス
9.1 導入先の増加
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| 時点 | 導入施設数 | 導入打席数 | 精度 |
|---|---|---|---|
| 2022年末 | 約100 | 約8,000 | 公式事業説明の概数 |
| 2023年末 | 116 | 9,134 | 決算説明の図 |
| 2024年末 | 130 | 9,311 | 決算説明の図 |
| 2025年3月末 | 133 | 9,351 | 決算説明の図 |
導入先の増加と利用増があれば、市場全体が横ばいでもこのサービスの売上は伸び得る。2024年資料は利用者が前年より12%増えたとするが、導入先も増えており、同じ施設だけの利用伸長率ではない。導入先はGDOの直営練習場数とも異なる。GDO 2024年12月期 通期決算説明資料。GDO 2025年12月期 第1四半期決算説明資料
資料の新規導入・増設の説明と、末時点の図の差分は別に保持した。例えば2025年Q1の本文は+111打席、図の残高は9,311→9,351と表示される。内訳の照合ができないため本文値で残高を書き換えず、差分から解約・閉鎖の数も推定しない。
10 GDOのレッスンと全社財務
10.1 ゴルフレッスンサービスの売上
| 暦年 | 連結のレッスンサービス売上 |
|---|---|
| 2023 | 142.11億円 |
| 2024 | 157.56億円 |
ここには海外GOLFTECを中心とするレッスンサービスが含まれる。日本のインドア市場の売上、国内のスクールだけの売上、レッスン事業単独の利益ではない。国内練習場サービス17.05億円とも別区分である。会社は海外GOLFTECのコーチ補充・育成と、売上回復の課題を説明している。サービス別売上と海外事業の説明 9・27頁以降
10.2 全社の3年実績
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| 12月期 | 連結売上 | 粗利 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社帰属純利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 460.90億円 | 159.99億円 | 11.90億円 | -1.75億円 | 3.39億円 |
| 2023 | 529.18億円 | 178.23億円 | 3.80億円 | 3.53億円 | 1.59億円 |
| 2024 | 570.07億円 | 183.48億円 | -8.24億円 | -8.62億円 | -16.99億円 |
元単位は千円で、100,000で割って億円に換算した。連結全社にはゴルフ用品販売、コース予約、海外のレッスンや計測機器等が含まれる。売上は増えたが2024年の営業利益は赤字であり、会社は海外の人員関連・事業拡大費用、国内IT投資等を説明する。上の全社利益を、国内インドア施設の採算へ転用しない。GDO 2023年12月期 決算短信。GDO 2024年12月期 決算短信
10.3 2025年の中間期と開示時点
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| GDO連結全社 | 2024年1〜6月 | 2025年1〜6月 |
|---|---|---|
| 売上高 | 279.18億円 | 279.20億円 |
| 営業利益 | −11.04億円 | −9.60億円 |
| 経常利益 | −4.80億円 | −22.53億円 |
| 親会社帰属純利益 | −10.40億円 | −22.62億円 |
この表は短信冒頭の百万円表示から換算し、上の千円原表による通年値と精度を区別した。2025年中間期の全社の営業損失は前年同期より縮小した一方、経常・純損失は拡大した。売上の増減、営業採算、為替・利息等を含む最終損益は同じ動きをしない。GDO 2025年12月期 中間決算短信
GDOは2025年9月29日に上場廃止となり、公式IRページは上場廃止までの公開情報の一部を掲載すると説明している。今回の3年表は確認した2022〜2024年の連結実績であり、2026年の足元決算を掲載したという意味ではない。2025年中間実績と予想を混在させない。GDO 投資家の皆さまへ
11 施設運営側の公表例 平和の練習場関連売上
| 対象 | 練習場関連売上 |
|---|---|
| 2025年4〜6月 | 16.04億円 |
| 2026年4〜6月 | 16.11億円 |
会社表示の1,604→1,611百万円は約0.4%増。PGM・アコーディアを含む平和グループのゴルフ事業625.09億円全体の一項目であり、同事業の営業利益127.02億円を練習場だけの利益にしない。練習場の粗利・営業利益・純利益を当該表から単独で得ることはできない。練習場関連の収入区分 8頁
資料の「2027年3月期第1四半期」は実際には2026年4〜6月。現在日より未来の実績ではない。比較対象も2025年4〜6月とし、GDOの通年17.05億円と金額だけで大小の順位にしない。
12 料金と費用について確認できたこと
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| 観測点 | 公表内容 | 読み方 |
|---|---|---|
| JGRA 65施設の回答 | 値上げ済み47.7%、実施予定9.2% | 回答施設の割合。全国全施設の割合ではない |
| 同じ調査の対象料金 | ボール単価、打席料、または両方 | 設備・商品ごとの違いがある |
| 屋外の運営設備 | ネット・支柱の防災と点検の調査 | 大規模な物理設備の維持がある |
| インドアの定額商品 | 月会費と利用枠、機器、コーチ | 会員と予約枠の関係を見たい |
| GDOのサービス提供 | 固定料と利用に応じた料金 | 導入先とサービス稼働が収入に関係 |
JGRAの2024年度調査は65施設の回答による。値上げを実施・予定の合計56.9%という回答分布は確認できるが、全国の平均値上げ率や値上げによる利益増額ではない。同じ事業報告では関東37〜41施設、関西35施設等の景況をまとめ、関西の2024年度売上前年対比は通期97.7%とする。標本と地域の指標であり、全国やインドア全体の年次成長率へ広げない。値上げ回答と地域景況 PDF22頁
屋外はネット・支柱などの維持、インドアは物件・機器・空調・保守、指導型はコーチの配置や育成など、運営の費用項目が異なる。今回確認した資料には、屋内外の標準的な利益率・損益分岐会員数・投資回収年数を同じ条件で比較できる実績データはない。加盟募集上のモデル収益を業界平均にしない。
13 数字から読み取る業界の変化
| 確認した事実 | 読み取れる範囲 |
|---|---|
| 市場推計は2021年より小さく2023→24年横ばい | 採用系列の需要金額は一方向の拡大ではない |
| 対象事業所の利用は2021年より減少 | 来場増だけを前提とする収入成長には限界が見える |
| インドアチェーンの公表店数は拡大 | 各社の営業地域・ブランドの展開が進んだ |
| JGRA最新回はインドアの集計数が多い | 調査方法変更を含む結果。新設数・売上シェアとは別 |
| GDOの国内練習場売上が増加 | 設備と継続サービスの提供にも収入機会がある |
| 累計会員と有効会員が異なる | 定額収入を見るには現在の支払会員と継続が必要 |
ここからは、施設数の争いだけでなく、どの生活時間帯に、どのサービスで、何度通ってもらうかが会社ごとの違いになると考えられる。これは上記の観測と収益構造からの分析であり、インドアが全国の屋外客をどれだけ代替したかを定量的に証明したものではない。
屋外では球を実際に飛ばせる空間に計測・ゲーム等を加え、インドアでは天候に左右されにくい近隣の空間に時間の選びやすさや指導を組み合わせる。利用者が払う対価の中身が異なるため、施設数の増減だけよりも、使える打席、予約枠、サービス内容と価格の変化を合わせて追う方が実態に近づける。
14 元数値と計算方法
| 指標 | 計算・採用方法 |
|---|---|
| 増減率 | 新しい値÷以前の値−1 |
| 一利用あたり売上 | 年次売上百万円×1,000,000÷年次延べ利用回数 |
| 百万円から億円 | 100で割る |
| 千円から億円 | 100,000で割る |
| 施設数 | 公表時点と範囲をそのまま記録 |
| 年次と四半期 | 対象月数が同じ値で比較 |
| 欠測 | 0と区別しnullで保持 |
採用した主な金額は円建ての公式表示で、外国通貨の値を現在の為替で再換算したものではない。GDOの海外を含む連結円表示も会社の報告円額として採用する。現地通貨の有機的成長率を円表示の増収率から推定しない。
割合は丸め前の入力値で計算し、読者向けには原則1桁、金額は億円2桁に丸めた。会社の公表率と、掲載百万円からの独自計算が異なる場合はそれぞれを保持した。
15 出典の照合と未確認事項
| 照合点 | 採用方法 |
|---|---|
| JGRA調査方法 | 最新回の注記を付け、連続した出店成長線にしない |
| JGRAの前年差基準 | 前回原本との差と最新表の公表差を別保存 |
| 政府統計の年計 | 月次表示値の和へ置換せず年次原表を採用 |
| 打席・従業者 | 年末の残高として表示。月別値を年間合計にしない |
| GDO Q1増収率 | 公表2.1%と掲載額からの1.95%を区別 |
| GDOの導入数 | 新規・増設の説明と図の期末残高を別保存 |
| GDO IRの配布URL | 公式一覧の旧URLが別開示を返すため、説明資料はJPXの原本で照合 |
| ステップの古い記事 | 直接404となった店舗ブログを使わず同年の会社発表PDFを採用 |
屋外とインドアに分けた全国の売上・利益の複数年系列、個別チェーンの有効会員・退会率、非上場各社の同一範囲の財務、各店舗の実績採算は今回の資料から得られていない。市場推計や累計会員数を使って空欄を推定していない。全国の施設名簿の網羅・現地の営業実態確認や新しいカタログ機能の実装はこの調査の範囲外である。
16 データ付録
17 出典一覧
S01 GMAC ゴルフマーケットデータ2026
公式資料。市場2020〜2024年。資料6頁。屋内外別の金額は掲載されていない。
S02 JGRA 全国練習場施設数調査 2026年1月30日現在
公式資料。2025年度の調査方法変更と全国の屋外・インドア施設数。
S03 JGRA 2024年度総会資料 2023年度事業報告
公式資料。2023年10月施設数、PDF20頁。抽出が不完全なため画像も目視照合。
S04 JGRA 2025年度総会資料 2024年度事業報告
公式資料。2025年1月施設数、地域景況、65施設の値上げ調査。PDF22頁。
S05 経産省 特定サービス産業動態統計 長期時系列表11 年次実数
公式資料。2019〜2024年8指標。公開表の年次値を採用。
S06 経産省 同統計 月次実数
公式資料。2019〜2024年の72カ月。季節変動と年次値との差を確認。
S07 経産省 特定サービス産業動態統計 調査概要
公式資料。公式Web本文を検索閲覧で確認。直接保存は403。特定地域・札幌市限定・調査終了の説明。
S08 ステップゴルフ 2024年11月21日 会社発表
公式資料。126店舗の過年度発表。
S09 ステップゴルフ 2025年3月19日 エリアFC発表
公式資料。129店舗。地域の提携先を通じた展開。
S10 ステップゴルフ 2026年8月17日 累計11万人発表
公式資料。162店舗・838打席は準備中を含む。累計110,689人。
S11 ステップゴルフ 2026年1月26日 累計10万人発表
公式資料。2025年12月末累計101,495人。発表時138店舗・713打席。
S12 SMART GOLF 2024年8月8日 100店舗発表
公式資料。2024年7月末の100店舗という実績。将来目標とは区別。
S13 SMART GOLF 2025年8月19日 会社発表
公式資料。2025年8月19日の150店舗。2打席店舗の100名限定モデルの説明。
S14 SMART GOLF 2026年4月2日 5周年発表
公式資料。2026年4月時点190店舗。
S15 SMART GOLF 公式店舗検索
公式資料。2026年10月24日採録の表示はグループ全体224店舗。公表日不明の動的表示。
S16 SMART GOLF スマゴルへのGOLFZON機器導入発表
公式資料。2025年の月額8,800円税込という商品例。現在の全店共通料金とは扱わない。
S17 GDO 2023年12月期 決算短信
公式資料。2022・2023年の連結全社。単位千円の損益表。
S18 GDO 2024年12月期 決算短信
公式資料。2023・2024年の全社・セグメント。練習場単独の純利益ではない。
S19 GDO 2024年12月期 通期決算説明資料
公式資料。国内練習場ビジネス、トップトレーサー、レッスン、販管費等。15・21頁など。
S20 GDO 2025年12月期 第1四半期決算説明資料
公式資料。国内練習場売上と導入残高。15・22頁。
S21 GDO 2025年12月期 中間決算短信
公式資料。2025年1〜6月と前年同期間の連結値。
S22 GDO 投資家の皆さまへ
公式資料。2025年9月29日の上場廃止と公開IRの対象期間。
S23 平和 2027年3月期 第1四半期決算説明資料
公式資料。実際の対象は2026年4〜6月。練習場関連売上と前年同期間。8頁。
S24 ステップゴルフ エリアFCパートナー募集
公式資料。運営モデルと1店舗あたりの標準打席数の会社説明。収益保証には採用しない。
S25 GDO 練習場ビジネス
公式資料。機器・サービス提供の内容。2022年末約100施設・約8,000打席。古い時点と明記。
元数値と集計データ
市場、施設、調査対象の延べ利用、会社全体と事業の値を分けた6件のデータ付録です。原本PDFの再配布は行わず、出典は公式資料へつなぎます。
出典・参考資料
- S01 GMAC ゴルフマーケットデータ2026
市場2020〜2024年。資料6頁。屋内外別の金額は掲載されていない。
- S02 JGRA 全国練習場施設数調査 2026年1月30日現在
2025年度の調査方法変更と全国の屋外・インドア施設数。
- S03 JGRA 2024年度総会資料 2023年度事業報告
2023年10月施設数、PDF20頁。抽出が不完全なため画像も目視照合。
- S04 JGRA 2025年度総会資料 2024年度事業報告
2025年1月施設数、地域景況、65施設の値上げ調査。PDF22頁。
- S05 経産省 特定サービス産業動態統計 長期時系列表11 年次実数
2019〜2024年8指標。公開表の年次値を採用。
- S06 経産省 同統計 月次実数
2019〜2024年の72カ月。季節変動と年次値との差を確認。
- S07 経産省 特定サービス産業動態統計 調査概要
公式Web本文を検索閲覧で確認。直接保存は403。特定地域・札幌市限定・調査終了の説明。
- S08 ステップゴルフ 2024年11月21日 会社発表
126店舗の過年度発表。
- S09 ステップゴルフ 2025年3月19日 エリアFC発表
129店舗。地域の提携先を通じた展開。
- S10 ステップゴルフ 2026年8月17日 累計11万人発表
162店舗・838打席は準備中を含む。累計110,689人。
- S11 ステップゴルフ 2026年1月26日 累計10万人発表
2025年12月末累計101,495人。発表時138店舗・713打席。
- S12 SMART GOLF 2024年8月8日 100店舗発表
2024年7月末の100店舗という実績。将来目標とは区別。
- S13 SMART GOLF 2025年8月19日 会社発表
2025年8月19日の150店舗。2打席店舗の100名限定モデルの説明。
- S14 SMART GOLF 2026年4月2日 5周年発表
2026年4月時点190店舗。
- S15 SMART GOLF 公式店舗検索
2026年10月24日採録の表示はグループ全体224店舗。公表日不明の動的表示。
- S16 SMART GOLF スマゴルへのGOLFZON機器導入発表
2025年の月額8,800円税込という商品例。現在の全店共通料金とは扱わない。
- S17 GDO 2023年12月期 決算短信
2022・2023年の連結全社。単位千円の損益表。
- S18 GDO 2024年12月期 決算短信
2023・2024年の全社・セグメント。練習場単独の純利益ではない。
- S19 GDO 2024年12月期 通期決算説明資料
国内練習場ビジネス、トップトレーサー、レッスン、販管費等。15・21頁など。
- S20 GDO 2025年12月期 第1四半期決算説明資料
国内練習場売上と導入残高。15・22頁。
- S21 GDO 2025年12月期 中間決算短信
2025年1〜6月と前年同期間の連結値。
- S22 GDO 投資家の皆さまへ
2025年9月29日の上場廃止と公開IRの対象期間。
- S23 平和 2027年3月期 第1四半期決算説明資料
実際の対象は2026年4〜6月。練習場関連売上と前年同期間。8頁。
- S24 ステップゴルフ エリアFCパートナー募集
運営モデルと1店舗あたりの標準打席数の会社説明。収益保証には採用しない。
- S25 GDO 練習場ビジネス
機器・サービス提供の内容。2022年末約100施設・約8,000打席。古い時点と明記。