ゴルフ業界分析

公表資料・業界調査 · 2026年10月31日公開

ゴルフ練習場の設備・ボール・保守を調べる

ボールの補充、集球・送球、機、人工芝、ネット、照明、受付、空調。何を買い、何を交換するのかを、公開価格と実際の更新事例、複数年の数字から調べた。

GOLF DNA編集部 · 2026年10月31日調査

練習場の打席とフェアウェイを描いたイメージ
練習場の打席とフェアウェイを描いたイメージ(既存のAI生成画像)
01

調査対象は、球・機械・地面・建物の運営設備まで

日本の練習場へ設備・消耗品・保守を供給する仕事を調べた。球、集球、洗球、貯球、搬送、打席機、マット、人工芝、ネット・支柱、照明、受付・精算、計測、インドアの映像、暑さ対策、付帯練習施設までを扱う。大規模な建物の新築費や土地取得を合算した「開業資金」の調査ではない。

資料はメーカーの製品仕様・価格、販売会社の注文条件、施工事例、施設が掲載した対談、JGRAの調査、GDの保存データを使用。金額は円で、税込表示が確認できるものと、税区分のない掲載額を区別した。メーカー希望小売価格、通販価格、工事モデル、実際の施工例を一つの相場へ平均していない。

全国の設備・消耗品売上を一括した統計は確認できなかった。公表事業売上はGDOで追い、ほかの会社は何を製造・販売・修理するかを具体化した。会社全体の売上を、練習場向けの部門売上に置き換えていない。

資料 [3] [38] [34] [43] [40]

練習場が買い、直し、交換する14の項目

メーカーの製品群・施工例から整理
項目主な設備・資材購入後に費用が出るところ
練習球新品レンジ球、コース球、中古・再塗装球、フロート球球種・ロット・納期、補充と選別
集球集球車、手押し器具、集球ロボット、回収ピット地形、芝・人工芝、集球と芝刈りの作業
洗球・乾燥・貯球洗球機、ブラシ、乾燥ファン、ホッパー処理能力、貯球量、汚れ、交換部品
送球縦・横コンベア、配管、チェーン、エアー送球階数、距離、詰まり、既設機との接続
打席機全自動・半自動ティーアップ、球貸出機、ボールキーパー球の供給方法、課金との連動、部分交換
打席の足元・備品ショット・スタンスマット、ゴムティー、仕切り、椅子、テーブル摩耗、寸法、固定方法、交換枚数
フェアウェイ・地面人工芝、集球マット、勾配、集球溝、排水球の転がり、汚れ、改修範囲、休業
防球設備ネット、支柱、ワイヤー、アンカー、昇降ウィンチ・制御盤点検、補修、塗装、降下操作
照明・電気投光器、打席照明、配線、制御盤見え方、電力、器具交換、高所工事
受付・精算・会員管理レジ、自動釣銭機、カード発行・チャージ機、打席表示旧残高の移行、早朝営業、割引、既設機接続
計測・練習支援弾道計測、カメラ、モニター、サーバー、スイング解析導入対象打席、回線、固定・従量料金
インドアの映像・打席シミュレーター、プロジェクター、スクリーン、防護、傾斜床施工、投写距離、消耗・故障、騒音
暑さ・寒さへの対策ファン、スポットクーラー、ミスト、遠赤外線暖房、空調半屋外か屋内か、排熱、電源、水・排水
付帯練習施設パター、バンカー、アプローチ、距離表示・ターゲット目的、面積、利用範囲、維持作業
建物全体の建築費とは別に、営業に使う設備・資材を整理した。項目ごとの価格を足せば一施設の総工費になる表ではない。 [28] [35] [14] [43] [40] [46] [38] [47] [48] [24] [55]

今回確認した設備・サービスの取扱会社

各社の公式説明
会社・ブランド確認した仕事公表規模・価格の扱い
シーディアイ/CDI GOLF洗球機、送球、ティーアップ、マット、施工、修理通販のマット価格と洗球能力を確認
エバーランド/タムテック練習場設備の設計・開発・改造、フロント、保守会社概要に練習場部門の売上なし
T-SPORTS集球後の搬送・洗球・貯球・配球設備該当製品ページに価格なし
ゴルフパートナーマット、ティーアップ機などの販売部品交換のしやすさを製品紹介に記載
長野ゴルフ設備の販売、入替、メンテナンス同条件の年間保守料金は確認できず
GDO/トップトレーサー・レンジ弾道計測サービス国内練習場事業の2024年売上17.05億円
ダンロップ新品レンジ球・コース球公式店に球種・耐用指数・少量商品の価格
テックウインド/Levance独自ブランドの2ピース球ロット・別注・納期を公開、単価は見積もり
新大阪ゴルフ商会/アイゴルフ/壁工房新品・中古・再塗装球の供給状態や球種で販売条件が変わる
やまびこ/ECHO集球・芝刈りロボットRP-1200希望小売価格347.6万円(税込)
テクノ・アシスト/ソーケン・テクノ送球、打席機、カード、球の供給機器方式別の製品・自社製造品を掲載
日本シー・エー・ディー/MIST JAPAN打席設備・フロント・カード・精算実名施設の導入・部分更新事例
ナカダ産業ネット・昇降、集球マット、施工素材から支柱・昇降まで取扱い
岩崎電気/アイリスオーヤマ投光器・打席照明と更新概算プランと施工前後の数字を公開
SDR JAPANインドア機器、施工、保守SDR・専用打席機・可動床の販売額
スイデン/イマギイレ送風、冷房、ミスト等練習場の導入例・使用条件を掲載
テクノ・アシスト/ゴルフパートナー使用済み機器・球・マット・ネットの整備や再提供希望・想定規模と実績を区別
網羅的な会社一覧やシェア順位ではない。施工・保守の掲載は、個々の施設の現在の契約を保証しない。 [14] [15] [22] [17] [18] [19] [3] [25] [30] [29] [31] [32] [34] [43] [44] [45] [46] [40] [38] [39] [47] [48] [49] [53] [54]
02

新品レンジ球は、ブランドだけでなく構造・飛距離設定を選ぶ

ダンロップ公式店のスタンダードSFはワンピース、DDHソフト420はツーピース。一般的なラウンドボールを100とする標準耐用指数は、それぞれ1,000以上、250以上と記載される。これはメーカーの比較指標であり、打てる回数、保証年数、施設で実測した交換寿命ではない。

新大ゴルフの新品一覧には、低弾道、ソフト、スタンダードSF、ディスタンス系、DDHの2ピースなどがある。水面からの回収を想定するフロート球も別に扱う。飛び方、打感、回収方式まで決めてから、球種と注文数量をそろえて見積もりを取る。

テックウインドの独自ブランドLevanceは、2ピースで標準とショートディスタンスを用意する。短距離仕様はコース球に対し飛距離を約3割抑えるという同社の説明で、すべてのクラブ・速度条件に共通する実測率ではない。標準品の発注は1万球から、飛距離・硬度・弾道高さの別注は3万球からとする。

資料 [25] [26] [28] [30]

同じレンジ球でも、構造と仕様が違う

メーカー・販売会社の仕様
製品・種類公表内容発注時に変わる条件
ダンロップ・スタンダードSFワンピース、標準耐用指数1,000以上公式店は250球・名入れ不可
ダンロップ・DDHソフト420ツーピース、標準耐用指数250以上公式店は250球・名入れ不可
Levance2ピース、標準/ショートディスタンス標準注文1万球から、仕様変更3万球から
フロート球新大ゴルフが別カテゴリで販売水面から回収する施設など、回収方法に合わせる
耐用指数は一般的なラウンド球を100としたメーカー表示。打てる回数や使用年数の保証ではない。Levanceの飛距離設定も販売会社の説明で、同条件の第三者比較試験ではない。 [25] [26] [30] [28]
03

小売の価格、大口の価格、納期をそろえて比較する

ダンロップ公式楽天市場店の250球商品は、SFが24,750円、DDHソフト420が26,125円。表示額を数量で割ると1球99円と104.5円になる。公式店は同一アカウント・業者の大量購入や再販目的の注文を断る条件も掲げており、この価格を数万球の業務仕入単価とは扱わない。

新大阪ゴルフ商会の公開ページには、中古ワンピース13円から、再塗装ワンピース35円から、中古コース球30円から、種類混合6円からという表示がある。いずれも「より」の下限で、税、必要な数量、選別基準、ロゴ、送料の条件を合わせた価格ではない。新球と最安混合球の差を、そのまま品質差や粗利率にすることもできない。

納期は調達先ごとに確認できる。新大ゴルフのダンロップ新品の案内は数量帯ごとに注文ページを分け、納期を数か月から最大2年程度とする。Levanceは10万球規模でも約2〜3か月を目安と案内する。メーカー全製品に共通する納期ではなく、掲載時点の各販路の説明である。

資料 [27] [29] [28] [30]

練習球の公開価格は、数量と状態を添えて読む

販売ページの表示価格
販売元・球表示額・数量1球に直すと注意点
ダンロップ公式店・SF新品24,750円/250球99円少量販売、名入れ不可
ダンロップ公式店・DDH新品26,125円/250球104.5円少量販売、名入れ不可
新大阪・中古ワンピース13円より13円〜価格下限・状態等を確認
新大阪・再塗装ワンピース35円より35円〜再仕上げ、品質条件を確認
新大阪・中古コース球30円より30円〜モデル・選別基準を確認
新大阪・種類混合6円より6円〜球種が混在する条件
2026年10月31日確認。ダンロップ公式店の価格は250球商品の小売表示で、大量・再販注文を断る条件がある。新大阪の「〜円より」は下限表示で、税・数量・状態・送料は要確認。業務用見積もりの同条件比較ではない。 [27] [29]

新品・中古で異なる発注ロットと納期

供給会社の案内
供給会社公表条件調達で確認したいこと
新大ゴルフ・ダンロップ新品1,000〜29,999球など数量別。数か月〜最大2年と案内球種ごとの納期・数量で変わる単価
テックウインド・Levance1万球から。10万球規模でも約2〜3か月を目安標準仕様と別注仕様、ロゴ代、納入時期
アイゴルフ・中古レンジ球3,000球から。品質・ロゴ等で価格別選別基準と継続してそろう数量
ブラボー!ル・中古低弾道球1万球商品のロゴ印字に対応塗装の内容、試打、同品質での追加補充
注文時点の確約納期ではなく、確認した掲載条件。新大の長期納期をダンロップ全製品・全販路の共通条件にはしていない。 [28] [30] [31] [32]
04

新富ゴルフプラザは、コース球を年12万球入れ替える

が掲載する『GEW』2025年7月号の対談で、同施設は64打席・250ヤード、使用するコースボールを毎月1万球、年間12万球入れ替えると説明する。供給元はアイゴルフ。施設側は、球の品質を維持するために交換を続けるという。

供給するアイゴルフは、回収された球を洗浄し、熟練スタッフが手作業で選別すると説明している。球をそろえて納める商売には、買付けに加え、洗浄・選別・納品の作業がある。対談中の耐久性比較や計測精度についての見解は、第三者の試験結果として採用していない。

購入単価は公表されていないので、年額は計算できない。ただし、同じ品質・数量条件で単価が10円違えば、年12万球では120万円の差になる。打席数に対し何球を持つかだけでなく、年間に何球を替えるかが、球の予算を左右する。

資料 [33] [31]

毎月1万球を交換する練習場の実例

2025年掲載の施設・供給会社対談
項目対談の説明
施設新富ゴルフプラザ(埼玉県所沢市)
規模64打席・250ヤード
使用球・供給元コースボール、アイゴルフから供給
交換毎月1万球、年間12万球
供給前の選別アイゴルフが洗浄し、熟練スタッフが手作業で選別
新富ゴルフプラザが掲載した『GEW』2025年7月号。交換数は施設の説明。球の購入単価・年間購入費は非公表。全国平均や他の球種の標準寿命にはしない。 [33]

年間の補充球数が多いほど、単価差が響く

仮定計算
年1万球を購入
10万円/年
年4万球を購入
40万円/年
年12万球を購入
120万円/年
項目万円/年
年1万球を購入10
年4万球を購入40
年12万球を購入120
同じ仕様・品質・数量条件で購入単価が10円変わった場合の差額。横軸は仮定の年間購入数。最後の12万球は新富の公表交換数と同数だが、同施設の実際の単価差・費用ではない。
05

中古と再塗装を供給する会社も、球の取引の一部

アイゴルフはワンピースを中心に中古レンジ球を扱い、品質やロゴの条件で価格を分け、3,000球から注文を受ける。壁工房の「ブラボー!ル」も、低弾道の中古レンジ球を1万球単位で掲載し、再塗装やオリジナルロゴ印字を扱う。新大阪ゴルフ商会には中古・再塗装・コース球・混合球が並ぶ。

中古球は使われた履歴があり、再塗装は表面を仕上げ直した商品である。ロゴや外観がそろうことと、内部まで新品と同じになることは同義ではない。今回、再塗装で球の性能が新品同様へ回復すると示す試験資料は得ていない。

補充時には、同じ球種と状態で次のロットもそろうか、外観の選別基準は何か、実際の打感・球筋にばらつきがないかを確かめる。傷や摩耗のある球を除き、失った球も補いながら回すため、在庫数と年間購入数は別の記録になる。

資料 [31] [32] [29]

ボールは循環して使い、傷んだものを選別・補充する

施設・供給会社の説明から整理
  1. 選ぶ・発注する

    球種、飛距離設定、数量、納期、名入れを決める

  2. 受け取って試す

    外観、打感、球筋、既設機との通りを確認する

  3. 営業で繰り返し使う

    打つ・回収する・洗う・再び打席へ運ぶ

  4. 選別する・補充する

    傷んだ球を除き、必要な球数を補充する

  5. 必要に応じて再流通する

    供給業者が中古品の選別や再塗装・販売を行う

すべての球を再塗装する工程ではない。摩耗・状態に応じ、継続使用、補充、再流通、廃棄の扱いが変わる。 [31] [32] [33]
06

球を循環させる設備は、一つの機械で完結しない

T-SPORTSの設備説明では、回収後の球をピットから搬送し、洗球機を通し、ホッパーにためて、必要な階へ上げ、横送りのコンベアで各打席へ配る。実際の施設では集球車、傾斜、配管などの組合せが異なり、ここに打席ごとのティーアップ機が接続される。

この構成から、見積書で本体価格だけを比べると抜ける費用が分かる。既存の機械室へ入る寸法、上階への搬送、配管や電源、旧設備の撤去、交換中に止める範囲まで確認が要る。たとえば打席機だけを取り替える工事と、洗球・搬送から一式替える工事では、対象がまったく違う。

球の回収、点検、清掃を何人で何時間行うかは施設の条件による。今回の資料だけで「自動化すると人件費が何割減る」とは計算できない。現在の作業時間と、導入後も人が行う作業を書き出して比較するのが、見積もりを頼む前の準備になる。

資料 [17] [22]

打った球が打席へ戻るまで

メーカーの設備説明から整理
  1. 集球

    フェアウェイから球を集める

  2. ピット・搬送

    集めた球を洗球機へ送る

  3. 洗球・乾燥

    泥や汚れを落とす

  4. 貯球・上階への搬送

    必要な階へ球を運ぶ

  5. 打席へ供給

    配球し、ティーアップして再び打つ

T-SPORTSが掲載する送球設備の構成をもとに一般化。集球方法や搬送の経路は施設ごとに異なる。 [17]

練習場の売上から支払われる設備・運営費

編集部の整理
練習場の売上から支払われる設備・運営費

図を大きく見る →

矢印は支払いの方向。商品や仕事は取引先から練習場へ届く。同じ会社が販売・施工・修理を兼ねる場合がある。TTR以外の課金方式は個別契約による。 [17] [22] [15] [3]
07

洗球能力の数字と、練習場全体の処理能力

CDIはTF01の標準洗浄能力を毎時12,000球、MV05の排出能力を毎時10,000球と掲載している。TF01には搬入装置に依存するという条件がある。この2機種の数字は呼び方も異なり、同条件で優劣を測った試験値として扱えない。

仮に60打席で1打席が1時間に200球使えば、打席側で動く球は毎時12,000球になる。

これは説明用の掛け算で、60打席の施設にTF01が必ず適合するという選定結果ではない。貯球量、回収する間隔、ピークの続く時間、洗球機へ実際に投入できる量を合わせて設計する必要がある。

故障箇所が洗球機や共通の搬送部分なら、影響が一つの打席で収まるとは限らない。交換部品を持つ場所や、故障時にどこまで手作業へ切り替えられるかも、機械を選ぶ段階で確認する項目になる。

資料 [14] [17]

洗球機のメーカー公表能力

製品仕様
TF01
12,000球/時
MV05
10,000球/時
項目球/時
TF0112,000
MV0510,000
CDIのTF01は標準洗浄能力で、搬入装置に依存。MV05は排出能力。試験条件がそろった実測比較ではなく、メーカー表記の紹介。 [14]
08

全自動・半自動・球貸出機で、必要な配管と受付が変わる

テクノ・アシストは、自社製の洗浄機、縦・横コンベア、エアー送球、球貸出機を案内する。ICカード挿入後に球を上げる打席機、現金・メダル仕様もある球貸出機、客が球を入れる簡易ティーアップ機を掲載しており、同じ練習場設備でも供給・課金の方式は一つではない。

ソーケン・テクノはGTM-151などの半自動系打席機に加え、球をためるGN-500、クラブでレバーを引いて1球出すGN-800を販売する。後者の推奨球数は100個前後という説明だ。下流の打席機を選ぶとき、何を自動化し、どこへ人や客が球を運ぶかまで決めることになる。

全自動式の更新では、既設の送球方式、床下の寸法、球の検知、課金用の制御、故障連絡の表示を含めて確認する。製品名だけをそろえた比較より、現状の構成図と交換範囲を見積書に添える方が、追加工事を確認しやすい。

資料 [43] [44] [46]

09

集球ロボットRP-1200は347.6万円。ピットと接続も必要

やまびこのRP-1200は、税込希望小売価格3,476,000円。領域ワイヤー内をランダム走行し、1回約300球を収容、満杯になるとドロップピットで排出する。1日最大15,000球だが、集める量は打たれた球数や地面の状態で変わる。

導入案内は、稼働範囲を定めるワイヤーとドロップピットの設置を必要とする。ピットは導入者が準備し、既設の集球溝、洗球機、カゴなどへつなぐ。機械の希望小売価格だけで、現場へ導入する総額は決まらない。充電設備、設置工事、既設機との接続、電池・部品交換の範囲も見積もりで確かめる。

公表する年間消費電力の目安は620kWh。仮に1kWh30円なら年18,600円の電力量料金になるが、30円は比較用の仮定で、保守、電池、設備工事、人が残して行う作業を含まない。電気代が小さいことだけで、導入の採算は判断できない。

洗球機の毎時能力とロボットの1日集球量は異なる単位だ。ピーク時は貯球から球を供給し、時間をかけて回収する構成もある。二つのカタログ値だけを並べ、台数や省人効果を決めることはできない。

資料 [34] [35] [14]

集球ロボットにも、現場側で用意する設備がある

やまびこ RP-1200の公式仕様
項目公表内容
希望小売価格3,476,000円(税込)
集球数1日最大15,000球
ホッパー1回約300球
走行領域ワイヤー内をランダム走行
消費電力年620kWhが目安、条件による
設置準備領域ワイヤー、ドロップピット。現場の既設集球系へつなぐ
領域ワイヤー式RP-1200の価格・仕様。2026年展示のRTK仕様の機器へこの価格や性能を流用していない。集球数は打球数・地面の状態により変わる。 [34] [35]

集球と洗球で、能力の単位も条件も違う

メーカーの公表仕様
機器カタログの能力変動する条件
RP-1200 集球ロボット1日最大15,000球打球数、球の分布、グラウンド
TF01 洗球機標準洗浄能力12,000球/時搬入装置に依存
MV05 洗球機排出能力10,000球/時洗球・投入・搬送の構成
異なる工程の仕様紹介。双方を組み合わせた設備設計・性能保証ではない。処理量の選定は、ピーク打球数、貯球量、回収間隔、現場条件を含めて行う。 [34] [14]
10

松川の更新では、埋設ボックスと配管を残した

MIST JAPANが掲載した2024年2月のの工事は、更新範囲が具体的に分かる。プリペイドからICカードへ移行し、フロントレジ、自動釣銭機、カードチャージ機、打席状況表示、打席操作タワー、ティーアップ機を導入・交換した。

その一方で、埋設ボックス、配管、ボールボックスは再利用。企業割引や地域割引も継続し、早朝営業用にICカード発行機能のある簡易チャージ機を追加した。施工会社は、打席機を替えながら残せた部分を明示している。

現在の機械を使う前提で制御や部品だけ替えられるか、床や配管も開け直すのかで、費用と営業を止める範囲は変わる。この事例に工事額の公表はなく、再利用で何円安くなったかは計算していない。

資料 [46]

替えた設備と、残した設備が分かる入替事例

MIST JAPAN・2024年2月施工
更新・追加したものそのまま使ったもの
ICカード、フロントレジ、自動釣銭機既設のボールボックス
カードチャージ機、打席状況表示埋設ボックス
ティーアップ機、打席操作タワー既設配管
マット、カーペット従来の企業・地域割引を継続できる設定
松川ゴルフクラブ。施工会社が2024年3月4日に掲載。現在の保守契約、工事額、既存残高の移行費は非公表。 [46]
11

設備の中古再流通と、球・マット・ネットの再販

テクノ・アシストは、自社で製造・販売・保守を行うだけでなく、不要な機器を引き取り、メンテナンスしたうえで必要な施設へ提供する事業を案内する。更新した施設から出た機械が、別の施設で使われる経路がある。

ゼビオグループはゴルフパートナーの取組みとして、練習場で使われたレンジ球、ショット・アプローチ用マット、ゴルフネットなどを、状態に応じて再整備・再利用・再販すると発表する。年間リユースの想定規模として球約100万球、マット約4,000枚を挙げるが、実際の取扱数量や売上・利益の実績とは区別する。

中古機の比較には、購入額に加えて移設、運送、取付、制御への接続、点検・修理、保証と部品供給を含める。機械本体が安くても、自施設の既設設備へつなぐ費用がかかることがある。撤去する機械の引取り条件まで同じ見積もりに置けば、交換に必要な支払いを整理できる。

資料 [53] [54]

使われた機械・球・マットにも取引がある

各社の取扱い・事業発表
会社・取組み公表されている内容
テクノ・アシスト不要機器の引取り、整備、別施設への再提供
ゴルフパートナーのリユース事業レンジ球、練習マット、ネットなどを再整備・再利用・再販
ゼビオが示す年間の想定規模レンジ球約100万球、練習マット約4,000枚
ゼビオの数量は「年間リユース想定規模」であり、達成済みの販売・回収実績ではない。中古品の性能や保証は商品ごとの確認が必要。 [53] [54]
12

公式通販で確かめられるマットの価格

CDI公式通販で確認したカールSTショットマット310Sは13,200円、カールSTスタンスマット100Sは36,630円だった。販売条件のページに税込表示とある。ショット用は幅30cm・長さ100cm、足元用は100cm四方。自施設の打席へそのまま取り付けられるかは、寸法と下地・固定方法を別途確かめる必要がある。

各50枚ならショット用66万円、足元用183万1,500円、合計249万1,500円になる。この金額に施工、下地、枠、既存品の撤去は含めていない。通販には送料の条件もある。大量注文の見積額を取ったわけではなく、現時点で読者が確認できる表示価格を基にした比較である。新設時に打席の一式見積もりを取る場合は、マットが機械や下地とセットになっているか、交換用だけ後から買えるかで将来の支出が変わる。初回の一式価格と交換部品の価格を同じ見積書で確認すると、交換時に必要な範囲が分かる。

資料 [20] [21] [16]

打席マットの公表価格

公式通販の表示価格
商品掲載寸法1枚50枚の材料代
ショットマット310S30×100cm13,200円660,000円
スタンスマット100S100×100cm36,630円1,831,500円
各50枚の合計50打席の仮定—2,491,500円
2026年10月31日確認。CDIの販売条件では税込表示。施工・下地・既存品撤去は含まない。送料は注文条件を確認。 [20] [21] [16]
13

交換年数を仮定し、毎年の予算へ直す

50打席のショット用マットを毎年替えると66万円、2年ごとなら平均33万円、3年ごとなら22万円となる。足元用を5年ごとに替える仮定なら、183万1,500円÷5年で平均36万6,300円。ショット用を毎年交換する例と合わせると、年102万6,300円になる。

この年額は長期の予算をならした数字である。実際の年には支払いが集中するし、法定耐用年数や経理上の費用処理を示すものでもない。交換の1年・2年・3年・5年という期間は比較用に置いた仮定で、メーカー推奨寿命として記載していない。

交換間隔の検討には、打席ごとの使用回数、摩耗した位置、固定具の緩み、利用者からの指摘を残すと役立つ。右打ち・左打ちや人気打席で偏りが出るかも、自施設の記録で確かめられる。今回の調査では、同条件の全国平均交換年数を示せる記録は得ていない。

資料 [20] [21] [18]

ショット用50枚の交換間隔を変えると

仮定計算
毎年交換
66万円/年
2年ごと
33万円/年
3年ごと
22万円/年
項目万円/年
毎年交換66
2年ごと33
3年ごと22
1枚13,200円×50枚÷交換年数。交換間隔は比較用の仮定で、標準寿命を示していない。 [20]

50打席のマット材料代を年額に直す例

仮定計算
費目交換の仮定平均年額
ショット用50枚毎年660,000円
足元用50枚5年ごと366,300円
合計上記の組合せ1,026,300円
ショット用は毎年、足元用は5年ごとの交換と仮定。会計上の減価償却ではなく、長期の予算目安。 [20] [21]
14

フェアウェイの人工芝は、集球・汚れ・休業工事にも関わる

ナカダ産業はゴルフ練習場用の集球マット「グラスシート・グラスマット」を販売する。既存の人工芝の上に敷く施工を案内し、球の転がりや集球効率、施工中の休業短縮を利点として挙げている。これはメーカーの製品説明で、何%作業が減ったかという共通の実測値ではない。

表面材の交換と、勾配や集球溝・排水まで直す工事では対象が違う。回収後の洗球へどの程度の泥や異物が入るか、球がどこへたまるかを含め、地面から機械までつながった現場として確認する。天然芝を使うなら、集球だけでなく芝刈りも作業に残る。

やまびこは芝刈りロボットとの同時運用も案内し、そのための保護ディスクや必要な充電ステーションについて説明する。省人化の投資は集球機一台の置換に限らず、地面と芝管理も含めた組合せになる。

資料 [40] [35] [17]

15

防球ネットは、支柱・ワイヤー・昇降を含めて維持する

ナカダ産業のゴルフネットにはポリエチレンやポリエステルなどの仕様があり、網目・糸・仕立ても複数ある。施工例には高さ50m級の練習場、電動ウィンチ、昇降用の集中制御盤が掲載される。ネット生地だけの面積単価と、支柱や昇降まで含む工事価格は比較対象が違う。

JGRAの適合施設チェックリストは、鉄柱・トラス・アンカーボルトの劣化、柱脚の破断、ネット・ワイヤーの安全確認を挙げる。建築士などの専門技術者へ必要な点検を依頼し、その結果に応じ補修する内容になっている。固定式と可動式で確認する構造上の前提も異なる。

購入後の仕事は、穴の補修や網の張替え、ワイヤー交換、塗装、昇降設備の整備へ続く。ナガノも2025年に練習場のワイヤー交換・ネット補修を掲載している。どの部位を何年で必ず交換するという一律の寿命は設けず、材質、劣化、現場点検に合わせて更新範囲を決める。

資料 [40] [52] [41] [42]

ネットを動かす設備、支える設備

メーカー製品とJGRA点検項目
対象確認される部材・作業
ネット生地糸・網目、摩耗、穴、接合部、補修や張替え
支柱・基礎鉄柱、トラス、柱脚、アンカーボルトの劣化・破断
吊る・上げ下げするワイヤー、滑車、電動ウィンチ、制御盤
点検と補修専門技術者の点検、必要に応じた補修・塗装
強風時の運用降下・営業縮小の指示系統、停止・再開手順
ネット生地の価格だけで全面更新費を比較できない。寸法、素材、構造、工事範囲に応じた見積もりが必要。 [40] [52] [41]
16

照明更新の約2,060万円は、何を含む金額か

岩崎電気の公開プランは照明面積11,400m²に対し、400クラスの投光器20台と910Wタイプ5台を示す。掲載された実際の消費電力はそれぞれ403Wと839Wで、合計は12.255kW。ページは総量を約13kWと表示する。製品の呼称にある400・910を、そのまま実消費電力へ読み替えていない。

更新概算は取付費込みで約2,060万円。機器、雑材料、器具・制御盤取付、調整、既設器具の撤去を含み、配線工事、廃棄処分、経費は含まない。確認ページに税区分の明記はない。このモデル額を、全国の平均工事費や一施設の契約実績として扱っていない。

比較する項目は器具の台数だけでなく、球を追える空間の明るさ、落下地点、周辺への光漏れ、既存電源、取付位置、工事中に止める営業範囲になる。省エネ率は更新前の機種にもよるため、元の設備をそろえて見積もりを比較する。

資料 [38]

メーカーが公開する照明更新の参考プラン

岩崎電気のモデルプラン
項目掲載内容
照明面積11,400m²
投光器400クラス20台+910Wタイプ5台
掲載消費電力の合計約13kW
更新概算約2,060万円(取付費を含む)
含む機器、雑材料、器具・制御盤の取付、調整、既設器具撤去
含まない配線工事、廃棄処分、経費
特定施設の契約額や全国相場ではない。確認ページに税区分の明記なし。配線工事費、廃棄処分費、経費を含まないため「総工事費2,060万円」とはしない。 [38]
17

2014年の施工例で、照明の維持費がどう変わったか

の2014年10月の更新を記したアイリスオーヤマの資料では、蛍光灯・水銀灯を合わせた消費電力が27,560Wから10,365Wへ変わる。表の全体削減率は約62%で、投光器部分だけの約69%と区別する必要がある。

資料に掲載された年間電気料は1,549,152円から582,626円、差額966,526円。図表の年間使用量と料金を割ると1kWh22円の計算条件になる。現在の契約料金や請求実績として流用せず、2014年の公表試算として読む。

今回の岩崎電気の参考工事費と、この別施設の年間削減額を割って「何年で回収」とは計算しない。初期費用と運転前後の消費電力、点灯時間、電気料金を同じ施設でそろえ、器具交換や保守費も含めて検討する。

資料 [39]

2014年の照明更新例:全体の消費電力

メーカー公表の施工前後比較
更新前・全体
27.56kW
LED更新後・全体
10.37kW
項目kW
更新前・全体27.56
LED更新後・全体10.37
河内ゴルフ倶楽部の2014年10月納入、同年12月資料。打席照明を含む全体は約62%削減。資料の約69%は投光器部分の数字。現在の標準的な削減率ではない。 [39]
18

フロント・精算の更新は、打席と残高を一緒に移す仕事

テクノ・アシストはICカードによる精算・顧客管理ソフトと、自動ティーアップ機、球貸出機を組み合わせて供給する。入金機にはカード発行、チャージ、打席指定などの機能がある。受付のソフトだけを替えるのか、入金や球の払い出しの機械も替えるのかで対象が違う。

日本シー・エー・ディーの公式施工ギャラリーでは、2026年7月の川越ゴルフガーデン45打席をQR・ボールベンダー、8月のロンドゴルフ69打席をQR・全自動・ティーアップ機の事例として掲載する。掲載件数は同社の事例紹介数で、全国シェアの分母にはしない。

移行ではカード残高、ポイント、会員区分、割引、予約、既存打席との接続を確認する。クレジットやQRの対応予定と、実際の導入・利用可能状態も区別する。通信や入金機が止まった時の営業と保守窓口まで、受付から打席まで一周の運用で確認したい。

資料 [43] [45] [46]

19

打席・休憩所の冷暖房は、季節と設置先で変わる

スイデンのの事例は、半屋外で冷房が使いにくい打席へ、片付けやすいスタンド型ファンを1打席1台設置した例。は、スポットクーラーの設置が難しかったため、ミストシステムを使ったとイマギイレの導入例で説明している。

は2026年7月29日、ショートゲーム練習場の休憩所へスポットクーラーを追加した。打席へ風や冷気を送る設備と、休憩場所の空調は設置目的が違う。機器を買う場合も、必要な季節だけ借りる場合も、電源、排熱、給水・排水、片付け・清掃を含めた条件を確認する。

は、冬の1・2階の遠赤外線暖房、電気ストーブ貸出と、夏の1・2階全打席の業務用スポットクーラーを案内する。暖房を含む設備は、台数、電源容量、設置位置、季節ごとの準備・保管まで運営費に関わる。

これらの発表には同条件の導入費や電気料の実績がない。気温、来場者数や客単価を測った共通データもなく、「設置すれば何人増える」という効果には換算していない。

資料 [48] [49] [50] [55]

夏冬の営業を支える冷暖房の事例

メーカー・施設の公表事例
施設導入したもの確認できる理由・場所
グリーンアリーナ玉手山スタンド型ファンを1打席1台半屋外。設置・シーズンオフの片付けを重視
一里山ゴルフセンター打席のミストシステムスポットクーラーの設置が難しかったと説明
井高野ゴルフセンター休憩所のスポットクーラー2026年7月、ショートゲーム練習場へ追加
タイムジップス24遠赤外線暖房/業務用スポットクーラー1・2階。夏のクーラーは同階の全打席
効果は各発表の説明。導入費、入場者の増加率、健康被害の予防効果を編集部が測定したものではない。 [48] [49] [50] [55]
20

インドアは、測る機械のほかに映す・守る・冷やす設備が要る

SDR JAPANの販売ページはSDRを税込418万円、練習中心のSDR FRESHを308万円と表示する。FRESHはSDRを含め4台以上購入という条件付き。専用のオートティーアップ機は33万円、傾斜を再現するリアルプレートは165万円で、これらはオプションとして掲載される。

本体と付属機器の価格を確認しても、内装・防護・床・空調・電源・通信まで営業可能な状態の総工費は別に見積もる必要がある。ソフトや保守の範囲も契約で確認する。

パナソニックコネクトのゴルフランド松山ショールーム事例では、プロジェクターの明るさ、設置スペース、長時間の連続投写とメンテナンスが語られる。スクリーンの打痕、球・マットの摩耗、映像機器の故障も運営中に扱う項目になる。屋外の送球設備へ使う予算と、室内の映像・防護へ使う予算を一施設当たり同額にはできない。

資料 [47] [51]

インドア機器の価格は、本体と付属設備を確認する

SDR正規取扱会社の販売表示
商品税込表示条件・用途
SDR418万円練習・ラウンドの総合機種
SDR FRESH308万円練習中心、4台以上購入の条件
専用オートティーアップ機33万円SDRと連動するオプション
リアルプレート165万円傾斜を再現する可動床
SDR JAPANの確認時掲載額、税込。工事・内装・保守・ソフト等の見積もり範囲は別途確認。FRESHはSDRを含め4台以上購入の条件がある。 [47]
21

複数年で追える、更新方法と新しい機械の変化

2014年のLED更新、2024年の受付・打席機の部分更新、2025年の集球ロボット展示、2026年のRTK仕様展示とQR対応の施工例を並べた。単一メーカーの導入数だけでなく、何を売り、どう既存設備を入れ替えるかも、公表事例から追える。

年表は個別事例であり、売上や普及率を同じ基準で測った時系列ではない。全国の施設数とGDOの公表事業売上は別の図表で示し、事例の増加を業界全体の市場成長率には換算しない。

資料 [39] [46] [36] [37] [45]

複数年の事例で追う、設備の更新内容

公表された個別事例
時点公表された内容
2014年10月河内ゴルフ倶楽部が水銀灯・蛍光灯からLEDへ更新
2024年2月松川ゴルフクラブがIC化・打席機更新。配管などは再利用
2025年3月やまびこがRP-1200などをゴルフフェアへ出展
2025年7月掲載新富ゴルフプラザが月1万球のコース球交換を説明
2026年3月やまびこがRTK仕様の芝刈機・集球機の展示を発表
2026年7〜8月施工日本シー・エー・ディーが川越・ロンドのQR対応更新例を掲載
2026年7月井高野ゴルフセンターが休憩所へクーラーを追加
業界全体の普及率や売上推移を示す年表ではない。機械の世代、更新方法、球の維持、運営設備の変化を追った。 [39] [46] [33] [36] [37] [45] [50]
22

屋外施設は減少。インドアの集計には方法変更

JGRAの公表値は、2022年10月が屋外2,364・インドア1,322施設、2023年10月が2,322・1,518施設、2025年1月が2,299・1,507施設だった。屋外では既存施設の閉鎖を含む減少が続いている。施設数は設備購入の候補先の数であり、一施設がその年に買った設備金額を表すものではない。

2026年1月30日の表では、屋外2,259・インドア2,541施設となる。連盟は2025年度から調査方法を変更し、インドアの前年比に大きな差が出たと説明している。1,507から2,541への増加を、そのまま1年間の新規開業1,034施設とは書けない。

2026年表の屋外前年差はマイナス41とある一方、以前公表された2,299との差はマイナス40になる。比較用の前年値が改訂されているためで、過去の公表値を無断で2,300に書き換えていない。図表はその時点の公表値を残し、最新表の前年差と区別した。

資料 [5] [6] [7] [8]

JGRAが公表した屋外練習場数

業界団体の調査
2022年10月
2,364施設
2023年10月
2,322施設
2025年1月
2,299施設
2026年1月30日
2,259施設
項目施設
2022年10月2,364
2023年10月2,322
2025年1月2,299
2026年1月30日2,259
調査時点をそのまま表示。2025年度に調査方法変更。2026年表の前年比較には改訂値が使われており、古い公表値との差とは一致しない。 [5] [6] [7] [8]

インドア施設数には調査方法の変更がある

業界団体の調査
調査時点屋外インドア合計
2022年10月2,3641,3223,686
2023年10月2,3221,5183,840
2025年1月2,2991,5073,806
2026年1月30日 ※方法変更2,2592,5414,800
2025年度から調査方法を変更。2026年の増分を新規開業数や市場成長率に換算しない。 [5] [6] [7] [8]
23

TTR導入は2019年末12施設から2026年3月末142施設へ

トップトレーサー・レンジ(TTR)は、球の軌道をカメラで追跡する練習場向けの計測サービスである。国内で展開するゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の2021年資料には、国内導入施設が2019年末12、2020年末29、2021年末59と記載される。2022年資料では年末94施設・7,671打席。2024年資料で確認できる年末値は、2023年116施設・9,134打席、2024年130施設・9,311打席だった。2026年4月23日の発表では、同年3月末の導入施設が142となる。

施設数は契約先の拠点数、打席数はその施設で対象になっている打席の数である。2023年末から2024年末は施設が14増えたのに対し、打席の純増は177だった。前年の打席数へ新規導入分だけを足せばよいとは限らず、既存施設の変更や対象の増減を含む期末残高として読む必要がある。

資料の作成時点によって過去の四半期値にも差があるため、本稿の2023・2024年末は2024年通期資料の比較表を使った。別の発表時点の施設数や打席数を、同じ12月末の値として混在させていない。2026年3月末の打席数は今回の発表では確認できず、空欄のまま残した。

資料 [2] [1] [3] [9]

トップトレーサー・レンジの国内導入施設数

GDO公表値
2019-12
12施設
2020-12
29施設
2021-12
59施設
2022-12
94施設
2023-12
116施設
2024-12
130施設
2025-03
133施設
2026-03
142施設
項目施設
2019-1212
2020-1229
2021-1259
2022-1294
2023-12116
2024-12130
2025-03133
2026-03142
各年末または表示月末の導入施設数。販売台数・年間新規契約数ではない。2026年3月末値は同年4月の発表。 [2] [1] [3] [4] [9]

TTR導入打席数の推移

GDO公表値
2021-12
5,088打席
2022-12
7,671打席
2023-12
9,134打席
2024-12
9,311打席
2025-03
9,351打席
項目打席
2021-125,088
2022-127,671
2023-129,134
2024-129,311
2025-039,351
2021・2022年末は2022年資料、2023・2024年末は2024年資料、2025年3月末は2025年第1四半期資料。2026年の打席数は補完しない。 [1] [3] [4]
24

売上の規模と伸び率は、導入数とは別に追う

2024年通期の決算説明資料は、国内練習場事業の売上を2023年1,555百万円、2024年1,705百万円と示している。日本円では15.55億円と17.05億円で、増収率は9.6%。練習場が客から受け取った貸球料の総額ではなく、GDO側の当該事業の売上である。

2021年資料のTTR事業売上は前年比177.0%増、2022年資料のゴルフ練習場売上は67.1%増だった。初期の導入拡大が大きかったことは確認できる。ただし、この2年のグラフには売上額の数値がないため、棒の高さから過去の金額を作っていない。

2024年資料ではTTR利用者数が前年比12%増。2025年第1四半期資料では、利用者数は前年同期並み、売上は2.1%増であった。売上には固定料金と従量料金があり、施設数の増加率だけから年商の増加率は決まらない。事業単独の利益、導入工事の原価、契約先ごとの単価は非公表で、17.05億円から利益額を推計していない。

資料 [2] [1] [3] [4]

GDO国内練習場ビジネスの年間売上

会社開示
2023年
15.55億円
2024年
17.05億円
項目億円
2023年15.55
2024年17.05
全国の設備・消耗品市場の総額ではない。2024年決算資料p.21の通期表示値。単独の営業利益は示されていない。 [3]

GDOが開示した練習場事業の増収率

会社開示
対象期間売上の前年同期比
2021年通期+177.0%
2022年通期+67.1%
2024年通期+9.6%
2025年1〜3月+2.1%
2021・2022年資料は前年比率のみ採用。グラフの棒の高さから売上額を読み取っていない。資料未採用の年はつながない。 [2] [1] [3] [4]
25

2025年第1四半期は、同じ3か月で比べる

2025年1〜3月の国内練習場売上は419百万円、前年同期は411百万円だった。円換算では4.19億円と4.11億円。公表資料の増収率は2.1%で、百万円単位に丸められた表示値から計算した率とは少し差が出る。

導入残高は2024年末130施設・9,311打席から2025年3月末133施設・9,351打席へ変わった。一方、同じ資料が記す増加導入数は3施設・111打席である。期末残高の差は40打席なので、111打席をそのまま純増としてグラフに足すことはできない。資料はこの差の内訳までは説明していない。2025年9月29日の上場廃止後、GDOのIRページは過去の開示資料の一部を引き続き掲載している。2026年の施設数の発表を使って、2025年通期売上や2026年の利益を補完することはしていない。通期と四半期を同じ棒グラフに並べず、比較できる期間ごとに図を分けた。

資料 [4] [13]

2025年は第1四半期どうしで比較

会社開示
2024年1〜3月
4.11億円
2025年1〜3月
4.19億円
項目億円
2024年1〜3月4.11
2025年1〜3月4.19
1〜3月の売上。資料記載の前年同期比は2.1%。表示値は百万円単位のため、表示値同士の割算と差が出る。年間売上へ単純換算しない。 [4]
26

利用者には無料、運営会社には固定料金と従量料金

久我山ゴルフのTTR公式紹介では、導入56打席、利用料金は無料と掲載されている。GDOの決算説明は、導入打席数に応じた固定料金と、利用者数に応じた従量課金を示す。客への料金設定と施設の契約は異なり、無料の案内だけから設備会社への支払いがないとは判断できない。

TTRの導入案内にはカメラ、打席モニター、専用サーバーなどの構成と、施設が専用の光回線を用意することが記載される。現行の個別契約単価、初期費用、最低契約期間、従量の数え方までは公開ページで確認できなかった。「導入無料」という古い紹介を現在の全施設に共通する条件として流用していない。

投資を判断するなら、導入前後の来場人数、客単価、再来場、時間帯別稼働を自施設で比べたい。料金改定、スクールやイベント、天候の変化も記録しないと、売上増のすべてを計測器のおかげにしてしまう。GDOの全体実績は取引規模を示すが、個別練習場の投資回収を保証する資料ではない。

資料 [23] [3] [11]

客の利用料金と練習場の契約料金

公表事例と会社開示
誰が払うか確認できた内容
客 → 久我山ゴルフTTR利用料金は無料、導入56打席
練習場 → GDO打席数に応じた固定料金+利用者数に応じた従量課金
練習場が用意する通信TTR導入案内は専用の光回線を施設側で用意と説明
久我山の客向けTTR料金は確認時点の掲載。GDOの固定・従量課金は事業モデルの説明で、同施設の契約単価や契約書を確認したものではない。 [23] [3] [11]
27

短い練習場と、フロントの更新にも販売先がある

GDOは2025年7月28日、35ヤード・22打席の加藤農園ゴルフリンクスにTTRを導入すると発表した。構成はモニター型17打席とモバイル型5打席で、8月1日の稼働予定を示す。広いフェアウェイを持つ大型練習場だけでなく、短い距離の施設にも売り先を広げた具体例である。導入費用や契約額は公表されていない。

2026年9月30日には、LINEを使うデジタル会員証サービスを発表した。最初の導入先は同年7月にリニューアルした欅ゴルフクラブで、チャージ、残高確認、クーポン配信などを案内する。計測と受付・決済の両方へサービスを増やしていることが分かる。

フロントを替えるときは、新機能に加え、旧カードの残高、会員情報の移行、通信が止まったときの受付、既存機械との接続まで対象になる。今回の発表には移行費用や月額料金はなく、カード発行費や人件費が何円減るかまでは計算していない。

資料 [10] [12]

35ヤードの練習場への導入事例

GDO 2025年7月28日発表
項目公表内容
練習場加藤農園ゴルフリンクス
距離・打席数35ヤード・22打席
導入構成モニター型17打席+モバイル型5打席
加藤農園ゴルフリンクス。2025年8月1日から稼働予定として公表。施設が実際に支払った価格・投資回収期間は非公表。 [10]
28

GDの保存データで見る、設備を使う施設の大きさ

GD練習場DBの保存版4,247施設から閉鎖表示の5施設を除くと、対象は4,242施設になる。屋外2,265、インドア1,977。元データの収録時点は2026年9月19日までで、今回の10月31日に全国を再調査したわけではない。

正の整数で打席数を記録しているのは屋外2,011施設、インドア1,260施設だった。合計打席はそれぞれ107,279、5,104。中央値は屋外48、インドア3である。屋外の50打席以上100打席未満は853施設と、今回設定した区分の中で最も多い。機械や消耗品の数量を考える際に、屋外とインドアを一施設当たり同額で扱うと大きくずれる。打席数の未記載は屋外254、インドア717施設にある。これを平均値で埋めて全国の総打席数やマット市場を推計することはしていない。JGRAとの対象施設・調査日も異なるため、二つの施設数を一つの時系列に並べていない。

資料 [24]

GD練習場DBで打席数を確認できた範囲

GD保存データの集計
項目屋外インドア
対象施設2,2651,977
打席数の記載あり2,0111,260
打席数の未記載254717
記載ありの打席合計107,2795,104
記載ありの中央値48打席3打席
閉鎖表示の5施設を除外。打席数は正の整数がある施設だけ集計。未記載施設は推計で埋めない。 [24]

屋外練習場は何打席の施設が多いか

GD保存データの集計
1〜9
23施設
10〜29
371施設
30〜49
620施設
50〜99
853施設
100以上
144施設
項目施設
1〜923
10〜29371
30〜49620
50〜99853
100以上144
打席数の記載がある2,011施設のみ。GD掲載標本の分布で、全国の全施設を抽出した統計ではない。 [24]
29

設備の記載は集計できるが、メーカーのシェアにはできない

屋外2,265施設のうち、自動ティーアップの記載は2,001、パター練習921、バンカー練習1,022、アプローチ練習551、弾道計測器164だった。同じ施設に複数の設備があるため、項目の合計を施設総数へ一致させる集計ではない。

具体的な機器名が入っているのは屋外92、インドア227施設。弾道計測器の一般タグがあるインドア1,630施設に対して、機種まで記録された施設はずっと少ない。メーカー名の記載件数を数えて順位にすると、導入規模よりも情報の詳しさを比べる表になってしまう。

このため公開するのは設備の肯定記載と記録範囲の集計までにとどめた。未記載は非導入として扱わない。メーカーを比べるには、同じ日・同じ基準で各施設の現行機種と対象打席数を確認する追加調査が要る。

資料 [24]

屋外2,265施設の設備欄に記載されていた項目

GD保存データの集計
自動ティーアップ
2,001施設
パター練習
921施設
バンカー練習
1,022施設
アプローチ練習
551施設
弾道計測器
164施設
項目施設
自動ティーアップ2,001
パター練習921
バンカー練習1,022
アプローチ練習551
弾道計測器164
肯定記載のある施設数。同一施設で複数項目を数える。記載のない施設にも設備がある可能性があり、全国普及率や「設備なし」の判定には使わない。 [24]

メーカー別の導入順位をGDから出さなかった理由

GD保存データの集計
対象弾道計測器タグあり具体的な機器名あり
屋外2,265施設16492
インドア1,977施設1,630227
「弾道計測器」の汎用タグと、機器名の記載は別の項目。記録の詳しさや更新時点が異なる。これをシェア表にすると記載漏れを非導入と取り違える。 [24]
30

修理代と、営業を止めたときの売上を一緒に確認する

満席で振替先がなく、故障で来場客を受けられない場合に限り、停止打席数×停止時間÷一人の利用時間×利用単価で売上機会を試算できる。5打席が4時間止まり、60分1,200円なら20人分、2万4,000円になる。これは粗い売上の例で、失う利益や実際のキャンセル件数を計測した数字ではない。

空き打席がある時間なら客を移せるし、故障しても別の設備で営業できる場合がある。一方、共通の送球やフロントが止まると、影響が複数の打席に及ぶ可能性がある。何が止まるとどこまで営業できなくなるかを、自施設の設備構成で確かめたい。

CDIは遠隔対応、技術スタッフの訪問、自社工場修理を案内する。保証期間内の対応にも、利用者側の過失など費用が発生する条件がある。広告にある「迅速」という言葉を到着時間の保証とみなさず、受付時間、訪問までの目安、部品・出張費、代替対応を契約書で確認する。

資料 [15] [18]

満席時に打席を止め、客を失った場合の売上

仮定計算
1打席停止
4,800円
5打席停止
24,000円
10打席停止
48,000円
項目円
1打席停止4,800
5打席停止24,000
10打席停止48,000
4時間停止・1人60分利用・1回1,200円・他打席への振替不可。売上機会の計算で、利益の損失額ではない。空き打席へ移れる場合はこの金額にならない。

見積書と保守契約で確かめる項目

編集部の確認項目
確認するもの金額や運用に効く条件
機械の導入本体、搬送配管、配線、基礎、既存機の撤去、休業工事
保守と修理月額・年額、出張費、部品代、休日対応、代替機、保証の対象
消耗品寸法、固定方法、最小ロット、まとめ買い、送料、部分交換
計測サービス対象打席数、固定料金、従量料金の数え方、契約期間・解約
通信と決済専用回線、停電・通信障害時の営業、既存フロントとの接続
機種の入替旧機の部品供給、既存配管・カード残高・データの引継ぎ
この表は実在の標準料金表ではない。契約先への確認事項を整理した。 [11] [15] [18]
31

値上げできるかどうかが、設備更新の予算にも響く

JGRAの2024年度報告では、会報に同封したアンケートへ65施設が回答した。「ボール単価」「打席料」を中心に値上げした回答は47.7%、今後実施の予定は9.2%。全国の全施設が値上げした割合ではなく、回答施設の状況である。

同じ報告の景況調査は、関東37〜41施設、関西35施設から毎月の売上などを受け取ったもの。売上の前年比は関東が上期98.3%・下期99.9%、関西が上期98.1%・下期97.2%とされる。回答標本では、計測サービスの導入が増えた時期にも、施設の売上が一律に伸びていたわけではなかった。

設備更新の年次予算には、球の補充、マット・ティー・ブラシ、機械の点検と部品、ネット・支柱、電気、受付と計測の契約を入れる。実際の注文額、交換記録、故障と休業時間を残し、残せる既設設備も見積書へ書けば、全面更新と部分更新を具体的に比べられる。

資料 [7]

値上げした・予定している練習場の回答

JGRA 2024年度の回答65施設
値上げした
47.7%
今後実施の予定
9.2%
項目%
値上げした47.7
今後実施の予定9.2
実施済み47.7%、予定9.2%。全国全施設の実施率ではない。残る43.1%には実施予定なし・実施したいができない・その他の回答を含む。 [7]

元数値と調査方法

01

使用資料と確認日

2026年10月31日までに確認した企業・業界団体の公式資料を使用した。GDO決算PDFは2021年資料p.21〜22、2022年資料p.15〜16、2024年資料p.21、2025年第1四半期資料p.22を照合。数値はテキスト抽出に加え、該当ページを画像化して確認した。

原本または公式Web本文の確認記録を保存した。施工ギャラリーのように画面表示に追加読込みが必要なページは、保存HTMLに本文が入っていないことも記録している。

追加調査では、ダンロップ公式店、球の供給会社、やまびこ、岩崎電気、ナカダ産業、受付設備会社、冷房・映像機器の公式資料を確認した。新富の対談は『GEW』2025年7月号を施設が掲載したもの。照明事例は2014年の資料と明記した。

資料 [2] [1] [3] [4]

02

GD保存データの集計条件

GD保存版4,247施設を入力に、closedがtrueの5施設を除いた4,242施設を集計。打席数は正の整数のみ、設備は肯定記載を数えた。未記載を設備なし・0打席には変換しない。複数設備は同じ施設でそれぞれ数える。

屋外とインドアは保存版の分類を使用。記載ありの中央値は屋外48打席・インドア3打席で、欠測を含めた全国中央値ではない。機種の記載が少ないためメーカー別シェアは出していない。原文、内部ID、DBの参照元は公開データへ含めない。

資料 [24]

03

金額・交換年数・停止損失の計算

マットは公式通販の税込表示価格。1枚13,200円と36,630円を50枚ずつ購入する条件で計算した。大量購入の卸値や工事見積もりではない。交換間隔は仮定であり、標準寿命の記載ではない。送料、下地、撤去、施工は計算に入れていない。

停止の試算は満席・振替不可、4時間、1人60分、1回1,200円を仮定した売上機会。空き打席がある場合にはそのまま適用しない。利益損失、保険金、逸失利益の法的評価を計算したものではない。

球は小売250球、業務用の数量別注文、中古の下限表示を区別した。小売価格を大量仕入単価へ使わず、税区分が明示されない掲載額は税込と断定していない。ロボットは希望小売価格、照明は参考工事プランで、対象施設・工事範囲が違うため合算して総設備費にしていない。

球の単価差は年間購入数×10円で計算。ロボットの電力量料金18,600円は、メーカーの年620kWhの目安×仮の30円/kWhであり、総維持費ではない。

資料 [20] [21] [16]

50打席のマット材料代を年額に直す例

仮定計算
費目交換の仮定平均年額
ショット用50枚毎年660,000円
足元用50枚5年ごと366,300円
合計上記の組合せ1,026,300円
ショット用は毎年、足元用は5年ごとの交換と仮定。会計上の減価償却ではなく、長期の予算目安。 [20] [21]
04

年次資料の比較と改訂

JGRAの調査は各時点の公表値を保持。2025年度の調査方法変更と、2026年表の前年比較基準の改訂を明記した。インドアの前年差を開業数に換算していない。

TTRは導入残高と新規導入数を区別。2023・2024年末は2024年通期資料の比較値を使用した。2025年第1四半期の増加導入111打席と、期末残高の純増40打席を混同していない。GDOの通期と四半期、売上と利益、全国市場と一社事業を区別した。

金額や前年比は資料に表示された値を採用。丸められた四半期値の足算で通期表示値を置き換えていない。2021・2022年の金額は棒の高さから復元せず、公表された増収率のみ使った。

資料 [8] [1] [3] [4]

05

残る調査と保存データ

全国の設備・消耗品売上とメーカー別シェア、同条件の新品球の大口単価、機械一式や保守料、平均交換年数は未確認。公開された少量商品・中古価格・仕様・実名事例は追加した。資料のない市場額をGDの施設数から逆算していない。

本文の計算条件、JGRAの施設数、GDOの公表値、GDの集計値を下のJSONから保存できる。公開プレビューには集計ファイルだけを出し、調査原本とDB入力は配信対象から外している。

GD練習場DBで打席数を確認できた範囲

GD保存データの集計
項目屋外インドア
対象施設2,2651,977
打席数の記載あり2,0111,260
打席数の未記載254717
記載ありの打席合計107,2795,104
記載ありの中央値48打席3打席
閉鎖表示の5施設を除外。打席数は正の整数がある施設だけ集計。未記載施設は推計で埋めない。 [24]

集計データ

出典・参考資料

  1. GDO 2022年12月期決算説明資料 [1] · 2026年10月31日確認
  2. GDO 2021年12月期決算説明資料 [2] · 2026年10月31日確認
  3. GDO 2024年12月期決算説明資料(TDnet配信PDF) [3] · 2026年10月31日確認
  4. GDO 2025年第1四半期決算説明資料(TDnet配信PDF) [4] · 2026年10月31日確認
  5. JGRA 2022年度事業報告 [5] · 2026年10月31日確認
  6. JGRA 2024年度総会資料・2023年10月施設数 [6] · 2026年10月31日確認 · 公式ページのWeb本文を確認。取得原本の保存なし。
  7. JGRA 2024年度事業報告・2025年1月施設数と価格改定調査 [7] · 2026年10月31日確認
  8. JGRA 全国練習場施設数調査・2026年1月30日 [8] · 2026年10月31日確認
  9. GDO 2026年TTR大会発表・導入142施設 [9] · 2026年10月31日確認
  10. GDO 加藤農園35ヤード・22打席導入 [10] · 2026年10月31日確認
  11. GDO 練習場向けToptracer導入案内 [11] · 2026年10月31日確認
  12. GDO 2026年デジタル会員証・欅ゴルフクラブ [12] · 2026年10月31日確認
  13. GDO 上場廃止とIR資料の公表範囲 [13] · 2026年10月31日確認
  14. CDI ゴルフボール洗浄機仕様 [14] · 2026年10月31日確認 · 公式ページのWeb本文を確認。取得原本の保存なし。
  15. CDI アフターサービス [15] · 2026年10月31日確認 · 公式ページのWeb本文を確認。取得原本の保存なし。
  16. CDI 公式ショップ販売者情報 [16] · 2026年10月31日確認
  17. T-SPORTS 自動送球システム [17] · 2026年10月31日確認
  18. ゴルフパートナー 練習場製品紹介 [18] · 2026年10月31日確認
  19. ナガノ 練習場設備とメンテナンス [19] · 2026年10月31日確認 · 公式ページのWeb本文を確認。取得原本の保存なし。
  20. CDI公式通販:カールSTショットマット310S [20] · 2026年10月31日確認
  21. CDI公式通販:カールSTスタンスマット100S [21] · 2026年10月31日確認
  22. タムテック運営会社・事業内容 [22] · 2026年10月31日確認
  23. TTR公式:久我山ゴルフの設備と利用料金 [23] · 2026年10月31日確認
  24. GD練習場DBの保存版から編集部集計 [24] · 2026年10月31日確認 · 閉鎖表示を除いた4,242施設。集計値のみ掲載。未記載は設備なしと扱わない。
  25. ダンロップ公式店:スタンダードSFの構造・耐用指数 [25] · 2026年10月31日確認
  26. ダンロップ公式店:DDHソフト420の構造・耐用指数 [26] · 2026年10月31日確認
  27. ダンロップ公式店:250球商品の表示価格と販売条件 [27] · 2026年10月31日確認
  28. 新大ゴルフ:新品レンジ球の種類・数量別注文・納期 [28] · 2026年10月31日確認
  29. 新大阪ゴルフ商会:中古・再塗装・混合球の表示価格 [29] · 2026年10月31日確認
  30. テックウインド:Levanceの仕様・ロット・納期 [30] · 2026年10月31日確認
  31. アイゴルフ:レンジ球・コース球の販売と最小数量 [31] · 2026年10月31日確認
  32. ブラボー!ル:中古レンジ球のロゴ入れ・販売 [32] · 2026年10月31日確認
  33. 新富ゴルフプラザ掲載の対談:コース球の選別と月次交換 [33] · 2026年10月31日確認
  34. やまびこ:RP-1200の希望小売価格・集球能力 [34] · 2026年10月31日確認
  35. やまびこ:ロボット集球機の導入設備とドロップピット [35] · 2026年10月31日確認
  36. やまびこ:2025年ゴルフフェア出展製品 [36] · 2026年10月31日確認
  37. やまびこ:2026年RTK仕様の芝刈機・集球機展示 [37] · 2026年10月31日確認
  38. 岩崎電気:練習場照明の参考プラン・更新概算 [38] · 2026年10月31日確認
  39. アイリスオーヤマ:河内ゴルフ倶楽部2014年照明更新例 [39] · 2026年10月31日確認
  40. ナカダ産業:防球ネット・昇降設備・グラスシート [40] · 2026年10月31日確認
  41. JGRA:ネット支柱の点検・塗装と適合施設チェックリスト [41] · 2026年10月31日確認
  42. ナガノ:2025年のワイヤー交換・ネット補修工事 [42] · 2026年10月31日確認 · 公式Web本文を確認。取得原本は未保存。
  43. テクノ・アシスト:送球・ティーアップ・カード・入金機 [43] · 2026年10月31日確認
  44. ソーケン・テクノ:ティーアップ機・ボールキーパー [44] · 2026年10月31日確認
  45. MIST JAPAN:2024年松川ゴルフクラブ更新の再利用範囲 [46] · 2026年10月31日確認 · 公式Web本文を確認。取得原本は未保存。
  46. SDR JAPAN:機器・オプション販売価格と購入条件 [47] · 2026年10月31日確認
  47. スイデン:グリーンアリーナ玉手山の打席ファン導入 [48] · 2026年10月31日確認
  48. イマギイレ:一里山ゴルフセンターのミスト導入 [49] · 2026年10月31日確認
  49. 井高野ゴルフセンター:2026年7月の休憩所クーラー増設 [50] · 2026年10月31日確認
  50. パナソニックコネクト:ゴルフランドの映像機器導入 [51] · 2026年10月31日確認
  51. JGRA 適合施設チェックリスト(強風時の安全対策) [52] · 2026年10月31日確認
  52. テクノ・アシスト:不要設備の引取り・整備・再提供 [53] · 2026年10月31日確認
  53. ゼビオグループ:レンジ球・マット・ネットの年間リユース想定 [54] · 2026年10月31日確認
  54. タイムジップス24:1・2階の遠赤外線暖房機 [55] · 2026年10月31日確認