ゴルフ業界分析

公表資料・業界調査 · 2026年10月31日公開

ゴルフ練習場の設備とボールにかかるお金

ボールの補充、集球・送球、機、人工芝、ネット、照明、受付、空調。何を買い、何を交換するのかを、公開価格と実際の更新事例、複数年の数字から調べた。

GOLF DNA編集部 · 2026年10月31日調査

練習場の打席とフェアウェイを描いたイメージ
練習場の打席とフェアウェイを描いたイメージ(既存のAI生成画像)
01

照明の更新で約2,060万円というプランもある

岩崎電気が公開する練習場向けの照明プランは、投光器25台で更新概算が約2,060万円。配線工事や廃棄処分などは別にかかる。やまびこの集球ロボットRP-1200は、希望小売価格が税込347万6,000円だ。練習場には、打席から見える道具のほかにも、大きな支出を伴う設備がある。

球を集めて洗い、打席へ戻す。周囲への飛び出しを防ぎ、夜も夏も営業する。そのために何を買い、何を直すのか。ボールから受付、ネット、照明、インドアの映像機器まで調べた。

資料 [38] [34]

打席の外にも設備はある

編集部の整理
場所・仕事買うもの・直すもの
使う球と打席ボール、マット、ティー、仕切り、ティーアップ機
回収して打席へ戻す集球、洗球、貯球、コンベア、配管
フェアウェイと安全人工芝、集球溝、排水、ネット、支柱、昇降装置
夜間・夏冬の営業照明、電気、送風、冷房、ミスト
受付と利用の管理レジ、カード、チャージ機、打席表示、会員・精算システム
測定・インドア計測器、映像機器、スクリーン、防護、傾斜床
詳報では14項目に広げ、会社名、製品、工事例、公開価格と維持費を確認した。 [35] [40] [38] [46] [47]
02

レンジボールは、どれも同じ球ではない

ダンロップのスタンダードSFはワンピース、DDHソフト420はツーピース。メーカーの標準耐用指数は、一般的なラウンド球を100として、それぞれ1,000以上と250以上と記載される。1,000回打てるという数字ではない。球の構造や飛距離の設定を変えれば、打感も補充の考え方も変わる。

テックウインドのLevanceは2ピースの新品レンジ球で、標準とショートディスタンスの2種類。距離、硬度、弾道高さの別注にも応じる。水に浮くフロート球も売られており、回収方法や敷地に合わせて選ぶ。メーカー名だけで球の性格は決まらない。

資料 [25] [26] [30] [28]

同じレンジ球でも、構造と仕様が違う

メーカー・販売会社の仕様
製品・種類公表内容発注時に変わる条件
ダンロップ・スタンダードSFワンピース、標準耐用指数1,000以上公式店は250球・名入れ不可
ダンロップ・DDHソフト420ツーピース、標準耐用指数250以上公式店は250球・名入れ不可
Levance2ピース、標準/ショートディスタンス標準注文1万球から、仕様変更3万球から
フロート球新大ゴルフが別カテゴリで販売水面から回収する施設など、回収方法に合わせる
耐用指数は一般的なラウンド球を100としたメーカー表示。打てる回数や使用年数の保証ではない。Levanceの飛距離設定も販売会社の説明で、同条件の第三者比較試験ではない。 [25] [26] [30] [28]
03

新品、中古、再塗装で、買い方も値段も変わる

新品はメーカーや販売店へ発注し、中古は選別した球を業者から買う。使われたレンジ球を再塗装して売る仕事もある。新大阪ゴルフ商会は中古ワンピースを1球13円から、再塗装品を35円からと掲載している。球の状態や発注条件が違うので、最安値だけでは比べられない。

ダンロップ公式店には新品250球の商品もあり、SFが24,750円、DDHが26,125円。ただしこの販売店は業務向けの大量注文などを断る条件を掲げている。この小売価格を、そのまま練習場の何万球もの仕入単価にはできない。

納期にも差がある。新大ゴルフの新品販売案内は数か月から最大2年、Levanceは10万球規模でも約2〜3か月を目安としている。いずれも注文時に確認が要るが、球が足りなくなってから手配するには長い。

資料 [29] [27] [28] [30]

練習球の公開価格は、数量と状態を添えて読む

販売ページの表示価格
販売元・球表示額・数量1球に直すと注意点
ダンロップ公式店・SF新品24,750円/250球99円少量販売、名入れ不可
ダンロップ公式店・DDH新品26,125円/250球104.5円少量販売、名入れ不可
新大阪・中古ワンピース13円より13円〜価格下限・状態等を確認
新大阪・再塗装ワンピース35円より35円〜再仕上げ、品質条件を確認
新大阪・中古コース球30円より30円〜モデル・選別基準を確認
新大阪・種類混合6円より6円〜球種が混在する条件
2026年10月31日確認。ダンロップ公式店の価格は250球商品の小売表示で、大量・再販注文を断る条件がある。新大阪の「〜円より」は下限表示で、税・数量・状態・送料は要確認。業務用見積もりの同条件比較ではない。 [27] [29]

新品・中古で異なる発注ロットと納期

供給会社の案内
供給会社公表条件調達で確認したいこと
新大ゴルフ・ダンロップ新品1,000〜29,999球など数量別。数か月〜最大2年と案内球種ごとの納期・数量で変わる単価
テックウインド・Levance1万球から。10万球規模でも約2〜3か月を目安標準仕様と別注仕様、ロゴ代、納入時期
アイゴルフ・中古レンジ球3,000球から。品質・ロゴ等で価格別選別基準と継続してそろう数量
ブラボー!ル・中古低弾道球1万球商品のロゴ印字に対応塗装の内容、試打、同品質での追加補充
注文時点の確約納期ではなく、確認した掲載条件。新大の長期納期をダンロップ全製品・全販路の共通条件にはしていない。 [28] [30] [31] [32]
04

毎月1万球を替える練習場もある

が掲載した2025年7月の対談では、64打席・250ヤードの同施設は、コースボールを毎月1万球、年間12万球交換すると説明している。供給するアイゴルフは、洗浄後に熟練スタッフが手作業で選別するという。球を買う費用には、こうした手間も関わっている。

年間12万球なら、仮に同じ品質の球の購入単価が10円違うだけで、年120万円の差になる。これは計算例で、同施設の実際の仕入額ではない。球は、打席にある在庫の数だけを見ても、毎年かかるお金が分からない消耗品だ。

資料 [33]

毎月1万球を交換する練習場の実例

2025年掲載の施設・供給会社対談
項目対談の説明
施設新富ゴルフプラザ(埼玉県所沢市)
規模64打席・250ヤード
使用球・供給元コースボール、アイゴルフから供給
交換毎月1万球、年間12万球
供給前の選別アイゴルフが洗浄し、熟練スタッフが手作業で選別
新富ゴルフプラザが掲載した『GEW』2025年7月号。交換数は施設の説明。球の購入単価・年間購入費は非公表。全国平均や他の球種の標準寿命にはしない。 [33]

年間の補充球数が多いほど、単価差が響く

仮定計算
年1万球を購入
10万円/年
年4万球を購入
40万円/年
年12万球を購入
120万円/年
項目万円/年
年1万球を購入10
年4万球を購入40
年12万球を購入120
同じ仕様・品質・数量条件で購入単価が10円変わった場合の差額。横軸は仮定の年間購入数。最後の12万球は新富の公表交換数と同数だが、同施設の実際の単価差・費用ではない。
05

集球ロボットを買うだけでは、球は打席へ戻らない

RP-1200は1日最大15,000球、1回に約300球を集め、所定の場所へ排出する。動かす範囲を決めるワイヤーと、回収した球を受けるドロップピットが必要になる。そこから先の集球溝、洗球機、貯球、送球設備までつながって初めて、球が打席へ戻る。

やまびこは2025年にこの集球機を展示し、2026年にはRTK仕様の機器の展示を発表した。自動で走る技術は進んでいるが、芝や地形、回収量、既設設備とのつなぎ方は現場ごとに確かめる。

資料 [34] [35] [36] [37]

集球ロボットにも、現場側で用意する設備がある

やまびこ RP-1200の公式仕様
項目公表内容
希望小売価格3,476,000円(税込)
集球数1日最大15,000球
ホッパー1回約300球
走行領域ワイヤー内をランダム走行
消費電力年620kWhが目安、条件による
設置準備領域ワイヤー、ドロップピット。現場の既設集球系へつなぐ
領域ワイヤー式RP-1200の価格・仕様。2026年展示のRTK仕様の機器へこの価格や性能を流用していない。集球数は打球数・地面の状態により変わる。 [34] [35]

打った球が打席へ戻るまで

メーカーの設備説明から整理
  1. 集球

    フェアウェイから球を集める

  2. ピット・搬送

    集めた球を洗球機へ送る

  3. 洗球・乾燥

    泥や汚れを落とす

  4. 貯球・上階への搬送

    必要な階へ球を運ぶ

  5. 打席へ供給

    配球し、ティーアップして再び打つ

T-SPORTSが掲載する送球設備の構成をもとに一般化。集球方法や搬送の経路は施設ごとに異なる。 [17]
06

打席機には方式があり、全部を替えない工事もある

球が配管で打席へ届き、料金処理と連動する全自動式もあれば、客が球を入れる半自動式や、レバーで1球ずつ取り出す器具もある。テクノ・アシストやソーケン・テクノは、こうした方式別の機器を販売している。

の2024年の工事では、受付をICカード化し、ティーアップ機を交換しながら、埋設ボックス、配管、ボールボックスは残した。工事会社MIST JAPANが、替えた物と再利用した物を公開している。更新費を考えるときは、今ある設備をどこまで使えるかが効いてくる。

資料 [43] [44] [46]

替えた設備と、残した設備が分かる入替事例

MIST JAPAN・2024年2月施工
更新・追加したものそのまま使ったもの
ICカード、フロントレジ、自動釣銭機既設のボールボックス
カードチャージ機、打席状況表示埋設ボックス
ティーアップ機、打席操作タワー既設配管
マット、カーペット従来の企業・地域割引を継続できる設定
松川ゴルフクラブ。施工会社が2024年3月4日に掲載。現在の保守契約、工事額、既存残高の移行費は非公表。 [46]
07

ネットは、網と支柱と昇降装置の一式で考える

ナカダ産業の施工・製品案内には、ネットだけでなく支柱、ワイヤー、電動ウィンチ、昇降用の制御盤が並ぶ。周囲を囲う大きな網は、上げ下げする設備や、それを支える構造物と一緒に維持していく。

JGRAの点検資料も、鉄柱や柱脚、アンカーボルト、ネット・ワイヤーを確認し、必要な補修を行う内容になっている。穴が開いた網の交換だけでなく、点検、塗装、ワイヤー交換、高所での作業が継続して発生する。

資料 [40] [52] [41]

ネットを動かす設備、支える設備

メーカー製品とJGRA点検項目
対象確認される部材・作業
ネット生地糸・網目、摩耗、穴、接合部、補修や張替え
支柱・基礎鉄柱、トラス、柱脚、アンカーボルトの劣化・破断
吊る・上げ下げするワイヤー、滑車、電動ウィンチ、制御盤
点検と補修専門技術者の点検、必要に応じた補修・塗装
強風時の運用降下・営業縮小の指示系統、停止・再開手順
ネット生地の価格だけで全面更新費を比較できない。寸法、素材、構造、工事範囲に応じた見積もりが必要。 [40] [52] [41]
08

地面の人工芝と、打つマットは仕事が違う

打席のマットは、人が立ち、球を打つ面。フェアウェイ側の人工芝や集球マットは、球を回収するための地面でもある。ナカダ産業は、既存の人工芝の上に敷く集球マットを販売している。球の転がりや汚れ、集球溝とのつながりは、交換する面材だけでなく下地や勾配にも左右される。

打席用では、CDI公式通販のショットマットが1枚13,200円、足元用が36,630円。各50枚で税込249万1,500円になる。下地や施工を含まない材料代だ。地面の全面改修と、打席の傷んだ部分の交換は、費用も営業を止める範囲も違う。

資料 [40] [17] [20] [21]

打席マットの公表価格

公式通販の表示価格
商品掲載寸法1枚50枚の材料代
ショットマット310S30×100cm13,200円660,000円
スタンスマット100S100×100cm36,630円1,831,500円
各50枚の合計50打席の仮定—2,491,500円
2026年10月31日確認。CDIの販売条件では税込表示。施工・下地・既存品撤去は含まない。送料は注文条件を確認。 [20] [21] [16]
09

照明は、買った後の電気代まで変える

冒頭の約2,060万円は、岩崎電気が11,400m²を照らすために示した参考プラン。機器、取付、調整、旧器具の撤去を含む一方、配線工事、廃棄処分、経費は含んでいない。どの工事まで入った金額かを確認しないと、別の見積書と比べられない。

古い事例もある。の2014年のLED更新資料では、打席照明を含む消費電力が27.56kWから10.365kWへ下がった。約62%の削減である。今のすべての施設が同じだけ下がるという意味ではないが、照明は初期費用と、その後の支払いの両方を動かす設備だ。

資料 [38] [39]

メーカーが公開する照明更新の参考プラン

岩崎電気のモデルプラン
項目掲載内容
照明面積11,400m²
投光器400クラス20台+910Wタイプ5台
掲載消費電力の合計約13kW
更新概算約2,060万円(取付費を含む)
含む機器、雑材料、器具・制御盤の取付、調整、既設器具撤去
含まない配線工事、廃棄処分、経費
特定施設の契約額や全国相場ではない。確認ページに税区分の明記なし。配線工事費、廃棄処分費、経費を含まないため「総工事費2,060万円」とはしない。 [38]

2014年の照明更新例:全体の消費電力

メーカー公表の施工前後比較
更新前・全体
27.56kW
LED更新後・全体
10.37kW
項目kW
更新前・全体27.56
LED更新後・全体10.37
河内ゴルフ倶楽部の2014年10月納入、同年12月資料。打席照明を含む全体は約62%削減。資料の約69%は投光器部分の数字。現在の標準的な削減率ではない。 [39]
10

受付も、球を出す機械とつながっている

カードの発行、入金、打席の指定、割引、球の払い出しまで、受付と打席機器は連動する。松川の更新では自動釣銭機やチャージ機も入り、早朝営業用の簡易チャージ機を追加した。日本シー・エー・ディーは、2026年7月の川越ゴルフガーデン、8月のロンドゴルフなどでQR対応の施工例を掲載している。

機械を新しくするときには、古いカード残高や割引、既存機との接続も引き継ぐ。無人の時間を増やすなら、球が出ない、入金できない、通信が止まるといった時の対応まで決めておく必要がある。

資料 [46] [43] [45]

11

夏も冬も営業する設備と、インドアの機器代

は、スタンド型ファンを1打席1台。スポットクーラーの設置が難しかったはミスト。は2026年7月に休憩所のクーラーを追加した。半屋外の打席を冷やすのか、休む場所を冷やすのかでも工事は変わる。

冬の暖房もある。は、1・2階に遠赤外線暖房を置き、夏は同じ階の全打席へ業務用スポットクーラーを設置すると案内する。季節を通じて使う打席では、暖冷房の台数や電源も設備計画に入る。

インドアは、計測器に加えてスクリーン、プロジェクター、防護、空調などが要る。SDRの正規取扱会社には税込418万円の機器、33万円の専用ティーアップ機、165万円の可動床という表示がある。機器一台の値段と、営業できる部屋に仕上げる費用は、見積もりの範囲をそろえて比べたい。

資料 [48] [49] [50] [47] [51] [55]

夏冬の営業を支える冷暖房の事例

メーカー・施設の公表事例
施設導入したもの確認できる理由・場所
グリーンアリーナ玉手山スタンド型ファンを1打席1台半屋外。設置・シーズンオフの片付けを重視
一里山ゴルフセンター打席のミストシステムスポットクーラーの設置が難しかったと説明
井高野ゴルフセンター休憩所のスポットクーラー2026年7月、ショートゲーム練習場へ追加
タイムジップス24遠赤外線暖房/業務用スポットクーラー1・2階。夏のクーラーは同階の全打席
効果は各発表の説明。導入費、入場者の増加率、健康被害の予防効果を編集部が測定したものではない。 [48] [49] [50] [55]

インドア機器の価格は、本体と付属設備を確認する

SDR正規取扱会社の販売表示
商品税込表示条件・用途
SDR418万円練習・ラウンドの総合機種
SDR FRESH308万円練習中心、4台以上購入の条件
専用オートティーアップ機33万円SDRと連動するオプション
リアルプレート165万円傾斜を再現する可動床
SDR JAPANの確認時掲載額、税込。工事・内装・保守・ソフト等の見積もり範囲は別途確認。FRESHはSDRを含め4台以上購入の条件がある。 [47]
12

施設数は減っても、既存施設の更新や追加導入がある

JGRAの屋外施設数は2022年10月2,364、2026年1月30日2,259。全国の施設総数は減る一方で、今回見た会社は、既存施設の球や機械を継続して供給し、照明、受付、暑さ対策の更新も受けている。インドアの数には調査方法の変更があるので、前年差をそのまま開業数にはしなかった。

GDの保存版では、打席数が記載された屋外2,011施設の中央値は48打席、インドア1,260施設では3打席。施設数だけで設備需要を比べても、必要な球数や打席機の台数がずいぶん違う。

資料 [5] [8] [24]

JGRAが公表した屋外練習場数

業界団体の調査
2022年10月
2,364施設
2023年10月
2,322施設
2025年1月
2,299施設
2026年1月30日
2,259施設
項目施設
2022年10月2,364
2023年10月2,322
2025年1月2,299
2026年1月30日2,259
調査時点をそのまま表示。2025年度に調査方法変更。2026年表の前年比較には改訂値が使われており、古い公表値との差とは一致しない。 [5] [6] [7] [8]

屋外練習場は何打席の施設が多いか

GD保存データの集計
1〜9
23施設
10〜29
371施設
30〜49
620施設
50〜99
853施設
100以上
144施設
項目施設
1〜923
10〜29371
30〜49620
50〜99853
100以上144
打席数の記載がある2,011施設のみ。GD掲載標本の分布で、全国の全施設を抽出した統計ではない。 [24]
13

売上を公表している会社から、継続課金の規模を追う

打った球の軌道を画面へ出すトップトレーサー・レンジは、国内導入が2021年末59施設から2026年3月末142施設へ増えた。国内展開を担うゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の練習場事業売上は、2023年15.55億円、2024年17.05億円だった。

GDOは対象打席数に応じた固定料金と、利用者数に応じた従量課金を説明している。この17.05億円は一社の事業売上で、球、ネット、照明を含む設備業界全体の金額ではない。機械の購入・工事と、利用を続けるための契約料金を、同じ予算表で確認したい。

資料 [1] [3] [9]

GDO国内練習場ビジネスの年間売上

会社開示
2023年
15.55億円
2024年
17.05億円
項目億円
2023年15.55
2024年17.05
全国の設備・消耗品市場の総額ではない。2024年決算資料p.21の通期表示値。単独の営業利益は示されていない。 [3]

トップトレーサー・レンジの国内導入施設数

GDO公表値
2019-12
12施設
2020-12
29施設
2021-12
59施設
2022-12
94施設
2023-12
116施設
2024-12
130施設
2025-03
133施設
2026-03
142施設
項目施設
2019-1212
2020-1229
2021-1259
2022-1294
2023-12116
2024-12130
2025-03133
2026-03142
各年末または表示月末の導入施設数。販売台数・年間新規契約数ではない。2026年3月末値は同年4月の発表。 [2] [1] [3] [4] [9]
14

使われた機械やマットを、別の施設へ回す仕事もある

テクノ・アシストは、不要になった練習場機器を引き取り、整備して別の施設へ提供すると案内している。ゴルフパートナーも、球、マット、ネットの再整備・再利用・再販を扱う。設備の取引は、新品を納めるところだけでは終わらない。

ゼビオグループが示す想定規模は、レンジ球が年約100万球、マットが約4,000枚。ただし、これは計画上の想定で、達成実績ではない。買う側は、移設や修理の費用、残る寿命、部品の供給、保証まで確認して、新品や部分修理と比べる。

資料 [53] [54]

使われた機械・球・マットにも取引がある

各社の取扱い・事業発表
会社・取組み公表されている内容
テクノ・アシスト不要機器の引取り、整備、別施設への再提供
ゴルフパートナーのリユース事業レンジ球、練習マット、ネットなどを再整備・再利用・再販
ゼビオが示す年間の想定規模レンジ球約100万球、練習マット約4,000枚
ゼビオの数量は「年間リユース想定規模」であり、達成済みの販売・回収実績ではない。中古品の性能や保証は商品ごとの確認が必要。 [53] [54]
15

更新の予算には、球の補充と故障も入れる

年に何球を補充するのか。マットはどの打席から替えるのか。ネットの点検、照明の交換、保守の出張費、計測サービスの月額はいくらか。買う時だけでなく、翌年以降に払う物を書き出すと、更新の順番を決めやすくなる。

混む時間に機械が止まれば、修理代に加えて客を受けられない場合もある。逆に、配管やボールボックスを残せるなら工事を抑えられる。現在の購入・補充・故障記録を見積書と合わせれば、「一式いくら」だけでは分からない支出まで比べられる。

資料 [46] [15]

複数年の事例で追う、設備の更新内容

公表された個別事例
時点公表された内容
2014年10月河内ゴルフ倶楽部が水銀灯・蛍光灯からLEDへ更新
2024年2月松川ゴルフクラブがIC化・打席機更新。配管などは再利用
2025年3月やまびこがRP-1200などをゴルフフェアへ出展
2025年7月掲載新富ゴルフプラザが月1万球のコース球交換を説明
2026年3月やまびこがRTK仕様の芝刈機・集球機の展示を発表
2026年7〜8月施工日本シー・エー・ディーが川越・ロンドのQR対応更新例を掲載
2026年7月井高野ゴルフセンターが休憩所へクーラーを追加
業界全体の普及率や売上推移を示す年表ではない。機械の世代、更新方法、球の維持、運営設備の変化を追った。 [39] [46] [33] [36] [37] [45] [50]

出典・参考資料

  1. GDO 2022年12月期決算説明資料 [1] · 2026年10月31日確認
  2. GDO 2021年12月期決算説明資料 [2] · 2026年10月31日確認
  3. GDO 2024年12月期決算説明資料(TDnet配信PDF) [3] · 2026年10月31日確認
  4. GDO 2025年第1四半期決算説明資料(TDnet配信PDF) [4] · 2026年10月31日確認
  5. JGRA 2022年度事業報告 [5] · 2026年10月31日確認
  6. JGRA 2024年度総会資料・2023年10月施設数 [6] · 2026年10月31日確認 · 公式ページのWeb本文を確認。取得原本の保存なし。
  7. JGRA 2024年度事業報告・2025年1月施設数と価格改定調査 [7] · 2026年10月31日確認
  8. JGRA 全国練習場施設数調査・2026年1月30日 [8] · 2026年10月31日確認
  9. GDO 2026年TTR大会発表・導入142施設 [9] · 2026年10月31日確認
  10. GDO 加藤農園35ヤード・22打席導入 [10] · 2026年10月31日確認
  11. GDO 練習場向けToptracer導入案内 [11] · 2026年10月31日確認
  12. GDO 2026年デジタル会員証・欅ゴルフクラブ [12] · 2026年10月31日確認
  13. GDO 上場廃止とIR資料の公表範囲 [13] · 2026年10月31日確認
  14. CDI ゴルフボール洗浄機仕様 [14] · 2026年10月31日確認 · 公式ページのWeb本文を確認。取得原本の保存なし。
  15. CDI アフターサービス [15] · 2026年10月31日確認 · 公式ページのWeb本文を確認。取得原本の保存なし。
  16. CDI 公式ショップ販売者情報 [16] · 2026年10月31日確認
  17. T-SPORTS 自動送球システム [17] · 2026年10月31日確認
  18. ゴルフパートナー 練習場製品紹介 [18] · 2026年10月31日確認
  19. ナガノ 練習場設備とメンテナンス [19] · 2026年10月31日確認 · 公式ページのWeb本文を確認。取得原本の保存なし。
  20. CDI公式通販:カールSTショットマット310S [20] · 2026年10月31日確認
  21. CDI公式通販:カールSTスタンスマット100S [21] · 2026年10月31日確認
  22. タムテック運営会社・事業内容 [22] · 2026年10月31日確認
  23. TTR公式:久我山ゴルフの設備と利用料金 [23] · 2026年10月31日確認
  24. GD練習場DBの保存版から編集部集計 [24] · 2026年10月31日確認 · 閉鎖表示を除いた4,242施設。集計値のみ掲載。未記載は設備なしと扱わない。
  25. ダンロップ公式店:スタンダードSFの構造・耐用指数 [25] · 2026年10月31日確認
  26. ダンロップ公式店:DDHソフト420の構造・耐用指数 [26] · 2026年10月31日確認
  27. ダンロップ公式店:250球商品の表示価格と販売条件 [27] · 2026年10月31日確認
  28. 新大ゴルフ:新品レンジ球の種類・数量別注文・納期 [28] · 2026年10月31日確認
  29. 新大阪ゴルフ商会:中古・再塗装・混合球の表示価格 [29] · 2026年10月31日確認
  30. テックウインド:Levanceの仕様・ロット・納期 [30] · 2026年10月31日確認
  31. アイゴルフ:レンジ球・コース球の販売と最小数量 [31] · 2026年10月31日確認
  32. ブラボー!ル:中古レンジ球のロゴ入れ・販売 [32] · 2026年10月31日確認
  33. 新富ゴルフプラザ掲載の対談:コース球の選別と月次交換 [33] · 2026年10月31日確認
  34. やまびこ:RP-1200の希望小売価格・集球能力 [34] · 2026年10月31日確認
  35. やまびこ:ロボット集球機の導入設備とドロップピット [35] · 2026年10月31日確認
  36. やまびこ:2025年ゴルフフェア出展製品 [36] · 2026年10月31日確認
  37. やまびこ:2026年RTK仕様の芝刈機・集球機展示 [37] · 2026年10月31日確認
  38. 岩崎電気:練習場照明の参考プラン・更新概算 [38] · 2026年10月31日確認
  39. アイリスオーヤマ:河内ゴルフ倶楽部2014年照明更新例 [39] · 2026年10月31日確認
  40. ナカダ産業:防球ネット・昇降設備・グラスシート [40] · 2026年10月31日確認
  41. JGRA:ネット支柱の点検・塗装と適合施設チェックリスト [41] · 2026年10月31日確認
  42. ナガノ:2025年のワイヤー交換・ネット補修工事 [42] · 2026年10月31日確認 · 公式Web本文を確認。取得原本は未保存。
  43. テクノ・アシスト:送球・ティーアップ・カード・入金機 [43] · 2026年10月31日確認
  44. ソーケン・テクノ:ティーアップ機・ボールキーパー [44] · 2026年10月31日確認
  45. MIST JAPAN:2024年松川ゴルフクラブ更新の再利用範囲 [46] · 2026年10月31日確認 · 公式Web本文を確認。取得原本は未保存。
  46. SDR JAPAN:機器・オプション販売価格と購入条件 [47] · 2026年10月31日確認
  47. スイデン:グリーンアリーナ玉手山の打席ファン導入 [48] · 2026年10月31日確認
  48. イマギイレ:一里山ゴルフセンターのミスト導入 [49] · 2026年10月31日確認
  49. 井高野ゴルフセンター:2026年7月の休憩所クーラー増設 [50] · 2026年10月31日確認
  50. パナソニックコネクト:ゴルフランドの映像機器導入 [51] · 2026年10月31日確認
  51. JGRA 適合施設チェックリスト(強風時の安全対策) [52] · 2026年10月31日確認
  52. テクノ・アシスト:不要設備の引取り・整備・再提供 [53] · 2026年10月31日確認
  53. ゼビオグループ:レンジ球・マット・ネットの年間リユース想定 [54] · 2026年10月31日確認
  54. タイムジップス24:1・2階の遠赤外線暖房機 [55] · 2026年10月31日確認