ゴルフ百科事典

スイング中の足圧中心(COP)と体の重心は、同じように動く?

地面反力・足圧

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まず答え

大まかな移動パターンは強く似ますが、同じものではありません。低ハンデ22人のドライバー研究では、と身体重心の主要な移動パターンは左右方向でr=0.90、前後方向でr=0.81と強く関連しました。一方で、クラブヘッド速度と関係するは両者で異なりました。

詳しい解説

足圧中心(COP)は、左右の足が床へ及ぼす力の合力がどこに作用しているかを床面上で表す点です。身体の重心(COG)は、身体全体の質量を代表する位置です。どちらも「体重移動」のように見えますが、同じ量ではありません。

Smithらは低ハンデのゴルファー22人がドライバーを打つときの3次元動作と左右別のフォースプレートを同時に計測し、COPと身体重心の動きを比較しました。主要な移動パターンは強く関連し、左右方向でr=0.90、前後方向でr=0.81でした。つまり、全体としてどちらへ動くかという大きな傾向はかなり似ています。

ただし、両者を同じ指標として扱うことはできません。クラブヘッド速度との関係を見ると、COPではダウンスイング付近の移動タイミングや変化率が、身体重心では終盤のタイミングが別々に関係しました。COPは足元での力の作用位置、身体重心は身体全体の質量位置なので、似た動きをしても意味は異なります。

したがって、フォースプレートのCOPだけを見て「身体重心がそのまま同じ軌道を動いた」とは判断しない方が安全です。この研究は低ハンデ22人のドライバーを対象にした観察研究で、特定のCOPや重心軌道を全員の正解として示したものではありません。