ゴルフ百科事典

カートナビがあっても、コース内の方向看板は必要?

コース案内・方向サイン

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まず答え

必要な場所には残した方がいいです。カートナビは案内を補助できますが、次のティーへの分岐や進行方向が分かりにくい場所では、誰でもその場で確認できる方向看板が迷いと進行遅延を減らします。全区間に重複して置く必要はなく、判断が分かれる地点を優先します。

詳しい解説

カートナビがあるからといって、コース内の方向看板をすべて不要にできるとは限りません。役割が少し違うためです。

案内標識は、初来場者が迷いやすいグリーン出口や分岐などの判断点で役立ちます。ナビだけに依存せず、必要な地点へ分かりやすい行き先を示します。図は実在コースの標識計画や設置寸法ではありません。

R&Aのペース・オブ・プレー手引きでは、コースのが分かりにくく、グリーンを出た後に誤った方向へ進む可能性がある場所では、分かりやすく適切に配置されたサインが、プレーヤーを効率よく移動させる助けになるとしています。つまり方向看板は、単なる情報提供ではなく、迷いによる停止や逆走を減らしてプレーの流れを保つ設備として扱えます。

カートナビは現在位置や次ホール情報を表示できる一方、画面を見ていない瞬間、端末の故障・通信や電源の問題、歩行プレーヤー、カートから離れた場所などでは使えないことがあります。そのため物理看板は、ナビとは別系統の案内として機能します。

ただし、ナビと同じ情報をコース中に大量に重複させる必要はありません。優先するのは、①グリーンから次のティーへ向かう分岐、②複数ホールや管理道路が交差する場所、③初見では進行方向を誤りやすい地点、④安全上、進行方向を明確にしたい場所です。

したがって、カートナビ導入後は「看板を全部残すか全部外すか」ではなく、迷いやすい判断地点に物理看板を残し、細かな距離・ホール情報はナビへ任せる、と役割分担するのが合理的です。