ゴルフ百科事典

ウェッジのソールを削るカスタム加工は、競技で使える?

クラブカスタム・適合性

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まず答え

使える場合があります。ソールを削ること自体が一律禁止なのではなく、加工後のクラブが用具規則に適合していることが必要です。ラウンド中に性能特性を意図的に変え、その状態でストロークするのは認められません。

詳しい解説

ウェッジのソールを削って形状を変える「」は、それだけで自動的にルール違反になるわけではありません。大事なのは、加工した後のクラブが用具規則に適合しているかです。

USGAのRule 4.1では、ストロークに使うクラブは新品の状態だけでなく、性能特性が変更された場合も用具規則に適合している必要があります。性能特性にはクラブヘッドやロフト、ライなど、クラブの働きに影響する要素が含まれます。したがって、ラウンド前にソールを削ったウェッジも、加工後の状態で規則に適合していれば使用できます。

一方、削り方によっては適合性に影響します。たとえば加工がフェースや溝へ及んだり、ヘッド形状が用具規則の要件から外れたりすれば、そのクラブは使えません。市販モデルが元々適合していたとしても、加工後の個体が自動的に適合すると考えるのは危険です。

また、ラウンド中は別の制限があります。Rule 4.1a(3)は、ラウンド中にクラブの性能特性を意図的に物理変更し、そのクラブでストロークすることを禁止しています。つまり、事前に仕上げたカスタムグラインドと、ラウンド中にその場で削って性能を変える行為は分けて考える必要があります。

競技で使う予定の大きな加工や、フェース・溝に近い加工を行った場合は、見た目だけで判断せず、メーカーやUSGA・R&A、競技委員会へ適合性を確認するのが安全です。