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リールモアの設定刈高が同じでも、濡れたグリーンでは実際の刈高が下がる?

刈込み・リールモア設定

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まず答え

下がることがあります。グリーンが軟らかく濡れていると、芝刈機のローラーや刈取ユニットが表面へ沈み込み、設定値より低い位置で葉を切る状態になりやすいためです。特に低いではわずかな沈み込みでもにつながるので、乾いた時と同じ設定をそのまま使わない判断が必要です。

詳しい解説

芝刈機の作業台で合わせた刈高と、実際のグリーン上で芝が切られる高さは必ず同じではありません。表面の硬さ、凹凸、芝の密度、ローラーの形状などによって、現場での実効的な刈高は変わります。

刈取ユニットが沈むと、整備台での設定が同じでも実際の刈る位置が低くなり得ます。図の破線は沈む前の共通基準面で、ユニット全体を同じ量だけ下げています。実機の形状・設定寸法・芝の変形量は再現していません。

USGAは、雨などでグリーンが軟らかいと、刈取ユニットが表面へ沈み込み、実際の刈高が下がってスキャルピングしやすくなると説明しています。グリーンはもともと非常に低く刈られているため、数値としては小さな沈み込みでも葉や生長点へ与える影響が大きくなります。特に排水が悪い低い場所やグリーン外周は、同じグリーン内でも軟らかさが違うため局所的に傷みやすくなります。

この問題は、リールとベッドナイフの刃合わせが悪いこととは別です。刃合わせが適正でも、機械全体が軟らかい表面へ沈めば切る位置は低くなります。逆に刃合わせや刃の切れ味が悪ければ、葉を引きちぎる別の問題が加わります。

USGAは、湿った軟らかいグリーンで傷みが出る場合、無理に通常どおり刈らない、刈高を一時的に上げる、沈み込みにくいソリッド型の前ローラーを使うなどの対応を紹介しています。どの方法が適切かは、、表面の硬さ、排水、機械の種類で変わります。

したがって刈高管理では、機械の設定値だけでなく、現場で実際にどの高さで切れているかと、切った後にスキャルピングや傷みが出ていないかを確認します。濡れた日は『設定が同じだから条件も同じ』とは考えず、表面の支持力まで含めて判断する必要があります。