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グリーン用リールモアの設定は、何を基準に決める?

刈込み/リールモア設定

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まず答え

ベンチ上のだけでは決めません。実際の芝面での刈高、リールとベッドナイフの切れ味・接触、ベッドナイフの角度、芝の密度や凹凸、求める転がりを見て調整します。攻撃的すぎる設定は低く均一に刈れたように見えても、や葉の傷みを増やします。

詳しい解説

グリーン用のリールモアは、回転するリール刃と固定されたベッドナイフの間で芝葉をはさみ、はさみのように切ります。USGAは、グリーンモアではこの2つの部品を日常的に確認・調整し、良い切断品質を保つ必要があると説明しています。

設定でまず見るのは刈高ですが、整備台の上で測る「ベンチ刈高」と、実際の芝面で切られた高さは同じとは限りません。芝の密度、量、地面の凹凸、ローラーの沈み込み、ベッドナイフの角度などで実効刈高が変わります。そのためプリズムゲージなどで実際の切断位置や葉先の状態を確認することが有効です。

刈取ユニットが沈むと、整備台での設定が同じでも実際の刈る位置が低くなり得ます。図の破線は沈む前の共通基準面で、ユニット全体を同じ量だけ下げています。実機の形状・設定寸法・芝の変形量は再現していません。

また、ベッドナイフの攻撃角やベッドバーの位置は、モアの「攻撃性」を変えます。設定が攻撃的すぎたり、ベッドナイフ下面と芝面の余裕が小さすぎたりすると、や起伏、旋回後の着地などで芝を削るスキャルピングが起こりやすくなります。USGAは、ベッドナイフ下面と芝の上端のクリアランスを確保することの重要性を示しています。

したがって、設定の目的は単に最も低く刈ることではありません。狙う刈高と転がりを満たしながら、葉をきれいに切り、芝が回復できる範囲で均一な面を作ることです。刃の摩耗や芝の成長、暑熱・乾燥、表面の軟らかさは日々変わるため、同じ設定を固定せず、実際の切断状態を見て調整します。