ハーフ休憩の 昼食を 食べすぎると、 後半の プレーに 影響する?
ラウンド中の食事・集中
まず答え
影響する可能性はあります。一般の実験では、通常より大きい昼食後に注意課題のミスが増えた例があり、食後には眠気が強まることも確認されています。ただし、ゴルフの後半スコアを直接比べた研究ではないため、食べすぎれば必ず崩れるとは言えません。
詳しい解説
ハーフ休憩の昼食後に「身体が重い」「集中しにくい」と感じることはありますが、食事量とゴルフの後半成績を直接比較した研究は確認できません。一方、食後の注意力や眠気を調べた実験はあります。
1991年の研究では、女性35人を通常量、必要量より約40%多い昼食、約40%少ない昼食の3群に分け、食前後の注意課題などを比較しました。主観的な眠気や気分の変化は食事量で大きく変わりませんでしたが、量の多い昼食を食べた群では、通常量・少量の群より集中注意や探索課題のミスが多くなりました。
別の1998年の研究では16人を対象に、食事の前後で客観的な眠気を測定しました。食後1時間半では食前より眠りに入りやすくなり、食事後に眠気が増える現象が確認されました。この研究では脂質と炭水化物の比率による差は確認されていません。
ゴルフでは後半に、クラブ選択、距離判断、風の読み、ルーティン、歩行などを続けます。そのため、食後の眠気や注意力低下が起きる人では、判断や集中へ影響する可能性はあります。ただし、昼食量だけで後半スコアが決まるわけではなく、暑さ、水分、前半の疲労、睡眠、アルコール、休憩時間など他の条件も関係します。
実用上は「満腹になるまで食べる方が良い」「昼食を抜く方が良い」という固定ルールにはせず、自分が食後に重さや眠気を感じる量を把握し、後半開始時に強い満腹感が残らない量へ調整するのが現実的です。
したがって、食べすぎは後半へ影響し得ますが、一般の食後研究から推測できる範囲であり、ゴルフ特有の最適量やスコアへの影響量までは確定していません。