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上級者は初心者より、ダウンスイング中の身体重心の軌道が直線的?

重心・動的バランス

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まず答え

小規模研究では、上級者の方がダウンスイング序盤の身体重心の軌道がより直線的でした。上級者は最大腕速度の時点での重心変位も小さかった一方、対象は18人で上級者は4人だけなので、「重心を直線に動かせば上達する」とは言えません。

詳しい解説

ダウンスイング中の身体重心(COM)は、上級者ほど無駄なく直線的に動くのでしょうか。Wrobel、Marclay、Najafiの2012年研究では、18人の健康なゴルファーを上級4人、中級7人、初心者7人に分け、同じドライバーで3球ずつ打ってもらい、3次元動作計測で重心の動きを比較しました。

その結果、上級者は中級者・初心者より、ダウンスイング序盤のCOM軌道の直線性が高いと報告されました。また、最大腕速度に達した時点でのアドレス位置からのCOM変位も、上級者の方が小さくなっていました。

ただし、これは技能差と重心軌道の関連を見た横断比較です。上級者4人という小さな集団で、3球だけの測定でもあります。そのため、「重心を一直線に動かす練習をすれば上達する」「が小さいほど常に良い」と因果や処方まで広げることはできません。

実用上は、重心軌道だけを目標にするより、、出球、クラブ速度、バランスと合わせて見る方が安全です。本人の通常スイングの中で、良い球と悪い球でCOMの動きがどう違うかを比較する用途には向いています。