低ハンデの ゴルファーは、 高ハンデより 左右方向の 地面反力ピークも 早い?
地面反力・技能差
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まず答え
その傾向が報告されています。男性28人を低ハンデ群と高ハンデ群に分けた研究では、低ハンデ群はトップからインパクトまでの区間で左右方向の地面反力ピークがより早く、内向き方向のピークもバックスイングとトップからインパクトの区間で早く現れました。ただし横断比較なので、ピークを意図的に早めれば上達するとは言えません。
詳しい解説
地面反力は上下方向だけでなく、地面に沿った左右方向にも生じます。Queenらは男性ゴルファー28人を、ハンデ9未満の低ハンデ群と9超の高ハンデ群に分け、左右それぞれの足で3次元地面反力の大きさとピーク時刻を比較しました。
スイングは、アドレスからトップ、トップからインパクト、インパクトからフォロースルーの3区間に分けて解析されています。その結果、低ハンデ群は高ハンデ群より、トップからインパクトまでの区間でlateral方向の地面反力ピークが早く、medial方向のピークもバックスイングとトップからインパクトの区間で早く現れました。垂直方向でも低ハンデ群のピークは全体として早い傾向が報告されています。
つまり、技能差は『どれだけ強く地面を押すか』だけでなく、『横方向の力がいつ最大になるか』にも現れる可能性があります。ただし、この研究は男性28人を一時点で比べた横断研究です。ピーク時刻を早める練習をすればハンデが下がる、という因果を示したものではありません。
実用上は、横方向の反力ピークを単独の正解値として合わせるより、同じ人の中でピーク時刻、骨盤・胸郭の動き、クラブ速度、打点や球筋がどう連動するかを同じ条件で見る方が安全です。