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パット練習にご褒美や罰を付けると、技能は定着しやすくなる?

練習設計・報酬と保持

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まず答え

ご褒美や罰を付ければ、必ず技能が定着するとは言えません。パットを使った研究では、報酬・罰・どちらもない条件で、練習後の成績に明確な差が確認されませんでした。やる気と長期的な学習効果は分けて見ます。

詳しい解説

練習で成功に報酬を与えたり、失敗に罰を付けたりしても、それだけで技能が定着しやすくなるとは限りません。

Bacelarらの研究では、見た刺激から二つのターゲットのどちらへパットするかを選び、そこへ打つ課題を使いました。報酬、罰、どちらもない条件で練習し、直後、24時間後、7日後に成績を調べています。

練習後には正しいターゲットを選ぶ頻度とパットの正確さが改善しましたが、その改善は報酬・罰の条件によって違いませんでした。また、動機づけの得点は直後の成績を説明しても、長期の保持は説明しませんでした。

これは、あらゆる報酬が無意味、という結論ではありません。今回の視覚判断とパットを組み合わせた課題では、報酬や罰の追加を上達の保証にできなかったという範囲です。子どもへの罰や賭けを勧める根拠にもなりません。

練習を続ける工夫と、技能が残ったかの確認を分けます。ご褒美で取り組みやすくなっても、翌日や一週間後に同じ課題をできるかまで見て、学習効果を判断します。