ゴルフ百科事典

1回の練習の中でも、短い休憩を挟む方が覚えやすい?

練習配分・休息

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まず答え

短い休憩を入れれば必ず覚えやすくなる、とは言えません。ゴルフでは練習を分散した方が集中してまとめて行うより保持が良かった研究がありますが、1回の練習内で何分・何球ごとに休むのが最適かは十分に確立していません。や注意低下が出る前に区切り、休憩後と翌日の再現性で調整するのが実用的です。

詳しい解説

練習の休み方を考えるときは、「その場でうまく打てるか」と「時間がたっても残るか」を分けて考える必要があります。休まず打ち続ける集中練習と、間隔を空ける分散練習では、練習中の見た目が同じでも、後日の保持が変わることがあります。

ゴルフパッティングを使ったDailとChristinaの研究では、練習を分散した群は、まとめて練習した群より練習中だけでなくでも良い成績を示しました。この研究は「休みを入れる考え方」が学習に関係し得る根拠になります。ただし、主に練習を時間的に分散する設計を比べた研究で、1回の練習中に30秒、1分、3分など、どの長さの休憩が最適かを直接決めた研究ではありません。

一般的な視覚運動学習の研究では、60分連続で練習する群と、15分ずつ4回に分けて間に休憩を入れる群を比べたところ、最終的な運動成績には明確な差が出なかった一方、連続練習群では脳活動からみた認知的負担が大きいことが示されました。つまり、休憩は疲労や注意負担を抑える可能性はありますが、「短い休憩を入れるほど学習量が増える」とまでは言えません。

ゴルフ練習では、球数を稼ぐために疲れたまま連続して打つより、・狙い・の判断が雑になってきたら一度区切る方が合理的です。ただし、毎回長く休んで練習密度を下げすぎる必要もありません。

実用上は、同じ総球数で「ほぼ連続して打つ日」と「数球〜1セットごとに短く休む日」を比べ、練習中の成功率だけでなく、休憩後や翌日に同じ課題を再現できるかを見ます。休憩は魔法の上達法ではなく、質の低い反復を増やさないための練習設計として使うのが適切です。