5番アイアンで 足圧を 足の 内側へ 寄せると、 クラブヘッド速度や インパクト時の クラブ角度は 変わる?
足圧・介入
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まず答え
少なくとも即時には、明確な変化は確認されていません。PGAコーチ8人を対象にした研究では、足圧を足の内側へ寄せる口頭介入の前後で、5番アイアンのインパクト時クラブ速度とクラブ角度は変化しませんでした。足圧を変えること自体が、すぐにクラブ性能を上げるとは言えません。
詳しい解説
足裏の圧を「内側へ寄せる」と、下半身が安定してクラブの動きまで変わるのでしょうか。Fauxらの2019年研究では、PGAコーチ8人が5番アイアンを5球打った後、足圧を足の内側へ寄せるよう口頭で介入され、さらに5球を打ちました。9台のカメラによる3次元動作計測と左右のフォースプレートで比較しています。
研究では、インパクト時のクラブ速度とクラブ角度で評価したパフォーマンスは、介入前後で変化しませんでした。つまり、足圧の意識を内側へ寄せても、それだけでヘッドスピードやインパクトのクラブ姿勢が直ちに変わるとは確認されませんでした。
一方、この研究では1人だけが1年間の介入後にも再測定され、その人ではダウンスイング終盤の左右荷重配分が変化しました。ただし、これは1人の事例なので、長期間続ければ誰でも同じ変化が起きるとは言えません。
実用上は、「足圧を内側へ寄せれば飛ぶ」と固定するより、本人のバランスや足圧分布が変わった結果として、クラブ速度・打点・出球が実際に良くなるかを個別に確認する方が安全です。この研究は即時介入が8人、長期追跡が1人と小規模で、効果の有無を最終確定する資料ではありません。