グリーンの 目砂は、 サッチを 分解して 減らしているの?
目砂・有機物管理
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詳しい解説
芝は成長すると、根や茎、葉などの有機物を表層へ供給し続けます。一部は微生物に分解されますが、生成量が分解量を上回るとサッチや表層有機物として蓄積します。
目砂の砂そのものが有機物を化学的に分解するわけではありません。USGAは、軽く頻繁な目砂によって、増えてくる有機物へ砂を継続的に混ぜ、濃い有機物層へ固まるのを防ぐことを「希釈」として説明しています。砂の割合が適切に保たれると、表層の孔隙や水・空気のバランスが保ちやすくなり、軟らかくスポンジ状になるのを抑えられます。
一方、コアエアレーションは中空タインで土壌のプラグを抜くため、有機物を物理的に外へ取り除く働きがあります。その穴へ砂を戻すことで、除去と希釈を組み合わせられます。ソリッドタインのように土を抜かない方法は通気には役立ちますが、有機物除去量は同じではありません。
したがって目砂管理では、1回だけ大量に砂を入れるのではなく、芝の成長量や有機物の蓄積速度に合わせて量と頻度を調整します。目的はサッチを『消す』ことではなく、有機物が過剰に集中しない表層を作り続けることです。