ティー設計・攻略角度
ティー位置が変わると、同じホールでも攻略ルートは変わる?
変わります。ティーが前後・左右へ動くと、ハザードまでのキャリー、フェアウェイの見える幅、ドッグレッグへの角度、次打で狙いやすい側が変わるためです。ティー変更は単に距離を増減するだけでなく、同じホールの安全策と攻め方そのものを変えることがあります。
変わります。ティー位置は、単にホールの距離を長くしたり短くしたりするだけではありません。打ち出す場所が変わることで、フェアウェイやハザードに対する角度そのものが変わります。
たとえばティーが左右へ動くと、バンカーや池を避けるための線、ドッグレッグの内側・外側への見え方、フェアウェイの見かけの幅が変わります。同じ着弾地点を狙っていても、あるティーからは広く見え、別のティーからはハザード越しの狭い線に見えることがあります。その結果、安全に置きやすい側や、次打でグリーンを狙いやすい側も変わり得ます。
前後へ動く場合は、必要なキャリーやハザードとの距離関係が変わります。前のティーでは越えられるバンカーが後ろでは強制キャリーになったり、逆に後ろからはちょうど着弾域に入るハザードが、前からは越えてしまうこともあります。使うクラブが変われば、想定する着弾位置や次打の距離も変わります。
USGAは、設計家がティー位置を決める際に、眺め、角度、高低差、安全性、向き、長さなどを検討すると説明しています。ASGCAの複数ティーの取り組みでも、単にホールを短くするのではなく、プレーヤーのキャリー距離に合う位置から、元の設計意図や挑戦性を保ってプレーできることが重視されています。
ただし、ティーが少し動いただけで毎回まったく別のホールになるわけではありません。日々のティーマーカーの小幅な移動は距離や角度を微調整する程度のこともあります。大きく離れた複数ティーでは戦略差が大きくなりやすく、最適なルートはホール形状、風、ピン位置、自分のキャリーによって変わります。
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