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ゴルフ百科

芝病害・防除管理

芝の病気は、薬剤をまけばすぐ治るの?

いいえ。病害によっては薬剤で進行を抑えられますが、散布した直後に傷んだ芝が元へ戻るわけではありません。病気の種類を見極め、発生しやすい環境も整えながら、芝そのものが再生する時間が必要です。

薬剤は病原菌の活動を抑えたり、新しい感染を減らしたりする手段ですが、すでに茶色く傷んだ葉や根をその場で元通りにするものではありません。病害によっては発症後の散布が有効なものもあれば、症状が出る前の予防が重要なもの、薬剤より管理条件の改善と回復を優先するものもあります。

まず必要なのは、病害なのか、乾燥・過湿・高温などによる生理障害なのかを切り分けることです。病害なら、芝種、気温・湿度、葉が濡れている時間、根域の水分、症状の出方などを見て対策を選びます。必要に応じて薬剤を使いながら、朝露を減らす、排水や散水を調整する、刈込みによる負担を軽くするなど、病害が続きにくい環境へ戻します。

病原菌の活動を抑えられても、見た目やプレー面が戻るには芝の生育が必要です。回復の速さは病害の種類、被害の深さ、季節、芝の生育力で変わります。

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