ゴルフ百科事典

UVカット機能のあるゴルフウェアは、洗濯を繰り返すと効果が落ちる?

UVカット・UPF

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まず答え

必ず落ちるわけではありません。生地によっては最初の洗濯で縮んでUPFが上がることもありますが、長く洗濯を重ねて色落ちや摩耗が進むと、紫外線を遮る性能が下がる場合があります。製品の洗濯表示に従い、薄くなった・伸びた・傷んだ生地は過信しないのが安全です。

詳しい解説

洗濯した回数だけで、UVカット性能が一律に低下するとは言えません。紫外線を遮る力は、生地の織り・編みの密度、厚さ、色、伸び具合、添加されたUV吸収剤などで決まります。

オーストラリア政府の放射線防護機関ARPANSAは、綿を含む生地では最初の洗濯後にUV防護性能が上がることがあると説明しています。洗濯で生地が縮み、繊維のすき間が小さくなることが一因です。一方で、洗濯を何度も繰り返して色あせや摩耗が進むと、UPF(紫外線防護係数)が徐々に下がる場合があるともしています。

さらに、現行のオーストラリア/ニュージーランドのUV防護衣料規格に関するARPANSAの案内では、表示されたUPFは素材の状態に依存し、濡れ、引き伸ばし、通常の摩耗、化学物質への曝露などで防護性能が低下する可能性があると注意されています。

したがって、「10回洗ったら何%落ちる」のような共通の減少率はありません。UVカットが繊維そのものの構造・色・素材によるのか、後加工によるのかでも耐久性は変わります。メーカーが洗濯後のUPF維持回数を明示している製品はその条件を優先し、表示がない製品では洗濯表示を守ります。

実用上は、洗濯しただけで買い替える必要はありません。ただし、生地が薄くなった、強く伸びるようになった、色落ちや毛羽立ち・穴が目立つなど、素材の状態が変わったらUV防護性能も購入時と同じとは考えない方が安全です。ゴルフでは長時間屋外にいるため、衣服だけに頼らず、帽子・日陰・日焼け止めなども組み合わせます。