ゴルフ百科事典

フェスクを使うラフは、ボールの探しやすさと打ちやすさがどう変わる?

芝種とラフのプレー性

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

フェスクという名前だけでは決まりません。背が高くても薄くまばらなら球を見つけて打てる場合がありますが、密生した葉や倒れた茎、雑草が重なると、球探しとクラブをボールへ届けることが難しくなります。

詳しい解説

フェスクのラフを見て、背が高いから必ず打てない、細い葉だから簡単に打てる、と決めることはできません。「フェスク」は複数の草を含む呼び名で、実際の難しさには草の密度と育ち方が関わります。

USGAは、薄くまばらなファインフェスクの自然化ラフなら球を見つけ、前へ運べることがある一方、その理想的な状態をどこでも維持できるわけではないと説明しています。水分や窒素が多いと茂り過ぎや雑草の侵入が起こり、雨の多い春には密な葉や高い種穂が増え、倒伏して難しくなることがあります。

別のUSGA管理資料でも、自然化区域の雑草は球を見つけにくくし、見つけた球を打つことも難しくするとされています。見た目が同じような草丈でも、草の間に隙間があるか、ボールが底へ沈んでいるか、後ろに茎や雑草が重なっているかで状況が違います。

球を見つけた後は、芝名よりもボールの沈み方と、フェースまでに入る草の量を確認します。前へ運べる状態なのか、短い区域へ戻すことを優先する状態なのかを分けて判断します。フェスクなら必ず脱出できるという保証や、一律の距離補正はありません。