ゴルフ百科事典

ゴルフ場でいう「フェスク類」とは?

芝種・フェスク

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まず答え

寒地型芝草の一群で、ゴルフ場では細葉のファインフェスク類と、より粗葉で丈夫なトールフェスクなどを区別して使います。特にファインフェスクは少ない肥料や水で維持しやすい種類が多い一方、高温多湿や強い交通への適性は種類・場所で異なります。

詳しい解説

フェスクは一つのの名前ではなく、複数の芝草を含むグループです。ゴルフ場でよく話題になるのは、クリーピングレッドフェスク、ハードフェスク、チューイングフェスク、シープフェスクなどの『ファインフェスク』と、別系統として管理されるトールフェスクです。

USGAが支援したファインフェスク研究では、これらは少ない肥料で維持しやすく、乾燥に強く、深い根系をつくる性質が評価されています。このため、ラフや自然風エリアだけでなく、気候と管理条件が合えばフェアウェイなどで使われることもあります。

ただし『低管理でどこでも育つ芝』ではありません。ファインフェスクは乾いた比較的やせた環境に適応しやすい一方、過剰な散水や肥料、高温多湿、強い交通が重なると密度や品質を保ちにくい場合があります。実際にUSGAの事例では、同じファインフェスクでも日陰や北向き斜面では残り、暑く日射の強い場所では維持が難しかった例があります。

トールフェスクはファインフェスクより葉が粗く、用途や管理特性も異なります。ゴルフ場のラフでは、ファインフェスクとトールフェスクのどちらも低投入管理の候補になりますが、プレー性、気候、、に合わせて選びます。

したがって『フェスク』という名前だけで性能を決めず、どのフェスクか、どの場所で使うかまで分けて考えることが重要です。