グリーンを 測る 道具|スティンプ・GS3・TruFirm・Cleggの 違い
芝・グリーンのまとめ
あとで読む保存した記事へ →
速さを測る道具と、硬さを測る道具では答える問いが違います。グリーンの状態を数字で話すなら、値と一緒に機器名と測定方法を確かめます。
速い、滑らか、真っすぐ転がる、硬い。この四つは同時に良くなるとは限りません。道具の違いを知ると、数値が違う理由と、比較してよい範囲が分かります。
道具と測定項目を対応させる
GS3はセンサーを内蔵した測定球です。スティンプメーターから転がす測定と、専用の落下測定では得られる項目が異なります。転がすだけで硬さまで測るものではありません。
滑らかさは上下方向、真直性は左右方向の不規則な乱れです。傾斜による自然な曲がりと、表面状態による予測しにくい乱れも区別して考えます。
| 道具・方法 | 主な測定項目 | 読み方の注意 |
|---|---|---|
| スティンプメーター | 標準条件での転がり距離 | 実際の傾斜パットの速さそのものではない |
| GS3のロール | 速さ・滑らかさ・真直性 | 距離換算値と上下・左右の乱れを分ける |
| GS3の落下測定 | 硬さ | ロール測定とは別に行う |
| TruFirm | 落下体による変形の深さ | 小さい値が硬い方向 |
| Clegg | 落下時の減速度 | 一般に大きい値が硬い方向 |
機器をまたぐ固定換算はしない
TruFirmとCleggは落下体や測定する量が違います。ある試験で相関があっても、その換算を別の芝面へそのまま使えるとは限りません。
同じ機器、測定位置、落下・ロール手順、時間帯をそろえて継続すると、管理や天候に伴う変化を読みやすくなります。機器を替える際は重ねて測り、自コースでの関係を確かめます。
管理の均一性と、プレーの調整へつなげる
その日の各グリーンと練習グリーンのばらつきを見ることと、毎日同じ値に固定することは異なります。生育や天候が変わるため、一つの目標値だけで品質を判定しません。
プレーヤーは掲示値を基準にしつつ、練習グリーンで距離感と上り・下りを確認します。硬さの値をパットの速度へ置き換えず、アプローチの着弾後の反応は別に観察します。