ゴルフ百科事典

グリーンの「滑らかさ」と「真直性」は何が違う?

グリーン性能・測定

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まず答え

違います。滑らかさは、転がるボールが上下にどれだけ跳ねたり揺れたりするか。真直性は、狙った線から左右へどれだけ不規則にズレるかです。どちらもグリーンの「速さ」とは別の性能なので、速いグリーンでも跳ねたり横にヨレたりすれば、転がりが良いとは言えません。

詳しい解説

「滑らかさ」と「真直性」は、どちらもボールの転がり品質を見る指標ですが、見ている方向が違います。

滑らかさは、ボールが転がる間の上下方向の乱れです。小さな凹凸などでボールが跳ねたり上下動したりするほど、滑らかな転がりではなくなります。

真直性は、左右方向の乱れです。意図した線からボールが不規則にヨレるほど、真っすぐで予測しやすい転がりではなくなります。

上は横から見た上下の乱れ、下は真上から見た左右の乱れです。違いが分かるよう乱れを拡大しています。下の線は表面による不規則なヨレで、傾斜に沿った自然な曲がりを表していません。

USGAのGS3では、から転がした球でグリーン速度・滑らかさ・真直性を同時に測り、硬さは別の落下測定で評価します。つまり、グリーンは「速い・遅い」だけで評価するものではありません。速くても上下に跳ねたり左右にヨレたりすれば転がり品質は低く、速さが控えめでも滑らかで真っすぐな面は作れます。

また、これらの数値は、天候、グリーンの年齢や条件などでも変わります。単一の数値だけでコース同士の優劣を決めるより、同じコースで季節や管理作業の前後を継続して比べる使い方が基本です。