グリーンスピード
スティンプ10フィートなのに、グリーンが遅く感じるのはなぜ?
スティンプ10フィートは「標準器具で測った転がり距離」で、実際の全パットの体感速度ではありません。傾斜、水分、芝の向き、表面の滑らかさ、時間帯などで同じ10フィートでもかなり違って感じます。
スティンプメーターの数値は、できるだけ平坦な場所で標準条件のボールを転がし、転がった距離からグリーンスピードを測る指標です。USGAの手順では反対方向にも転がして平均し、傾斜や風の影響をできるだけ相殺します。
一方、実際のラウンドでは平坦なパットばかりではありません。上り・下り、局所的な傾斜、芝の向き、表面水分、朝露、刈込みやローリングの状態、表面の滑らかさなどが加わります。USGAも、湿った芝は乾いた芝より遅くなり、刈高・刈込み・ローリング・グルーミングなどがボールの転がりへ影響するとしています。
そのため「今日は10フィート」と聞いても、実際にすべてのパットが同じ速さに感じるわけではありません。また、スティンプ値は主に“転がる距離”の指標で、グリーンの硬さや転がりの真直性・滑らかさとは別物です。グリーン状態を見るなら、速さだけでなく水分、硬さ、滑らかさも分けて考える方が実態に近いです。
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